銚子・角巳之・三代目

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若者・よそ者・バカ者①

2007年05月21日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_0973 地域を変えるには3人の異なるキャラクターが必要なのだそうです。①若者、②よそ者、③バカ者。唐突に何だと思われる方も多いことでしょうが、日本の歴史を振り返るに、これは当たっております。特に“しがらみ”の多い地方では。大きく捉えて島国日本では。バカだとか何だとか穏当な言い方では有りませんが、これ悪い意味で語られておりません。まず若者。歴史の転換点では必ず若者が活躍している。“若者”というのが何歳から何歳を指すか定かでありませんが、肉体よりむしろ精神の若さを指す事のほうが多いと思います。柔軟性とか変化対応とか。かつて吉田松陰はこう言いました。“行け若者達、外へ出よ、そして行動せよ。時代の変革は情熱と狂気によってのみ成し遂げられる” “生きて大業の見込みあらばいつでも生くべし、死して不朽の道あればいつでも死ぬべし....” この教えに晋作が木戸孝允が、若き日の伊藤博文や井上馨が奮い立つ。やがて各地の若者は“燎原の火”の如く呼応し、300年近い封建制度を打倒する。次によそ者。黒船来襲の事例を見るまでも無く、日本の変革はいつも外圧。最近も....外圧。よそ者という表現は非礼かもしれませんが、変革には外部からの圧力が不可欠なんでしょう。写真の作業船は北九州船籍でした。この作業船は外圧を掛けにきた訳では有りませんが、漁港の維持に大変大きな役割を持っております。そしてバカ者...。これは明日にします。