ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

公立の過去問再始動!

2007-01-31 | 本日の授業

Cimg0470

写真は、070125、中3数学の時間です。

私立高校の入試が終わりました~。
公立高校受験の塾生は、これからが正念場なのですね。

年末に公立高校過去問を勉強して以来、公立過去問を再始動。
前回までは、私立高校の過去問を勉強していましたからね。

さて、写真の問題は、サイコロを2つ使った確立の問題です。
ただし、図形の要素も入っていて、三平方の定理も使いながら解きます。
スゴロクの動きが入った、オモシロイ問題ですよ~。

何かが2つある場合、特にサイコロを2つ使う場合の必勝法です。
それは「6×6」の表を使うことです。
表の中に書き込みをしていけば、まず書き忘れはないと思います。

これが樹形図だと、どうしても書き忘れがあるんですな~。
正解すればノー問題ですが、「6×6」の表がオススメですよ。

今までの問題集では、あまり見たことのないオモシロイ問題が出題されます。
傾向、レベル、量、時間配分・・・過去問を解くことで体感してください。

多くの人が、1回解くだけでは、まだ自分で正解できるレベルまでいきません。
2回、3回と繰り返すことが大切です。

全く同じ問題が出題されることはないと言えますが・・・。
過去問で身につけたテクニックは、当日も使えます。
「ああ、同じような問題、勉強したな~」という感じで、当日は解答してください。

アビットでは、「入試対策プリント」が常備してあります。
理想は、「買った過去問は、もう解いちゃったから、なんか別の問題ないの?」というときに解答することです。
まあ、せっかくアビットに来たんだからと、プリントから始めてもよいかも。

とにかく、待っていても何も進みません。
どれだけ積極的に行動するか、前に進むか。
それこそが、受験生である、あなたが最後にやることですよ~。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

前期入試対策講座(2)

2007-01-30 | 本日の授業

前期入試では、自分で作る、テーマの決まった英作文も出題されるでしょう。
これを作るコツは、難しい単語や文法を使わないこと
そして、極力短い文章で終わらすことでしょう。

17年度のテーマは「奉仕活動することについて」でした。
あなたが経験したことや、これからやりたいことを5文以上の英文で答えます。

「経験したこと」は、誰も「それウソだろ~!」とは言いません(←極端なものでなければ)。
高校の先生があなたの家に電話をしてきて、「ホントにあったことなんですか?」などと聞かれることはありません(←極端なものは×になるでしょう・・・)。
とにかく、短く簡単にすることです。

授業で解説した日本語文は、こんな感じで・・・。
コレを英語にするなら、カンタンでしょ?

①ボランティアは重要です。
②私は去年、道を掃除しました。
③そのとき、老人が言いました。
④彼は“どうもありがとう”と言いました。
⑤私はハッピーになりました。

丸付けをする高校の先生にもよると思いますが、何も問題ないでしょう!
誰も「それ、ホントに言われたの?」とは言わないはずです。

英文は原則「主語+動詞」になっていること。
単語が正確に書いてあること。
まあ、ポイントはそんなところで。

ドラマ「ドラゴン桜」でも、そうでしたよね。
ムリヤリ高度な英作文を書いた、英語が学校一得意の帰国子女の生徒でしたが・・・。
簡単な英文を並べた桜木先生の生徒よりも、多く減点をくらっていました。

大切なことは、うまくいかなくても、自分なりに全力を尽くすこと。
できないと恥ずかしいという、小さいプライドは捨ててください。
はじめから、なんでもできる人間なんて、どこにもいませんよ~。

はじめから無理と考えていると、そこまでの人間で終わってしまいますからね。
普段から少し上を目指すことで、少しずつ実力が上がってきます。

限界を自分で作ってはいけませんよ。
成功する人間は、一生懸命努力して、行動して、最後まであきらめない人間です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

前期入試対策講座(1)

