銚子・角巳之・三代目

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“黄金”週間から②

2007年05月03日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_0887 オランダはもともとネーデルランド(低い土地の意)と呼ばれ、農業・畜産業そして沿岸で獲れる魚の加工などでつつましやかに生活しているところでありました。ネーデルランドはスペインの植民地、良くある話ですが宗主国(植民地支配する国)の圧政に苦しみ、ネーデルランドの国民は団結して独立を決意する。が、スペインは当時の世界最強国。“無敵艦隊”と呼ばれる艦隊は海を完全に支配し、叛徒を徹底的に弾圧する。そこにネーデルランドの友好国、イギリスが登場。圧政からの開放を願う国民のパワーは凄まじく、やがてそのイギリスとの連合によりスペインからの独立を勝ち取る。簡単に書いてしまえばこういう事なんですが...。この間に関するドラマ。関連書籍が多数ありますので、詳細はそちらをご参照下さい。さて、オランダ、もともとは勤勉実直な国民性で、一次産業を中心としてつつましやかな生活をしていた。圧政に苦しみ、そこから独立を勝ち取った。が、それから大変化が起こる。独立・自由を勝ち取り、当時のアムステルダム(オランダの首都)は世界の中心とまで言われるほど繁栄しまさに“黄金の世紀”と言われる時代を謳歌する。レンブラントを始めとする文化人も多数輩出。オランダと言えばチューリップ畑。この花が咲き誇るが如くの繁栄は、しかしながら長くは続かず、僅か50年後、チューリップ畑は戦禍に見舞われ、滅亡していく。が、そこであることに気付き、現在、オランダは世界に冠たる高福祉国家として世界から尊敬を集めている。詳細は明日から。