写真は、110420、小5算数の授業です。
以前から、問い合わせなどではあったのですが・・・。
最近、私立中学受験を視野に入れている保護者の方が増えました。
アビット新白岡校でも、いくつか「特殊算」を勉強していこうと思います。
アビット新白岡校のカリキュラムが、よくできている子ども。
その場合、首都圏摸試の偏差値が【SS 48】程度あるとわかったからです。
普段から学校より上の、中学受験入口用テキストを使っていますからね。
そういう子どもなら、大きい塾で「塾漬け」にならなくても・・・。
【SS 48】までの私立中なら、なんとかなるのではと。
2011年度は、少し実験しているような感じです。
もしかすると、私立中学校受験のための時間も費用も・・・。
今までの常識よりも、かなり短く低いもので済むのでは?
【SS 48】まで限定の「ソフト中受」なら、その可能性もあるかも。
首都圏摸試で【SS 48】までというと、埼玉県白岡町近辺では・・・。
開智未来中【SS 48】、昌平中【SS 43】となりますね。
まず2011年度、イロイロ試していきたいと思っています♪
問題「つるとかめが同じ場所にいます。頭の数はあわせて8、足の数はあわせて26本あります。つるは何羽、かめは何匹いますか」
便利な「面積図」で解くように指導していきますよ。
違う部分の面積に注目する面積図もあるのですが・・・。
おそらく、写真の面積図がイチバンカンタンなので。
(1)欠けた四角をかく
縦軸の左に足4本、縦軸の右に足2本をとります。
横軸の左にカメの数、横軸の右にツルの数をとります。
縦と横を対応させます。
問題文から、わかっている数字も書き込みましょう。
(2)本当はない面積「ア」をかく
ない部分の面積「ア」の縦軸は、足2本。
横軸は、ツルの数□になります。
(3)大きい四角の面積から、実際の足の数を引く
大きい四角の面積は、「カメが8匹すべてだったら」を表します。
その場合は、「8匹×足4本=足32本」となります。
でも、実際にはツルもいるわけですから。
32本も、足の数があることはありません。
MAXの足の数32本から、実際の足の数をひいてみましょう。
それが、「ア」の面積の足の数になりますよ。
4×8-26=32-26=6(本)
(4)「ア」の面積から、ツルの数を求める
「ア」の面積、つまり足の数は6本。
「ア」の面積、縦軸は足の数2本。
「ア」の面積、横軸はツルの数で□。
2×□=6
□=6÷2
□=3(羽)
(5)ラスト、カメの数を求める
全体の頭の数「8」から、ツルの数「3羽」を引きましょう。
8-3=5(匹)
答えは、ツルが3羽、カメが5匹となります。
ちなみに、小4で「つるかめ算」を勉強する場合は・・・。
「カメ7匹、ツル1羽、このときの足の数の合計は?」
「カメ6匹、ツル2羽、このときの足の数の合計は?」
「カメ5匹、ツル3羽、このときの足の数の合計は?」
このように、すべて計算していくやり方もあります。
でも、数が多い場合には、かなりの時間がかかりますからね★
「考え方」として、この面積図を練習しておくとよいと思います。
他にも応用できるので、身につけると学力UPですよ☆
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