銚子・角巳之・三代目

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出航②

2024年07月22日 | 日記・エッセイ・コラム

そして船は出航して行きました...。廻船問屋さんという仕事があります。銚子のように水揚げ
量が大きいけれど、その水揚げの90%近くが県外船という状況の場合、水揚げそのものは
(廻船問屋さんの)力量によるところ大であります。

一般的に船の皆さんは一番高く評価してくれる(端的に一番高い値段を付けてくれた港)に
水揚げをしたいのです(当たり前ですが)その他、様々な与件もありますがやはり評価...。
この評価はどこに対する評価かと言えば、最終的に食べる人(故にチームワーク...)

廻船問屋さんは船の入港から、再び出航されるまでの一切を漁船や市場、仲買人...等と
チームワークで魚の価値を守る司令塔とでも申しましょうか。そしてやはりこの仕事に必要
なこと...心。出航の際、船の皆さんに手を振り続ける廻船問屋さんの姿、良く見掛けます。

出航時に手を振ったって...。こう考えるのはすでに“姿勢”がなっていない...ということで
あります。90%も県外船の方々の水揚げに依存している訳です...。好調時はこの有難さ
に気が付かないようで..。延縄船の出航を見送りながら...。航海の安全をお祈り致します。

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