人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

タラレバが言いたい!!!

2007-10-21 21:20:36 | 競馬回顧

 いやぁ、エイシンダードマンが3着だったらなぁ・・・
 今日行われた【菊花賞】は珍しく嵌った。どっちに本命をするかで迷った馬で1,2着。また4頭ピックアップした馬が1,2,4,14着だから上出来出だろう。3着はアノ馬だし・・・
 その京都競馬場で行われた【菊花賞】を振り返る。勝ったのは、四位騎乗の4番人気アサクサキングス (牡3・大久保龍厩舎)。道中は先行馬を見ながら離れた5番手を追走。直線に向いて先頭に躍り出ると、6番人気アルナスラインの追撃をアタマ差凌いで優勝した。勝ちタイムは3分05秒1。1番人気ロックドゥカンブは中団から差を詰めるも、さらに1.1/2馬身差の3着、ドリームジャーニーは5着、ヴィクトリーは16着に敗れた。アサクサは完璧なレース運び、スムーズに折り合い、仕掛けのタイミングもピッタリだった。最後はアルナスラインに迫られたが粘り強さで1冠をGETした。2着アルナスは惜しい1戦だった。骨折明け中1週でのこの好走は立派。血統的にこの条件があっていたとはいえ、これからが楽しみな馬だ。3着ロックも南半球生まれで、この血統でこの成績は驚きである。来年の中距離はこの馬中心に回るかもしれない。大穴と見ていた4着エイシンダードマンも力はある。直線一度ドリームジャーニーに交わされたが、そこから再び差し返したのは力のある証拠、来年春が楽しみだ。5着ドリームジャーニーは最後止まってしまった。これはやはり距離だろう。ヴィクトリー、サンツェッペリン(14着)も折り合いを欠いたところがあったが、僕は距離の壁のような気がする。
 勝ったアサクサキングスは、父ホワイトマズル、母がクルーピアスター(その父SS)。伯父にジェニュインがいる血統。ホワイトマズル産駒は‘02年【オークス】のスマイルトゥモロー、’04年【天皇賞・春】のイングランディーレに続く3度目のJRA・GⅠ制覇。牡馬クラシックは初。他に今年の【シンガポール航空国際C】を勝ったシャドウゲイトがおり、アサクサキングスと同馬は母の父(SS)が同じだ。母の父SSは昨年のソングオブウインド(父エルコンドルパサー)に続くこのレース2連覇。JRA・GⅠは’05年【桜花賞】、’05年【NHKマイルC】のラインクラフト、’05年【朝日杯FS】のフサイチリシャール、’そして今年の【宝塚記】のアドマイヤムーンに続く6勝目(5頭目)である。昨年10月のデビュー戦、【百日草特別】と2連勝し、【ラジオNIKKEI杯2歳S】では直線での不利もあり5着に敗退したが、今年2月の【きさらぎ賞】を逃げ切って重賞初制覇。【皐月賞】は7着、【NHKマイルC】は11着と敗れたが、【日本ダービー】では14番人気の低評価ながら逃げてウオッカの2着に健闘した。その後、古馬初挑戦の【宝塚記念】は15着、秋緒戦となった前走の【神戸新聞杯】ではドリームジャーニーの2着だった。通算成績10戦4勝(重賞2勝)。
 勝った四位はこのレース初勝利。JRA・GⅠはウオッカで勝った【日本ダービー】に続く今年2勝目、通算10勝目。牡馬クラシックは’96年【皐月賞】をイシノサンデーで制しており、これを含め完全制覇となった。JRA重賞は今年5勝目、通算52勝目。
 管理した大久保龍調教師はJRA・GⅠ初制覇。JRA重賞は【青葉賞】のヒラボクロイヤルに続く今年3勝目、通算4勝目。なお、父である大久保正陽元調教師も’94年のこのレースをナリタブライアンで制しており、親子制覇となった。
 馬主の田原慶子氏はJRA・重賞はアサクサキングスで勝った今年の【きさらぎ賞】に続く2勝目で、GⅠは初。同馬は当初・田原源一郎氏所有だったが、1月4日に源一郎氏が亡くなったため、馬主名義が変更されていた。
 生産者・社台ファームは’03年ザッツザプレンティ以来のこのレース制覇。他に’01年マンハッタンカフェ、’00年エアシャカール、’96年ダンスインザダークなどがいる。尚、今年のJRA・GⅠは【秋華賞】のダイワスカーレットに続き6勝目。秋は【スプリンターズS】のアストンマーチャンから3連勝である。

 この【菊花賞】、久々の馬単、3連複、3連単的中で勝利したのだが、エイシンが3着なら3連複470倍、3連単に至っては2,501倍であった。欲が深いの良くわかっているが、惜しい、実に惜しい。この悔しさは来週の【天皇賞・秋】で・・・。 

コメント (7)
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