2007-01-29 | 本日の授業

Cimg0472

写真は、070127、埼玉県公立、前期入試対策講座のものです。

ついに今週です、埼玉県公立高校の前期入試。
最近では、多くの高校が「総合問題」を導入しています。

総合問題は、17年度入試から始まりました。
そもそも、以前の前期入試(推薦入試)では・・・。
一部の上位校を除き、学力検査はなかったのです。

それが、今では「総合問題」といって、実際の学力を調べます。
それだけ、中学校で作る調査書が(以下略)。

まあ、数学の問題は、なかなかの難しさだと思います。
19年度入試も「速さ・時間・距離」の問題が出題される予感です。

資料を読みこなして、数値を求めて、グラフを書く。
この3点セットができるかどうかです。
過去問を3度は繰り返し解いて、流れを身体に叩き込んでくださいね。

写真のものは「学校近くの川の断面積と流速の測定」という問題です。
川の断面積と流速を求めて、最後には、反比例のグラフを書きます。
とにかく「速さ・時間・距離」の計算ができないと、お手上げの問題です。

18年度過去問で、写真のものは、なんとかできる問題もありますが・・・。
次の数学の問題(またもや「速さ・時間・距離」)が難しいかも(←子どもによりますが)。
中学受験で使う「流水算」の感じとソックリです。

わかりやすく考え方と流れを解説し、解答までしっかり説明しました。
あとは、1度で終わらないで、自分で再度やってみることでしょうな~。
1度くらいじゃ、まだできないことが多いと思いますよ。

部活と同じ、日々の練習と繰り返しで、身につけることでしょうね。

・・・次回へ続く。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金八先生参上!(3)

2007-01-27 | 教室日記

昔話「かさじぞう」の、隠れた真の意味とは?

それは「人生において、失敗するということは、新しいものの見方ができるチャンス」ということでしょう。

今、成功している人だって、たくさんの失敗の上に成功があるのだと思います。

成功している人は、失敗したままにしなかったのです。
失敗したときに、新しいものの見方を学んで、さらに努力して、行動して・・・。
だから、成功にたどり着いたのでしょう。

サスガ金八先生。
台本通りだとは思いますが、なかなか印象深いよい話でした~。

でも・・・とりあえず、ツッコミ入れてもいいですか?

絵本によって微妙に違うとは思いますが・・・。
ある絵本では「町をはずれ、とちゅうの野原までやって来ると、おじいさんはおじぞうさまをみつけました」とあります。

別に、行きに無視して、帰りに気がついたという確証はなさそうな感じです。
どこかの野原に、おじぞうさまはいたようですな~。

さらに、ツッコミを入れてもいいですか?

これも絵本によって微妙に違うとは思いますが、町へ行くときは雪が降っていない。
帰りは雪が降っていて、かわいそうだったから、かさをかぶせた。
そんな考えもできるのですが、どうでしょうか。

まあ、「かさじぞう」のおじいさんは、かなりよい人だと思います。

かさが売れないと「おばあさんがガッカリするだろうな」と考えました。
おじぞうさまにかぶせる、かさが足らないと、自分の手ぬぐいをかぶせました。
おじぞうさまの贈り物を、村のみんなと分け合って食べました。

「儲けてやろう」などという野心は、これっぽっちもなさそうなのです。
最低限、お正月に自分達の食べるものが欲しかっただけだと思います。

「かさじぞう」の話は・・・。

「よいことをすれば、よいことが返ってくる」
「他人をいたわる心を持とう」
・・・ということなのだろうと思います。

でも、後付の理論だとしても、金八先生が言うとサマになります。
それに、人生、失敗したら終わりということはありません。

もし、何かうまくいかないことがあれば、「かさじぞう」を思い出しましょう。
そこで、新しいものの見方ができるかもしれませんね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金八先生参上!(2)

2007-01-26 | 教室日記

日テレの「世界一受けたい授業」にて。

「かさじぞう」の話で、金八先生は問うのです。
このおじいさんは、本当によい人ですか?

