ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

中3数学 2次方程式文章題

2007-07-31 | 本日の授業

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写真は、070719、中3の数学の授業です。

ところで、昨日のカミナリと雨、スゴかったですな~。
昼、教室に来るときにビショ濡れでしたよ~(歩き&電車なので)。
でも、教室に来たあとは、晴れていました・・・。

そして、帰りは24時くらい。
今まで降っていなかったのに、急にカミナリ&ドシャ降り!
カミナリの音が近い、しかも最近聞いたことがないくらいに大音量!

驚いたのは、帰り道、目の前の電気が一瞬すべて消えました!
お店の中の電気、電柱の蛍光灯、そして信号機の電気も!
あまり見たことのない光景に、目の前真っ暗です(←文字通り)。

およそ、5秒~10秒で、戻りましたが・・・。
カミナリ、つまり自然のパワーを感じましたよ~。
地震もそうですが、ガチの自然のパワーは、人間では太刀打ちできません。

それにしても、出勤するときと、帰るときだけドシャ降りとは・・・。
靴は、完全に中までビショ濡れで、数日間使い物にならないし。
なんとツイていない・・・。

・・・気を取り直して、授業に戻りましょう。

2次方程式が終盤です。
文章題に入りました。

写真の左の図をよ~く見てくださいよ~。

問題文は・・・。
「タテが26m、ヨコが35mの長方形の土地に、右図のように、同じ幅の道をつけて、残りを畑にしたい。畑の面積が850㎡になるようにするには、道の幅を何mにすればよいか」
・・・というものです。

算数の勉強をしっかりやってきた人。
もしくは、小4の面積をやったあとの小5の子ども。
写真の左の図に見覚えはありませんか?

「これって、小4の面積でやったなあ~」と思い出した人は、お見事。
勉強したことが、しっかり身についている・・・はずですね。
まあ、忘れていたら、一度授業で教えてもらえれば思い出すでしょう。

この問題のポイントは、道を土地のハジッコによせてしまうところです。
小4の土地の面積を求める問題でも、必ずよせてくださいね。
道の面積を2本ひくと、道の交差した部分を2度ひいてしまい、正解しません。

この2次方程式の問題でも同じですよ~。
まず、道を土地のハジッコによせてください。
そして、道幅はXmとしておきましょう。

あとは、「タテ×ヨコ=土地の面積」の式を作れば、式は完成です。
「(26-X)(35-X)=850」の2次方程式を解いてくださいね。

この問題は、答えを書くまで気を緩めないで・・・。
2次方程式なので、答えは2つ出てきますよ~。
この問題の場合は「X=1」「X=60」が出てきます。

でも、タテ26m、ヨコ35mの土地に「60mの道幅」ってありますか?
ありえないですよね~。
答えは「1m」だけとなりますよ♪

今日のポイントは、「算数や数学は続きモノ」ということです。
小4の面積から、しっかり勉強していると、この中3の問題も考えやすいと。

小5では「割合とグラフ」
小6では「速さ・時間・距離」
そして、各学年での分数の計算

これがしっかり身についていると、中学校の数学でも活躍できますよ~。
モチロン、他もできているという前提ですけどね♪
非受験の小学生でも、上の3点だけは、キッチリ身につけておきましょうね☆

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中1数学 文字と式の計算

2007-07-30 | 本日の授業

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写真は、070718、中1の数学の授業です。

ところで、日テレのドラマ「探偵学園Q」を見ていますか?
私は、今クールで楽しみにしているドラマのひとつですよ~。
でも今クールは、わりと“小粒”のドラマが多いかなあ・・・。

このドラマ、探偵学園の生徒達が、事件を捜査、解決していく物語です。
公式ホームページは↓です♪
http://www.ntv.co.jp/tantei-q/

070710の「探偵学園Q」で、「五十嵐学園」という架空の塾が出てきました。
ある捜査のため、キュウ(神木隆之助)とメグ(志田未来)が、その塾へ。
学力最上位の「Aクラス」では、塾の制服を着た塾生達が、黙々と自習をしています。

