写真は、180613、中1数学の授業です。
埼玉県白岡市・篠津中、第1回定期テストが迫りましたね。
180618&180619です。
2週間前からテスト範囲に戻って勉強しています。
過去問より、規則性の問題を解説しています。
問題「数がある規則にしたがって並んでいる様子を表しています。これについて、次の各問に答えなさい」
● 1番目 -3
● 2番目 +6
● 3番目 -9
● 4番目 +12
● 5番目 -15
(1)10番目は、どんな数になりますか。
(2)n番目の数を、nを使って表しなさい。また、n番目の符号はどうなるか表しなさい。
(2)は、短いですが記述の問題となります。
今回の過去問では、この(2)が最も難しかったですね★
昨年度、100点の子どもが、どのくらいいたのかは不明です。
ただただ計算をすればいいというわけではなく・・・。
考える問題なので、面白いですね。
この日も考えてもらったのですが、正解の答えはありませんでした。
でも、考えることで頭は良くなる気がします。
正解・間違いは、ともかくとして。
「う~ん」と悩む問題にも、ぶつかっていきましょう。
それでは、カンタン目な(1)から見てみましょう。
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● 6番目 +18
● 7番目 -21
● 8番目 +24
● 9番目 -27
● 10番目 +30
答えは、「+30」です。
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見ればわかりますが、九九の3の段で進んでいるだけです。
あと、マイナスとプラスが交互に出てくるという規則です。
「10番目」はすぐなので、ベタに順々に書いてしまいました。
難しい(2)を見てみましょう。
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まず、数について。
規則性の式を発見しましょう。
● 1番目 3×1=3
● 2番目 3×2=6
● 3番目 3×3=9
・・・なので
● n番目 3×n=3n
数についての答えは、「3n」です。
次に、符号について。
● 1番目 -1×1乗=-1
● 2番目 -1×2乗=+1
● 3番目 -1×3乗=-1
・・・なので
● n番目 -1×n乗
符号についての答えは、「(-1)をn回かける」、「×(-1)n乗」などになります。
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この「符号について」の表し方が難しかったですね。
↑確認してみてください。
できなかったときの言い訳で「時間がなかった~」があります。
私も何かで、たまに言っている気がしますが★
基本的に認められませんよ。
テストを解答する時間は、50分なら50分、全員に共通にあります。
自分だけに時間がないわけではありません。
「時間がない」というのは、学力が低いということに近いでしょう。
全員共通の問題を、全員共通の時間を使って・・・。
解き終わることができないわけですから。
「時間がない」の対策としては・・・。
普段の勉強からしっかりやって、スラスラできるようにしておくことです。
かなり当たり前のことですが★
また、「時間がない」別のパターンもあります。
それは、上のような難しい問題に時間を使ってしまい・・・。
他の正解させられるはず問題に、手を付けなかったという場合です。
これは、時間の配分ができていない・・・。
まあ、広い意味で学力が低いということになってしまうでしょう。
やはり、基本的に認められません。
できない問題があった場合は、迷わず飛ばして次にいきましょう。
そして、ひとまず最後の問題まで辿り着きましょう。
「最後まで行かなかった~」というのも、基本的に認められませんよ。
難しい問題を飛ばして、最後の問題まで辿り着いた・・・。
あとの動きは、2つあります。
まずひとつ目は、難しい問題に戻って考えることです。
これは比較的、まだ時間が残っているときの動きですね。
しかも、他の解いた問題は正解しているはずの場合です。
じっくり考えると、今度は正解が見えてくるかもしれません。
2つ目は、正解しているかわからない問題の見直しをすることです。
これは、もう時間がなくて・・・。
難しい問題を考えるヒマがないときの動きです。
これで間違いを見つけて、直すことができれば・・・。
そのほうが、得点は高くなることが多いでしょう。
難しい問題を考えていても、結局解けなくて・・・。
得点に結びつかないかもしれませんから。
学力上位層にとっては、定期テストの難しい問題というのは1問程度です。
学校の先生は、1問くらい見たことのない問題を入れたがります★
その配点は、5点程度のことが多いです。
だから、その5点は捨てたとしても・・・。
あとの、できるはずの問題は全て正解させてほしいです。
それには全体の見直しをしたほうが、結局得点は高くなりますよ。
その判断は、全体のでき具合と、難しい問題が解けそうかどうか。
そのあたりを考えて判断してほしいです。
学力上位層の子どもは・・・。
100点狙いで100点、もしくは95点を取れると思いますよ☆
↑定期テスト本番、期待しています☆
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