以下は、あなたが金八先生の授業を聞いていると想像して読んでくださいね。
ジョーダンズの三又や、ホリを思い出してはいけませんよ(←思い出しそう・・・)。

さて、この昔話には、どんな「真の意味」が隠されていたのでしょうか?

もうすでに、物語の中で皆さんはちゃんと目撃していらっしゃいます。

かさを売りに行っている絵を見直してみます。

行きと帰りは同じ道。
ということは、行きのときに、おじぞうさまを見ているはず。
本当によい人なら、行きのときにカサを渡すのでは?

おじぞうさまをいつも哀れと思う人だったら・・・。
かさを売りに行く段階でおじぞうさまに気づくはず。
ところが、おじいさんは気づいていない。

行きは頭の中で、「儲けなければ」と考えていたからです。

ここでものすごく深い意味を含んでいるのは・・・。
おじいさんは、カサが売れなかったという失敗を経て、全然違うモノの見方ができる人になったということ。
人生において、失敗するということは、新しいものの見方ができるチャンスなのです。

そうやって考えると、私たちは目に見えることをいっぱい考えますが・・・。
どこかに行く途中、おじぞうさまを見落としているかもしれません。

・・・う~ん、ツッコミどころ満載という気もしますが、なかなかよい話ですな~。

よいところと、激しい(?)ツッコミは次回で・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金八先生参上!(1)

2007-01-25 | 教室日記

070104、日テレの「世界一受けたい授業」を見ました。
ちょくちょく見ている番組です。

今回の特別講師として、国語の“金八先生”こと武田鉄矢参上!
そして、生徒席には、近藤真彦が・・・。
「3年B組金八先生」師弟コンビ復活!の粋な演出もありました。

国語の授業のテーマは、昔話に隠された真の意味という内容の授業でした。

イチバン印象に残ったのは「かさじぞう」の真の意味です。

あなたは「かさじぞう」の話は覚えていますか?
簡単に復習を・・・。

昔々あるところに、貧乏なおじいさんとおばあさんが住んでいました。
明日は正月だというのに、食べるものもありません。
そこで、頭に被る「かさ」を作り、おじいさんが町に売りにいきました。

でも、かさはまったく売れません。

あきらめて家に帰ろうとすると、道にはおじぞうさまが。
辺りは雪が降っています。
さぞかし寒かろうと、おじいさんはかさを、おじぞうさまにかぶせました。

その日の夜、家の外で、なにやら「ドス~ン」と物音が。
ビックリして、外を見る、おじいさんとおばあさん。
かさをかぶったおじぞうさまが、米俵、魚、野菜などを家の前に置いていきました。

そして、正月はモチをついて、村人と一緒に食べましたとさ。

・・・簡単に言うと、そんな話でしたな~。

しかし、ここで金八先生は、こう問うのです。
「このおじいさんは、本当によい人ですか?」

このおじいさんは、よい人。
よいことをしたので、よいことがあった。
本当にそれだけの物語でしょうか?

さて、この昔話には、どんな「真の意味」が隠されていたのでしょうか?

それは次回で・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

数学は将来役に立つ!

2007-01-24 | 本日の授業

Cimg0465

写真は、070118、中3数学の授業です。

ある私立高校で出題された、数学の問題(推薦用)を解説しています。

ほぼ100%出題される、二次関数と一次関数のミックス問題です。
(1)(2)(3)(4)とありますが、写真には(2)(3)が写っています。

何度も言いますが、必ずしも100点である必要はありません。
だいたい60点が合格ラインでしたね。

(1)は、「y=ax+b」の式を作るだけです。
必ず正解を出しましょう。

(2)は、図から三角形の相似を見つけます。
そして、比と比の値を使って、線分CHと線分OHの長さの比を求めましょう。
なんとか正解させてください。

(3)は、(2)が正解していないとできませんね〔(1)もだけど・・・〕。
またもや、三角形の相似を使って、線分OHの長さを求めてください。
できれば正解させてください。