塾長の五十嵐が、そのクラスで授業を始めました。

五十嵐「お前達は選ばれた人間だ。負け組になって、みじめな人生を送りたくなければ、競争に勝ち抜け。ライバルは容赦なく蹴落とすんだ。いいな!」

なんで、ドラマに出てくる塾の先生って、いつも悪役なんでしょうかね~?
まあこの人、Aクラスの生徒に恨まれて、殺害されてしまうという話なのですが。
サービス業をやっていて、それほど子どもに恨まれるなんて・・・。

受験には、合格する人、不合格の人が出ますね。
でも、周りで一緒に努力している人を、敵扱いするのはどうでしょうね。
お互いを向上させていくライバルであっても、敵ではないと思うのですが。

キュウは、探偵学園の同じクラスのメンバーについて・・・。
「同じ夢を追っている仲間だよ」
・・・キュウ、よいこと言いますな~、サスガ主人公。

・・・さて、授業に戻りましょう。

「文字と式」の計算だけの内容が、ラストになりました。
写真の計算が、だいたいイチバン難しいパターンのものでしょうか。

カッコの外の12とカッコの中の前の項を、かけ算。
カッコの外の12とカッコの中の後ろの項を、かけ算。
分子(または項全体)のカッコはつけたままのほうがよいでしょう。

そのときは、写真にあるようにそれぞれ約分してくださいね♪
そして、約分のあとがイチバン大切なところです。

「3(3X-Y)-4(X-Y)」の式を必ず書きましょう!
これを書かないと、プラス・マイナスを間違える確率が上がってしまいます。
特に、うしろは「-4」で分配法則を使い、カッコを外します。

慣れてくると、途中の式を書くのが面倒になってくるのですね。
でも、この計算は、いつも途中の式をしっかり書いたほうが正解しますよ~♪
特に「3(3X-Y)-4(X-Y)」は。

面倒くさいことがあっても、それをしっかりできるかどうか。
単に計算ができるだけでなく、その辺のマジメさや丁寧さがあるとよいと思います。
それができれば、将来仕事に就いたときでも、ミスが少なく、周りから評価をもらえるかもしれませんよね~。

「○○さんの仕事は、いつも丁寧で、ミスがないよね~」
そんな風に将来言われるためにも、今から「途中の式」を習慣づけてくださいね☆

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中2数学 点の動く問題

2007-07-28 | 本日の授業

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写真は、070717、中2の数学の授業です。

ところで、070728の新聞記事にて。
「合格者水増し、誇大広告?」がありました。
この「ブログ・アビット」でも、何度か話題にしたネタですよね。

私立高校の大学合格実績の「水増し」は、違反があるのか?
消費者センターや公正取引委員会も、協議に加わるようです。
いよいよ“ガチモード”に入った雰囲気ですな~。

まあ、1人で73学部・学科に合格した生徒がいましたが・・・。
合格したことは、ウソではないですよね。
最高に優秀な生徒なのに、違反かどうかなんてカワイソウな気もします。

その生徒の周りのオトナの倫理観や、一般常識の有無が試されそうです。
教えている側のほうが違反をしたとしたら・・・。
教わる子どもは、何を信用したらいいかわかりませんよね。

教育関連の不当表示では・・・。
資格試験予備校が、合格者数に単発の模擬試験の受講者を含めたこと
学習塾が、有名県立高校の合格者数を偽って誇大に記載したこと

・・・これらは、公正取引委員会から排除命令が出されたようです。

さて、「ウソではない」合格学部・学科数については、どうなるでしょうか?
「合格学部・学科数」と「合格人数」の並列表記が正直ですかね。

・・・さて、授業に戻りましょう。

けっこう難しい「1次関数」、点の動く問題に入りました。
アビットでは中1のときから、この点の動く問題を勉強しています。
ただし、点が動いて、面積も増えるときだけの問題でした。

