ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

新小6 算数、面積のチャレンジ問題

2007-04-25 | 本日の授業

Cimg0548

写真は、070407、春期講習、新小6算数の授業です。

今回は、けっこう難しい問題を勉強しました。
宿題で出しても難しそうなので、授業で説明しながら解答です。
中学受験で出題されそうな問題ですよ~。

「ブログ・アビット」を読んでくれているオトナのあなた。
まず、写真の左の図をよ~く見てくださいね。
赤い面積の周りの長さを求めるという問題です。

1/4の円の中に、半分の円が重なっている。
半分の円周同士は、中心で交差している。
これに気がつけば、1/4の円の弧と、中の円周のたし算ということがわかるでしょう。

この問題がある程度カンタンなのは・・・。
補助線を書かなくていい、変形させなくていいからです。

写真の右の図を見てください。
今度は、赤い部分の面積を求める問題です。
補助線をどこに引くかヒラメいて、さらに変形させてくださいね。

この問題は、見ているだけではお手上げ状態です。

補助線&変形で、イチバン右の図のようにピタっとドッキングします。
あとは、円の1/4の面積から、直角二等辺三角形をマイナスするだけです。
計算自体は、カンタンなのですね。

とにかく、中学受験でも高校受験でも、出てきますが・・・。
この「補助線を引く」というのが、イチバンの難関なのです。
補助線がヒラメかなければ、問題が解けないことがほとんどです。

私が思うに、モチロン努力すること、多くの問題を解くことも必要ですが・・・。
アタマの柔らかさのようなものも必要な気がします。
つまり、一部の大人を除いて、子どもの頃のほうがヒラメく可能性があるかも?

機会あれば、柔らかいアタマの子どもの頃から、イロイロな問題にあたること。
そして、アタマの中味を鍛えておくことですね。
オトナになったとき、柔軟な考え方、理論的な考え方ができるかもしれません。

私の友達の勤めていた会社では、毎朝1問、中学受験の算数を解くとか。
やはり、柔軟なアタマ、イロイロな方向から物事を考えられるアタマを作りたいのでしょう。
仕事をするようになっても、問題を解く発想、論理的な思考は必要なのです♪

そんなわけで、自分から問題にぶつかっていくこと。
考えて、答えを見つける努力をすること。
この姿勢は、いくつになっても大切なことのようですね☆

コメント
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