ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

新中3 英語、受動態

2007-04-05 | 本日の授業

Cimg0523

写真は、070313、新中3の英語の授業です。

中学の英語で「過去分詞」が初登場です。
3月は、次の学年の勉強に入っています。

過去分詞を使う文法は、まず受動態(受身形)からです。

今までは、be動詞と一般動詞の過去形がドッキングすることはなかったわけです。

例えば・・・。
He was played basketball.
・・・とか。

正しくは、He played basketball. ですね(過去形)。
この文章は、これにしかなりません。

でも、過去分詞なら、be動詞とドッキングすることが可能です。
Basketball was played by him.
・・・こんな感じです。

基本は、「be動詞+過去分詞」で、「~れる」「~られる」と訳してください。
「by」は「~によって」と訳して、後ろは代名詞の目的格が入ります。

まあ、実際には主語によって受動態はあまり使われないとか。
あまり「by」を使うことはないとか(「by us」「by them」の省略)。
本場の英語には、慣習があるらしいのです。

でも、中学校で勉強する英語については、まず基本だと思って勉強しておきましょう。
そして、あとから「おお、ホントは、この表現ってあまり使わないんだ~」とインプットし直しましょう。
それで充分だと思います。

はじめから、会話的なものばかりを追い求めると、英語のきまりが身につきません。

He was played basketball. の意味は「彼は、バスケットボール、遊ばれた」?
この日本語を、あなたが聞いたらどう思いますか?
「はあ?」と思うでしょう。

つまり、He was played basketball. を外国人が聞いたら・・・。
「What?」と思うでしょう(たぶん)。

中学生は、中学生がやるべき英語を勉強したほうがいいと思います。
最近は、よく使う会話表現も、合わせて勉強したほうがいいですけどね。

ちなみに、外国人とペラペラ喋るには、また違った状況、勉強が必要になります。

周りにいる人が毎日英語を話す(一定期間外国に住む)。
自分が英語を毎日話さなければならない(留学先にて、仕事にて)。
この状況があれば、外国人とペラペラ喋れるようになるかもしれません。

日本で売られている英語の教材(CD)、英会話の授業、リスニング問題のスピード・・・。
実は、ほとんどすべて日本向けに作成して、スピードを落としたものらしいです。
日本だけで勉強していても、外国人とペラペラはちょっとなあ・・・。

中学生のうちにやっておかなければいけない英語の勉強があります。
まずは、土台を作っておきましょう☆

コメント
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