中2からは、点が動くと、面積が減っていくのです。
これは、しっかり教えてもらって勉強しないと、けっこう難しいと思います。
一般的な中学校だったら、中2の半分弱の生徒は難しいかも・・・。

点がどのように動いて、面積がどのように減っていくのか?
これは、Hボードの絵を見て、ゆっくり説明してもらってくださいね。
減るときの三角形の底辺は、点のスタートから考えます。

底辺というのは「距離」なので「速さ×時間」なのですね。
速さも時間も、点のスタート地点から始まっているのです。
だから、減るときの辺だけ見て、それを底辺にすると間違えてしまいます。

そして、「進む辺全体から、今まで進んだ距離を引くと、残りが底辺」と考えてください。
だから、進んだ距離が長ければ、それだけ底辺も減っていきます。
底辺が減れば、高さは同じなので、面積も減っていくことになりますよね。

けっこう、字だけの説明は難しいかも・・・。
目の前の図の動きと合わせて、ゆっくり説明してもらうのがよいでしょうな~。

私が思うに、中2の数学は、ここからが本番です。
今まで、なんとかできていた人も、ここからは難しいのではないでしょうか。

まだ、イロイロなパターンの点の動く問題が控えていますよ~。
とにかく、数学は奥が深くなっていきますので・・・。

この内容は、学校だけではそれほど扱わないと思います。
選択授業の数学では、扱うかもしれませんけどね。
しっかり時間をとって、学校+「何か」で、勉強していくのがよいと思いますよ☆

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中3社会 歴史年号マトリックス

2007-07-27 | 本日の授業

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写真は、070714、北辰対策講座の社会の授業です。

ところで、関西の私立高校の「授業料負担」「水増し合格」が発覚したばかりですよね。

070727の新聞では、さらに静岡県の私立高校にて・・・。
「受験料肩代わり」が明らかになりました。

今春は、37人が288の学部・学科に合格したそうです。
優秀な生徒を選んで、毎年7~40人ほど受験させていたと。
過去4年間の受験料負担は、総額で約800万円になったということです。

今後は、受験料の負担をやめ・・・。
合格実績を、延べ人数と実数の両方で公表することを検討すると。
まあ、それをしっかり明記すれば、合格者・合格数の内情がわかりますね。

・・・さて、授業に戻ります。

一般的に、何かを習得するときは、まず全体像をつかむことがオススメです。

たとえば本だったら、まずタイトルを見て、目次を見ます。
「ああ、こういうことが書いてある本なのか~」と確認しますよね。
それが頭に入っていたほうが、読んでいて、内容がつかみやすいと思います。

小学校から大学までの、社会の勉強を考えてみましょう。

小学校でも、小5&小6で、地理、歴史、公民を勉強します。
まあ、公立小学校だったら、ザックリですけどね。

中学校へいくと、3年間で、地理、歴史、公民を勉強します。
教科書も、上記の3冊に分かれていて厚くなり、やや細かく勉強します。

そして、高校へ進学すれば・・・。
日本史A、日本史B、世界史A、世界史B、政治経済。
さらに、細かく丁寧に勉強するようになりますよね。

大学へ行けば・・・。
ある時代、例えば「近代史」だけ詳しく勉強することになります。

最初ザックリ、段々とじっくり細かく丁寧に・・・となります。

さて、本題に入りますと・・・。
この日は、「中3北辰テスト対策講座」でした。
社会の過去問解答&授業の前に、「歴史年号マトリックス」を紹介しました。

今回は、中3の北辰テストを意識したマトリックスを作成してみましたよ~。
これが歴史の全体像、いわゆるザックリです。
けっこう、ザックリですら入っていなかったでしょう?