(4)は、写真にはありませんが、直線BCを軸にして、△BOCを1回転させます。
そこにできる立体の体積を求める計算です。
学校の教科書では扱いませんが、私立高校の入試ではバリバリ出題されますよ~。

アビットでも、「クルクル回る問題」と名付けて勉強しましたよね。

この、やや複雑な問題文を「理解」できるでしょうか?
2つの円錐が、底面でくっ付いてクルクル回っている図が
「想像」できるでしょうか?
そして、いくつも途中の式を書いて、正解を
「表現」できるでしょうか?

難しければ、この問題はスルーしてもかまいません。
かなりの時間がかかりますから。

数学を勉強して得られる力。

問題の「理解力」(読み取る力)
問題を考える「想像力」(正解を考える力)
答えを導き出す「表現力」(正解を他者に伝える力)

数学、そして勉強全般で学べるのは、この3つですね。

仕事をするようになっても、ず~~~っと使う力ですよ。
勉強しておくと、将来、成功に近づくということですな~。
勉強、特に思考力だったら、数学は将来も役にたちそうでしょ?

勉強の本質は、「理解力」「想像力」「表現力」を磨くことにあり!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本日、チラシが入りました

2007-01-23 | 教室日記

Cimg0356

写真は、新白岡駅のカワイイ壁画です。

おはようございます!
「ブログ・アビット」を書いている教室長です。

今日初めて見てくださった方もいらっしゃるでしょう。
今後とも、どうぞよろしくお願いします。

本日(070124)、朝刊に「完全指導アビット」のチラシが入りました。

今回は、非受験小学生のための勉強のやり方を特集してみました。

●目標をもった勉強をすること
●学習の習慣をつけること
●中学校の土台をつくること
●言語能力をつけること
●小学校内容以上の算数をやっておくこと

そんなことが紙面イッパイに書かれていますよ~。

ところで、早速ですが訂正を・・・。
英検講座 火曜日(×) → 木曜日(○)
漢検&文検講座 木曜日(×) → 火曜日(○)
・・・でした~、失礼しました。

まだあるかも・・・(焦)。

カリキュラムや時間割は、ブログのカテゴリ内(右上)にあります。
STAFFについては、プロフィール(左上)をクリックしてください。

中学生の経費については、ぜひ教室にあるパンフレットをお持ちください。
もし教室にいらっしゃる場合は、事前に、お電話を1本いただければ幸いです。

「ブログ・アビット」は、しっかり毎日更新・・・。
いや、きっと毎日更新・・・。
う~ん、たぶん毎日更新・・・します!(←アヤシイ・・・)

最後まで読んでくれてありがとうございます。

またあなたに会いたいですね☆(←希望の星)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ダリ回顧展から学ぶ(4)

2007-01-23 | 教室長の趣味

ラストは「ダリ回顧展」にて、気に入った絵についてなど。
前回書いたように、絵についての余計な下調べは、ほとんどしていません。
絵に対する先入観なしに、「自分の内面との対話」を楽しみます。

ただし今回は、出口のところのダリ・グッズ屋にて・・・。
この展覧会のパンフを購入しました。
これで、絵の解説を読んでしまうことになりますな~。

え? 先入観は持たないようにするんじゃないの?
・・・というツッコミが聞こえてきそうです。

もう会場でライブ観戦をしているわけではありません。
ダリの展覧会に、もう2度と行かないかもしれません。

家に帰ってからの「謎解き」は、それはそれで興味深いものなのです。
まあ、この「ブログ・アビット」で、クオリティの高いものを書きたいですしね。

さあ、心に残った絵のベスト3を発表です。

①記憶の固執の崩壊
 The Disintegration of the Persistence of Memory(25.0×33.0)

