銚子・角巳之・三代目

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ウミスズメ

2007年05月12日 | 銚子で揚った珍しい魚

Img_0935 これ恐らくウミスズメ(海雀)だと思います。ハコフグの仲間だそうです。TV等で有名な“さかなクン”が頭に被っているあのキャラの仲間。愛嬌のある顔をしております。もともと暖流にいる魚で、夏に北上。と図鑑にありました。表面は硬い膜で覆われ、ちょっとヌメヌメしている。後で分かった事ですが、このヌメヌメは毒素で、この毒で他の魚を殺す事があるとか。ただし人間には無害だそうです。食べられるようですが、写真のものは10㎝前後の小型。身は殆ど無いようでした。この魚はセグロ(カタクチイワシ)の混獲ですが、セグロの網に混獲される魚を見ていると、トビウオが散見されるなど、夏の魚が多くなっているように思います。農家の方々は田植えや稲刈り、畜産は牧草の色や家畜の食欲?、水産関係者は水揚げされる魚の種類....で季節を感じる。田植えの季節に下流の水産関係者はカツオを贈り、稲刈りの季節に上流から新米が届く...。地域コミュニティーが維持されていると、こういう営みはごく自然で、お互い様の精神が日本の四季を彩る風景の維持に大きく役立っていた。先輩方から良く聞かされております。本日は珍しい魚の話...。ちょっと脱線してしまいました。ウミスズメ君、本当に愛嬌のある顔をしておりました。でも毒が...。可愛いいものには気を付けろ。という事でしょうか...?また脱線しました。