項目は、写真をクリックして、大きくして見てみてくださいね☆
この項目だけは、流れと表の位置から覚えておくといいでしょう。
他の項目は、どのワクに入るのか、どの事件の間なのか確認しましょう。

これは、実際にはA4の紙で作ってあります。
できれば、いつも自分の近くに置いて、覚えるといいでしょう。
折れば、筆入れに入る大きさですからね♪

「鳴くよ(794)ウグイス平安京」と、すべてゴロ合わせを覚えますか?
すべての項目にゴロ合わせを見つけてきて、覚えるのは余計タイヘンですよ~。

この最小限度の流れを覚えて・・・。
あとは「この事件の後だったな~」と“流れ”をつかみましょう。
「この事件の年号を書きなさい」という問題など、出題されませんからね。

歴史は、「背景&結果と物語(流れ)」です。

もっと細かい項目が入った年表
他国と並列した歴史が入った年表
・・・これらは、年末までに勉強して、マスターしましょうね☆

そして、2学期からは、「中3入試対策講座」が始まります♪
理社の詳しい内容を、毎週勉強していきましょう。
うまく身についていけば、北辰テストも段々と点数が取れるようになりますよ~☆

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中3数学 これが発展? 解の公式

2007-07-26 | 本日の授業

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写真は、070709、中3の数学の授業です。

ところで、070721の新聞にて。
「ビリーズブートキャンプ(ビリキャン)」のネタを発見しました。

ビリー・ブランクスの来日イベントの写真も掲載されていました。
ビリキャンとは、7日間の集中ダイエットプログラムです。

記事のタイトルは「楽に成功する道はない」。
う~ん、その通りだと思いますよ~。

ビリキャンDVDの、7日間プログラムです。

1日目&2日目 基本(約55分)
3日目&4日目 応用(約55分)
5日目&6日目 腹筋(約35分)
7日目 最終(約30分)

最初の4日間が、かなりハードらしいですな~。
基本的に、基礎体力がある人向けのトレーニングということです。
しかも、食事の節制を加えないと、なかなか成果が目に見えないとか。

「楽に成功する道などない」
「少しでも毎日続けることが大切」

勉強でも、仕事でも、ダイエットでも同じというところでしょうね☆

・・・さて、授業に戻りましょう。

2次方程式の「解の公式」を勉強しています。
現在の指導要領としては、削除されてしまった内容です。
「発展」として、教科書のP75に載っています。

ただし、どこの公立中学校でも、だいたい扱っているようですね。
篠津中でも、普通に勉強したようです。
発展的な内容でもなんでもないですからね~(まあ、カンタンです)。

こんなたいしたことのない内容を高校へまわしてもなあ・・・。
ただでさえ、以前から高校の勉強内容は盛りだくさんだったんですね。
さらに、中学から「接弦定理」「不等式」「n進法」などが高校へ。

余計に高校は、やることが増えてしまいましたな~。
昨年大問題になった「必修漏れ」の原因になっているのかも・・・。

アビットでは、「はい、コレ公式。覚えてね!」とは言いません。
なぜ、この公式になるのか、丁寧に説明していますよ~♪
中2で勉強した「式の変形」を使えば、解の公式にたどり着きますよ。

その流れがわかったら、あとは5~6問、この公式で解いてみましょう。
√の計算の練習にもなりますよ~♪

ちなみに、私立高校の入試問題には、出題される可能性がありますよ~。
「こんなの、発展的内容でもなんでもない。普通にできるべきだ」
・・・ということでしょうか(←サスガ私立高校?)。

18年度の入試問題をザっと見ていても・・・。
大宮駅の近くの私立高校で出題されていますよ~。
「2X2乗-4X+1=0を解きなさい」という問題が。

この問題は、単純な因数分解(普通のやり方)では解けません。
実は、式を変形させれば解けるのですが、そっちのほうが難しいのです。
解の公式を使ったほうが、時間短縮になる気がします♪

解の公式は、覚えておいてソンはなさそうですね☆

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小6算数 円すいが転がる問題

2007-07-25 | 本日の授業

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写真は、070706、小6の算数の授業です。

ところで、070722の新聞記事に興味深いネタが・・・。
「成功の反対は『何もしない』」というタイトルです。

小6の教室で「成功の反対は?」と講師が質問をします。
1人の子どもが「失敗」と答えました。
そこで講師「そうだね。でも今日は違います。成功の反対は、何もしないことです」。

子どもたちは少し戸惑った様子です。
でも「ブログ・アビット」の読者のあなたなら、ピンときませんか?
「失敗」をマイナスにとらないことでしたよね。

そもそも、失敗するのはチャレンジしているからです。
自分の力よりも、少し大きいものにぶつかっているからですね。
だから、最初は失敗しても当たり前です。

失敗してから、「じゃあ、どうするか」を考えるのが大切ですよね。

問題を解いて失敗した(難しい)、じゃあどうするか?

