ログハウスに芸術作品。しかも素材は野山の野草や倒木、流木....。見事に一体化してました。さらに鉄製品。これもマッチする。ミスマッチの妙か？とも思いましたが、木と鉄のコラボは芸術の世界ではある種、常識なんだそうです...。木や鉄や倒木・流木...、一つ一つは何気ないものでありますが、作者が“想い”を注入すると、人の心を動かす“何か”に生まれ変わる。そしてそれら作品群が、想いを持った方々のいる場所に集った時、その空間は一気に輝きを増し、圧倒的な存在感を示します。今回それを思い知りました。俗に、知育・徳育・体育と言います。最近はそれに食育が加わるようですが、要するに人間が生きて行くのにはそれらが不可欠であるという事。芸術や体育などは受験科目にないなどの理由で授業数が減らされたりしているようですが、これら科目を無視して、知識だけが突出すると、お勉強だけが出来るおバカさん。を沢山作るようなものだ。とは恩師の談。世界的な食糧争奪戦の最中、自給率が世界最低水準にありながら、一次産業の後継者は激減。これら産業が儲かれば黙っていても後継者は育つ。との模範解答を何度も聞きましたが、果たして儲かればこの問題は解決するのでしょうか。