写真は、マック「iCon’ Chicken」シリーズの「ディアボロ」です。
「ディアボロ」のメニュー情報は、↓をクリック。
http://www.mcdonalds.co.jp/quality/basic_information/menu_info.php?mid=9075
「ディアボロ」は、美味しいのですが、見た目も味も普通な感じ★
「iCon’ Chicken」シリーズの中では、あまり特徴がありません。
でも、意外なところに特徴がありました。
「ディアボロ」の最大の特徴は、その「名前」だと思います。
「○○バーガー」などのように、ベタな名前ではありません。
「ジャーマンソーセージ」のように、食材がわかる名前でもありません。
このような名前は、今まであまりなかった気がします。
味も食材もわからない、カッコイイ名前を付けると・・・。
一体、どのような影響があるのでしょうか?
私は、プロレスラーの鈴木みのるの言葉を思い出していました。
鈴木みのる公式ブログは、↓をクリック。
http://ameblo.jp/suzuki-minoru/
以前『週刊プロレス』という雑誌にて、鈴木が話していました。
「プロレス技の名前は、観客が想像できるものがいい」
たとえば、鈴木の技に「逆落とし」があります。
なんとなく、わかりますよね?
「まあ、逆さまにして落とすのかな?」とか。
こういう、想像できる技の名前がいいとのことでした。
ちなみに、「逆落とし(&スリーパーホールド)」を解説します。
①相手のバック(背後)に回って、スリーパーホールドをかける
②かけたまま体をずらし、相手の背中の面を、自分の背中で背負う
③そのまま相手を逆さまにして、相手の顔面や腹からマットに叩きつける
④グラウンド状態で、相手のバックからスリーパーをかけ続ける
⑤Give Upか、レフェリーストップで勝利を狙う
・・・あれ? 余計にわからなくなったりして★
ザックリ言うと、基本は「逆さまにして落とす」です。
気になった人は、「鈴木みのるVS佐々木健介」↓をクリック。
http://www.youtube.com/watch?v=uDx6xKE5cPg&feature=related
でも最近は、独創的なプロレス技の名前が増えました。
たとえば「E.V.O」という技があります。
名前だけ聞いて、どんなプロレス技か想像できますか?
プロレスファンでも、知らなければ想像できないでしょう。
これだと、初心者のファンの場合、なおさらわかりにくい。
もしくは、「わからないから、もう観なくていいや」と★
「わかりやすさ」は、新規ファン獲得の重要なポイントですからね。
「ディアボロ」だと、知らない人は想像できないでしょう。
本来は、わかりにくい、新規の人が食べにくいとなるはずです。
ただ、ブランド力のあるところが付けた名前は違うのでしょうね。
CM、HP、チラシなどでも、最大限に伝えることをしています。
世界的な大企業、マクドナルドならではとも言えますが。
「わからないから」ではなく、「サスガ、マックだな~」。
お客さんは、そのように感じているような気がします。
でも、スモールビジネスには、ブランド力がありません。
たとえば、冬期講習に「P-E」などと名前を付けるとします。
おそらく、「なにそれ? わかんない」と見向きもされません★
ちなみに「P-E」は、「Power-Education」の略式名でした(←今、思いついただけ)。
名前は、カッコよければいいというわけではありません。
私の場合は、見てくれる人にわかりやすくが基本です。
そのうち、「あの人が付けた名前なら、カッコイイ」と・・・。
そんな信頼・信用、ブランド力が付いてくるといいなあと思います☆