学校や塾の先生に教えてもらう
勉強時間を多くする
参考書や辞書を使って考え直してみる

・・・いくらでも、成功への道は見えてきますよ~☆

世の中に、ずっと成功している人、ずっと100点満点な人っていますか?
もしいたとしたら、自分の力以下の、カンタンでラクなことだけをしている人かも・・・。
失敗してからの「行動」こそが、その人の成功を導き出しますよね。

ちなみに、なにもしなければ失敗もしません。
まあ、大きい意味では、やがて失敗することになりますけどね。

・・・それでは授業に戻りましょう。

小6は、中1で勉強する、円すいの体積・表面積の勉強がほぼ終了。

今回は、円すいなどの少し発展した問題が出てきました。
写真の左部分では、円すいがコロコロ回っていますな~。
中1くらいで、よくある問題の種類です。

問題は・・・。
「底面の円の半径が4cmの円すいを、頂点Oを固定してころがすと、もとの位置にもどるのにちょうど4回転した。OA(母線)の長さを求めなさい」
・・・はじめて見ると、なかなか難しいかも。

ただし、この問題には、円すいの展開図が横に載っていました。
まあ、それがなくても、あることに気がつけば解けるのですが・・・。

気がついてほしいのは「360度を4回転で回りきること」です。
ということは、おうぎ型(側面積)の中心角は、「360÷4=90度」ですよね。
あとはOAを□にして、「おうぎ型の弧=底面の円周」の式を作りましょう。

まず、円すいの体積の公式、表面積の求め方はしっかりできているのが前提です。
そのあとに使うのは「おうぎ型の弧=底面の円周」が多いですよね。
この考え方は、中学生になるとザクザク(notモビルスーツ)使っていきますよ~。

ただ、難しい問題を解けばいいということはありません。

算数によって、推理する力、理論的に説明する力、正解を表現する力・・・。
たくさんの力がつくと思いますよ~。
オトナになって、仕事をするようになっても必要な力ばかりです。

「もう、普通の計算ならできるよ~」という人は・・・。
自分の力よりも少し上の、写真のような問題にチャレンジしましょうよ♪
できることだけやっていても、自分の向上は少ないでしょうからね☆

まあ、宿題を出すときは、自分の力をはるかに超えた問題は出しません。
その人、その人に合ったレベルと量で、家でも勉強してきてくださいね。
「合った」というのは、その人より「少し上」ということですよ~☆

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小6算数 円すいの表面積

2007-07-24 | 本日の授業

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写真は、070629、小6の算数の授業です。

070714、日テレのドラマ「受験の神様」を見ましたか?
中学受験のドラマです。

放送局、放送時間帯(21:00~)、感情が見えない冷酷な主役の雰囲気・・・。
これは、大ヒットドラマ「女王の教室」の続編を感じさせますな~。

TOKIOの山口達也は、小学生の父親役が多いような・・・。
自閉症の子どもの父親役、ドラマ「光とともに・・・」を思い出しました。
「あさがお教室」の里緒先生(小林聡美)、いい先生でしたよね。