ダリの中では、最も有名な絵ではないでしょうか?
物体が粉々になっていき、ねじ曲がってゆがんだ時計が漂う絵です。
けっこう小さい作品だったんですな~。

私は「完全に見えるものも、実は不完全な存在だ」ということかと思いました。

実際は、原子核の発展を作品に取り入れているとのことです。
物体は、小さい小さい原子からできていることを表したようです。
WWⅡ(第二次世界大戦)で日本に落とされた原爆の影響を受けていると言われています。

ダリとWWⅡが結びついているんですな~。
歴史の勉強にもなるとは思ってもいませんでしたよ。

ダリの妻、ガラは言いました。
「一度この作品を見たら、誰もそのイメージを忘れることはできない」

②世界教会会議
 The Ecumenical Council(299.7×254.0)

これも、かなり有名な絵です。
ダリ精神世界の集大成のような、約3メートル四方の大きい作品。

インパクトでは、この日最大だったと思います。
見ていると、絵に吸い込まれていくような感じがありますね。

教皇ヨハネ23世は、世界教会会議で各教会をまとめようとしました。
それを讃えている絵ということです。
描かれているものが「X型」に配列されているなんてなあ・・・。

③夜のメクラグモ・・・希望!
 Daddy Longlegs of the Evening-Hope!(64.0×79.0)

物体、人物が液化現象を起こし、ドロドロっと地面を漂っています。
何か悲しみを訴えているような絵でした。
ダリお得意の作風です。

ダリとガラは、戦争のために、アメリカに亡命。
その頃に描いた作品ということです。

やはり、戦争に対しての「無力感」を描いているようですね。

そんなわけで、「芸術というのは自分の内面との対話」。
そして、内面との対話が終われば「謎解き」。
イチバン贅沢な芸術鑑賞方法だと思うのですが、どうでしょうか?

また何かしらの展覧会で実行しようと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ダリ回顧展から学ぶ(3)

2007-01-22 | 教室長の趣味

芸術の鑑賞方法には、2パターンあるのです。

①美術館に行く前、たっぷりと下調べをする派
②美術館に行く前、あまり下調べをしない派

そして、「芸術というのは自分の内面との対話」とは、どういう意味なのでしょうか?

例えば、10のうち8くらい勉強して展覧会に行ったとしましょうか。
予習しているので、ダリの絵の意味はわかるわけです。
「ああ、これってダリのこんな気持ちを表しているんだったわね」みたいな。

でも、これではせっかく展覧会ライブなのに、他の誰かの解説を思い出しているだけです。
せっかくの芸術を見るという行為が「確認」にしかならないのです。
10のうち2くらいしか得るものがありません。

外部からの考え方を自分に入れただけで、自分で考える余地がありません。
非常にもったいない!と思うのですが、どうでしょうか?

逆に、10のうち2くらいしか下調べをしないで展覧会に行くとしましょう。
すると、8くらいは自分で考えることができるわけですな~。
「はあ? これってどういうことなの?」という感じです。

これが「芸術というのは自分の内面との対話」という意味です。
自分との対話によっては、10のはずの展覧会が、15にも20にもなるかもしれません。
だって、自分の感じ方なんて、自分の自由でしょ?

①パターンだと・・・。
「これが、あの有名な絵ね。しっかり観なくちゃ」となるかもしれません。

②パターンだと・・・。
「この絵って、なんだか面白い。他の人はあまり観ていないけど、しっかり観ておこう」となるかもしれません。

外部からの情報を得ていて、受身で観ること。
自分の内部で興味を感じて、主体的に観ること。

芸術をライブで感じに行くときは、どちらの方がよいですか?

どんな有名な絵でも、感じるものが無ければ、その場から離れればいい。
あまり有名でない絵でも、感じるものがあれば、飽きるまでその絵の前にいればいい。

まあ、最後はその人の好みだと思うのですが、そんなことを言ってみました。

さて、次回ラストでは、気に入った絵についてなど・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする