◆◇◆『いますぐキャラを変えなさい』安河内哲也〔やすこうち・てつや〕著(小学館)◆◇◆
成功を呼ぶブレイクスルーの法則!
はじめは、私が共感した、もしくは紹介したい内容の要約です。
次にアビット新白岡校からの補足となります。
---------------------------------------------------------------------
③100を求めるからゼロしか生まれない
予備校の授業で100を求めると、どうなるか?
講義を重要事項で満載にすることになる。
それには、受講生の予習が必須となる。
でも理想を追い求めすぎると、受講生は・・・。
● 「予習をしていないから出席できない」
● 「予習をしていないから授業がまったく吸収できない」
・・・このような状況になり、ゼロの結果しか生めなくなる。
では、どうしたららいいのか?
● 「予習一切なし」
● 「とりあえず来ればよい」
・・・このようなスタイルの講義を作ってみること。
これは、スポーツジムを真似たもの。
スポーツジムは、タオルと運動着を持っていけばいい。
行ってから運動着に着がえて、運動する。
終わったらシャワーを浴びて、元の服に着がえて帰る。
これなら、学校で忙しい現役生にもストレスなく続けられる。
---------------------------------------------------------------------
教わった内容を自分で勉強すること(復習)。
まだ教わっていない勉強を自分で勉強すること(予習)。
どちらが勉強しやすいでしょうか?
もちろん、前者ですよね。
アビット新白岡校では、子どもに予習を指示することは一切ありません。
ここで言う「予習」というのは・・・。
子どもが他の助けを借りず、自ら未知の(先の)範囲を勉強することです。
大きい理由は、上の文章にもあるように、「ハードルが高い」からです。
詳しい理由の①です。
小中学生で、自分から予習というのは・・・。
学力上位1~2割くらいの子どもしかできないのではと思うからです。
多くの塾は、おそらくそんな塾生ばかりではありません。
予習を指示すると、家庭学習がやりにくくなってしまいます★
詳しい理由の②です。
特に予習をしなくても、わかりやすく教えることができるからです。
要点だけというより・・・。
例題に出ている問題をじっくり丁寧に教えていきますね。
詳しい理由の③です。
少人数で勉強しているからです。
私は、塾生に何度も質問をしながら新しい内容を説明していきます。
一方的に説明するわけではありません。
子どもは「受け身」だけでなく・・・。
授業中は「自分で考えて答える」をしていきます。
理由は以上です。
このように「初めて聞いてもわかる」を心掛けています。
ただし、「わかる」と「できる」は違います。
「できる」ようになるには、自分の練習が必要です。
それは復習として、来週までの宿題となります。
ちなみに、アビット新白岡校のカリキュラムは・・・。
学校よりも、3カ月ほど先取りになっています。
学校の進度から考えると予習とも言えますね☆
「どうせ人間なんてたいしたことないんだから100%にしようなんて思わずに、10%でも5%でも使えるところで使えばいいんです」
(鈴木邦男〔すずき・くにお〕 一水会顧問)
・・・次回ラスト。
---------------------------------------------------------------------
いますぐキャラを変えなさい | |
安河内 哲也 | |
小学館 |