人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

忙しい日曜の朝

2007-10-27 23:00:44 | 競馬予想

 日本シリーズが始まった。それにしてもダルビッシュ、川上の投げ合いは面白いですね。この二人にロッテの成瀬、渡辺、西武の涌井、巨人高橋尚、そして後ろに岩瀬、上原、藤川がいるのだから、星野JAPANはやっぱり面白そうですね。
 今日の競馬を振り返る。まずは東京で行われた武蔵野S。勝ったのは吉田豊騎乗の9番人気エイシンロンバート (牡5・小崎厩舎)。ハナを奪うと、直線でも脚色衰えず、中団追走から伸びた1番人気ワイルドワンダーの追撃を3/4馬身抑え逃げ切った。勝ちタイムは1分35秒5(不良)。さらに1.1/4馬身差の3着に6番人気トーセンブライトが入った。勝ったエイシンは前走の凡走で人気が落ちていたが、左回りで1000万条件を2勝、準オープン1勝を挙げていたのだから狙いは立つ馬ではあった。しかしメンバーを考えたら・・・。重馬場も味方したし、鞍上の吉田豊の好騎乗も光った。幸い僕は2着ワイルドワンダーから馬券を買っていたので、馬単、3連複的中と美味しい思いをさせてもらったが、思わず軸騎乗の蛯名より、吉田豊を応援してしまったのは予想している身としては恥ずかしいものであった。まぁ今回は馬場でこういう結果になったが、2着のワイルドともかく、3着トーセンブライトも力を付けている。今後が楽しみだ
 勝ったエイシンロンバードは、父Victory Gallop、母Pacific City(父Carson City)という血統の米国産馬。’04年10月にデビューし、2戦目で初勝利。今年6月の【香港JCトロフィー】で逃げ切ってオープン入りし、【マーキュリーC】ではシャーベットトーンの3着に入っていた。前走は【阿蘇S】で5着に敗れており、約2か月ぶりの出走だった。通算成績32戦6勝(うち地方2戦0勝、重賞1勝)。
 鞍上の吉田豊は、【新潟記念】のユメノシルシ以来のJRA重賞制覇で今年2勝目、通算20勝目。ダート重賞は初。管理する小崎憲調教師は、【京王杯スプリングC】のエイシンドーバーに続くJRA重賞制覇で通算2勝目。ちなみに、今回もエイシンドーバーと同様、平井豊光氏所有で、Victory Gallop産駒の米国産馬となった。
 一方、京都競馬場で行われた【スワンS】は、藤岡佑騎乗の3番人気スーパーホーネット (牡4・矢作芳人厩舎)が、道中は後方で脚を溜めると、直線では上がり3F33.9の末脚を繰り出し、先に抜け出した10番人気フサイチリシャールをゴール前でハナ差を捕らえ優勝した。勝ちタイムは1分20秒7(稍重)。さらに1/2馬身差の3着には5番人気ドラゴンウェルズ。1番人気のアストンマーチャンは軽快に逃げるも、直線で失速し14着と大敗した。勝ったスーパーホーネットだが、“強い”の一言。前走の【ポートアイランドS】の勝ちっぷりはまぐれではなかった。これで自走が楽しみになった。2着のフサイチリシャールは福永が自分のコラムで今週の勝負馬としていた馬だが、この好走には正直驚いた。元々力のある馬(2歳王者)ではあるが、これだけ走れば今後が楽しみだ。3着ドラゴンウェルズは力を付けている。そして鞍上ペリエのソツのない騎乗も光った。僕が本命に推したアストンマーチャンは少し懸かり気味であったが、あの失速にはガッカリであった。この馬、そんな簡単に信じてはいけない馬ですね
 勝ったスーパーホーネットは、父ロドリゴデトリアーノ、母ユウサンポリッシュ(父エルセニョール)という血統。’05年9月にデビューし2戦目で初勝利。続く【デイリー杯2歳S】で3着し、【くるみ賞】を勝って臨んだ【朝日杯フューチュリティS】ではフサイチリシャールの2着に入るなど2歳時から活躍を見せていた。翌年は【皐月賞】10着、【日本ダービー】15着とクラシックでは惨敗したが、その後【カシオペアS】、【大阪城S】、【都大路S】とオープン特別で勝利を積み重ね、前走の【ポートアイランドS】では2着に4馬身差をつけて快勝していた。通算成績18戦7勝(重賞1勝)。
 鞍上の藤岡佑はローゼンクロイツで制した【金鯱賞】に続く今年のJRA重賞4勝目で、通算7勝目。管理する矢作芳人調教師は05年3月のデビュー以来、18回目の挑戦にしてJRA重賞初制覇となった。

 

 では明日の予想。まずは東京で行われる【天皇賞・秋】。実は晴れ、良馬場なら時計勝負に強い16番マツリダゴッホを本命にしようと思っていたのだが、とても回復しそうにないから断念(もし奇跡的に回復したら買う)。で、僕が本命に推すのは1番人気だが、1番メイショウサムソン。とにかく道悪の【天皇賞】はテイエムオペラオーに代表されるようにオペラハウス産駒が合う。休み明けと遠征断念が気になるが、鞍上は盾男・豊(ここ2週の鬱憤を晴らす)だし、この血統は晩成型が多くまだこれから強くなる可能性がある。相手筆頭はそのメイショウを【宝塚記念】で一蹴したアドマイヤムーン。ダーレー所属となって、岩田がここで好騎乗を見せると将来的にも明るい未来が待っている。よってここでの凡走はみせられない。3番手には15番ポップロック。ペリエぞっこんの馬で、直線の長い府中は得意である。ここまで人気馬なのでもう1頭は穴馬を狙いたい。それは10番ブライトトゥモロー。過去重馬場の【天皇賞・秋】ではオペラオーのとき、3着にきたのがトゥナンテ、負かされたのがアグネスデジタル、マックィーン降着のときは3着カミノクレッセであった。つまりマイルに強い馬が馬券となっているのだ。通常マイルなら14番ダイワメジャーか6番カンパニーだろうが、前者だと穴にならないし、巧者は府中が苦手である。そこでブライトである。正直マイル実績があるわけではないが、父も母父も府中雨のGⅠマイルで勝利したことのある血統。ごっちゃんが溜めるだけ溜めれば・・・。他のレースからは、京都11R【アルデバランS】の16番ラッキーブレイク。京都1800mダートは母父ボールドルーラー系が良く走っている。音無厩舎の狙いは【秋・天】よりこっちだ。福島10R【きんもくせい特別】はレースセンスのある6番ショウサンマグナ。
 
予想とは別に明日の僕の愛馬が2頭出走する。1頭はこれが4走目となるアンヴェイル(京都2R)。このレースメンバーが揃ったし、この馬自身叩いて次走が狙いかもしれないが、馬券的には今回が面白そう。前走3着時の1,2着馬は【デイリー杯2歳S】の1,4着馬だ。東京4Rにデビューするクレプスキュールは府中が合いそうだが、まだまだ体が出来ていないようで本格化するのは先のよう。ただ調教は次第によくなっているので、微かな期待は持っている。もし勝ったら大物になるかも・・・。
 このように明日の午前中は愛馬の出走があるのだが、昨日書いた奥さんがモスクワから帰国する。幸いにも奥さんの方は迎いにいく必要がないので愛馬の方を真剣に応援できるのだが、一方では松坂登板のワールドシリーズもあるし・・・。【天皇賞・秋】前に疲れそう。

コメント
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