“受験の神様”菅原道子(成海璃子)のセリフがよかったですよね。
「受験がしたいの? 勉強がしたいの?」

モチロン、受験という目標があるので勉強をする、という考え方はアリです。
でも、受験がなくても人間である以上、勉強は必要なのです。

自分を向上させるため、知識や知恵を身につけるため、将来役に立つ人間になるため・・・。
「・・・だから勉強がしたいんです!」と答えられると、カッコイイかも☆

・・・さて、授業に戻りましょう。

本来は中1の3学期に勉強する「円すい」が登場です。
体積なら、公式を覚えれば、ある程度カンタンですよね♪
公式は「底面積×高さ÷3」でしたね。

中1でも、なかなか難しいのは、円すいの表面積です。

しかも、単に表面積を求めるのではなく・・・。

底面積の半径を求める(図1)
おうぎ形の母線を求める(図2)

・・・これは、非受験の小6からすると、けっこうムズかしいかも。

とにかく、理解すべきところはひとつです。
「底面の円周は、おうぎ形の弧と同じ長さ」
これだけは図を見ながら、「そっか、なるほど~」となるまで教わってくださいね。

それだけわかれば、あとは□を使った式を作ります。
「底面の円周=おうぎ形の弧」の式で、わからないところは□にしておくこと。
式は、上の↑写真に載っていますよ~(図1)。

式さえ立てば、あとは今までやってきた計算ですよね。
できるまで、繰り返し練習しましょう。

円周率は、中学生のπ(パイ)でなく、小学生は3.14を使います。
中学生よりも、確実に細かい計算になりますよ~。
大きく丁寧に、筆算をしましょう。

算数については、細かくて、面倒なことができる人・・・。
そういう人が正解をたたき出せます♪
そして、そういう人が周りから評価されることになるでしょうね☆

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ミートホープ社から学ぶ(3)

2007-07-23 | 教室日記

ミートホープ社の牛肉偽装事件について、書いていたのですが・・・。
残念なことに、身近なところからも偽装のニオイが。

070721の新聞に、ケタ違いに多い「水増し」合格の記事がありました。
タイトルは「『73人合格』1人の実績」です。
「なにコレ?」・・・最初何を言っているのか、わからなかったですよ~。

これは、高校3年生1人の大学受験合格数が、73学部・学科になったということなのです。
大阪の私立高校、特進コース理系でトップの男子生徒でした。

トップの生徒に目をつけた(?)学校、よく考えますよね~。
受験料と願書の送料、約143万は、全額学校側で負担。
さらに激励金5万円と数万円相当の腕時計をプレゼント。

もちろん、ドンドン合格してもらって、学校の名前を上げたいからですよね。

この高校は、06年度の4私大(関西、関西学院、同志社、立命館)の合格数を144人と公表していました。
つまり、この男子生徒が、約半数の実績を上げていたことになります。
4私大の合格者実数は、33人ということで・・・。

ということは、4私大の1人当たりの平均合格数は・・・。
144÷33=4.363…。
約4学部・学科となりますよね。

この男子生徒は、4私大の全学部・学科(68学部・学科)を受験したようです。

この男子生徒を抜いた、1人当たりの平均合格数は・・・。
144-68=76(4私大の学部・学科)
76÷32=2.375。

・・・まあ、やっぱり4私大合格は、約2学部・学科くらいなんでしょうね。

この「144人」の合格数は、まるっきりウソではないと思いますが・・・。
ちょっと極端ですよね。
「ダマシの水増し」かどうかの判断は、世間の目がすることになるでしょう。

なんだか、特進コース理系でトップの男子生徒も浮かばれませんね。
不信感のある人の片棒を担いだ感じになってしまいました。

ミートホープ社の牛肉偽装事件に照らし合わせると・・・。
ブタや鳥は悪くないのに、まるで悪人側についてしまった感じでしょうか。

他人(お客様)をダマしてまで・・・。
自分の利益を追求する
自分を大きく見せようとする

・・・そうすると、きっとどこかで、その報いを受けるでしょうね。
ミートホープ社や、他の報道を見ていて、改めて学んだことでした。

ところで、アビットは「人数勝負」をしていません。
そのお子さん、そのお子さんの個性に合わせて、じっくり伸ばしたいですね♪
そのお子さん、保護者の方の「満足度勝負」だと思っています☆

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ミートホープ社から学ぶ(2)

2007-07-21 | 教室日記

ミートホープ社の偽装肉事件、ヒドイですよね。
人間に食べられる動物たちにも、申し訳ないような・・・。
ブタならブタ、鳥なら鳥で、ありがたくいただきたいものですよね。

ローソンの「ビーフコロッケ」と「豚角煮まん」。
これにも、ミートホープ社の肉が入っていました。
私も、たまに食べていましたよ~。

なぜ、食品業界の事件が目に付くのかというと・・・。

● 外部からは調査不可能
● かたくなに情報公開を拒む

このような点があるようです。

さらに、「第2のミートホープ」は必ず現れるということです。
食品業界では偽装は常識とも、どこかで読みました。

これを受けて、農林水産省がやっと業者間取引の法を整備しはじめたとのこと。
遅いっっっ!
やはり、明確な罰則規定がないと、人間、ラクな方へ進んでしまうのでしょうか。

学習塾業界でも、最近、偽装が話題になった気がします。
新聞記事としては、私は発見できませんでしたが・・・。
合格者を水増しして、チラシなどに載せてしまうことですね。

ただし、1人が3校合格して、それを「3」とカウントするのはよいと思うのですが。
合格したのは、本当ですからね。

「私立中上位校30人合格!」と言っても・・・。
1人が、2~4校に合格していることを考えてみましょう。
だいたい、10人くらいの塾生数ということがわかるでしょうね。

まあ、これはほとんどの保護者の方がご存知のことでしょう。

モチロン、架空の数字を出すのは偽装ですけどね。

そんな中、070721の新聞に、ケタ違いの「水増し」が・・・。
タイトルは「『73人合格』1人の実績」です。
最初、何を言っているのか、わからなかったですよ~。

これは「偽装」と言えるのか、どうなのか・・・次回へ。

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ミートホープ社から学ぶ(1)

2007-07-20 | 教室日記

070620、北海道加ト吉が製造した「牛肉コロッケ」から、豚肉が検出されたことが報道されました。
加ト吉に偽装があるわけではなく、原料に偽装があったわけですね。
原料を扱っているのがミートホープ社です。

特に私が記憶にあるものは・・・。

牛肉らしくならない偽装肉に、動物の血を混ぜて赤みを出した
腐りかけて悪臭を放っている肉を、少しずつ混ぜて出荷した
冷凍した肉の解凍に、雨水を使用した

同時期に、中国の「ダンボール入り肉まん」が話題になりましたよね。
日本も負けていません(←ヘンな勝負はしないように)。

ダンボール肉まんを売っていた人のインタビューがありました。
「絶対、自分は食べない!」とか。
ミートホープの人たちも、絶対自分では食べなそうですよね(←決め付け)。

そう思っていたら、070719の新聞記事にて、新たな情報が!
「ダンボール肉まんは、北京テレビ報道番組『透明度』の捏造」とのことです。
・・・日本の「あるある大辞典」を思い出しますな~。

外国のことですし、どちらが正確な情報なのか、もはや判断できませんよね。
「情報に踊らされないように」というのが、教訓でしょうか。

ところで、今週発売の週刊誌の記事に、興味深いものがありました。
「ミートホープの肉が入っている食品 一挙掲載!」というものでした。

確認できただけで、46品目・83食品に入っているようです。
主に、レトルト食品や冷凍食品に多くみられます。
ファミレスのメニューなどにも使われています。

私の食べたものには入っていたでしょうか?
少しドキドキしながら見ていると・・・ありました!
もちろん、うれしくないですよ、「ギョッ!」という感じです。

それは、ローソンの「ビーフコロッケ」と「豚角煮まん」でした。
私、コンビニではローソンがスキで、けっこう利用するんですよ~。
コロッケも夜、残っていれば、たまに買っていました(1個50円)。

最近では、不二家の事件もありましたよね。
なぜ、食品業界の事件が目に付くのかというと・・・。

・・・次回へ続く。

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