人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

ターフを去る活躍馬たち

2021-12-03 20:29:48 | Weblog

  女子ゴルフ。来季シード権を持たない選手たちの出場権をかけた《JLPGAクォリファイングトーナメント 最終ステージ》。首位タイで出た下川めぐみたが「70」をマーク。トータル9アンダーで単独トップ通過を果たした。トータル8アンダー・2位に石川明日香。トータル6アンダー・3位タイには川岸史果、大出瑞月が入った。今季賞金シードを喪失した選手では、福田真未がトータル4アンダー・7位タイで突破。黄金世代の新垣比菜もトータル1アンダー・17位タイと上位で終えた。6月の20年度最終プロテストをトップで通過した佐久間朱莉は、トータル3アンダー・10位タイ。同期の小倉彩愛、桑木志帆、先月の21年度プロテスト合格の佐藤心結も同順位で、来季の前半戦出場権を手中にした。ツアー本格復帰を目指して参加した横峯さくらは「69」と3つ伸ばし、安田祐香、葭葉ルミらと並ぶトータルイーブンパー・20位タイでフィニッシュ。来季前半戦フル出場の目安とされる30位圏内に滑り込んだ。

 一方で、21年度プロテストトップ合格の尾関彩美悠は「79」と崩れ、トータル6オーバー・54位タイ。ほかにもツアー優勝経験者の成田美寿々、藤田光里、木戸愛、服部真夕、原江里菜、一ノ瀬優希、金田久美子、フェービー・ヤオ(台湾)らも下位に沈み、来季出場権獲得はならなかった。来季は下部のステップ・アップ・ツアーから再起を図る。



 競馬の話。グランアレグリア、コントレイルに続き、これまでターフを賑わせてきた活躍馬たちの引退、種牡馬、繁殖入りがこの一週間で次々に発表された。まずは2017年の【菊花賞】を制したキセキ(牡7・辻野泰之厩舎)。12月26日に中山競馬場で行われる【有馬記念】を最後に現役を引退、引退後は北海道日高町のブリーダーズ・スタリオン・ステーションにて種牡馬入りを予定していることがわかった。キセキは、父ルーラーシップ、母ブリッツフィナーレ(母父ディープインパクト)という血統。父ルーラーシップの後継としても注目が集まる。通算成績は32戦4勝。前走の【ジャパンカップ】では10着。ラストランを迎える【有馬記念】では、2017年【菊花賞】以来の勝利に挑む。
 2019年【菊花賞】や21年【天皇賞・春】などに優勝し、11月25日付けで登録を抹消されたワールドプレミア(牡5歳・友道康夫厩舎)は、22年から北海道新冠町の優駿スタリオンステーションで種牡馬となる予定。父ディープインパク、母マンデラ(母父アカテナンゴ)の血統。当歳時にセレクトセールで取引され、2歳10月にデビュー。先日の【天皇賞・秋】がラストランとなった。通算成績は12戦4勝。獲得賞金は4億5594万3000円。

 2018年からダートの交流G1【東京大賞典】を3連覇など交流GⅠを4勝しているオメガパフューム(牡6歳・安田翔伍厩舎、父スウェプトオーヴァーボード)が来春、種牡馬入りする予定であることが分かった。繋養先などは未定。まずは【東京大賞典】(12月29日、大井)4連覇を目指している。種牡馬としての更なる価値を高める偉業達成なるか注目だ。鞍上は引き続きM・デムーロ。
 2018年のGⅢ【プロキオンS】、20年の交流GⅢ【クラスターC】を勝ったマテラスカイ(牡7・森秀行厩舎)が11月28日付で引退。父Speightstown、母Mostaqeleh(母父Rahy)の血統。今後は北海道日高町のブリーダーズ・スタリオン・ステーションで種牡馬になる予定。通算36戦7勝で重賞2勝(うち地方7戦1勝、海外7戦0勝)。総獲得賞金3億3563万6600円(うち地方5572万円、海外1億3356万6600円)。11月の米GⅠ【BCスプリント】5着が最後のレースとなった。ダートの短距離馬として地方競馬に需要がありそう。

 2020年【香港スプリント】、21年【高松宮記念】勝ちのダノンスマッシュ(牡6・安田隆行厩舎)が12月12日の【香港スプリント】を最後に引退。来年から種牡馬になることが発表された。けい養先は調整中で、次走の結果次第となる。父ロードカナロア、母スピニングワイルドキャット(母父ハードスパン)という血統。父ロードカナロアも【香港スプリント】連覇しており、もし連覇すると父同様種牡馬としてニーズが広がるかもしれない。

 2018年の【平安S】、同年【チャンピオンズC】でも3着と好走したサンライズソア(牡7・河内洋厩舎)が12月1日付けで登録を抹消した。父シンボリクリスエス、母アメーリア(母父スペシャルウィーク)という血統でJRA通算22戦4勝(地方2戦1勝)。今後は北海道浦河町のイーストスタッドで種牡馬になる予定。シンクリ産駒としてそれなりの需要はあるかも…。
 2019年【安田記念】、【マイルCS】を制したインディチャンプ(牡6歳・音無秀孝厩舎)が12月12日の【香港マイル】を最後に現役を引退、来春から種牡馬入りすることになった。父ステイゴールド、母ウィルパワー(母父キングカメハメハ)という血統。2017年12月に阪神でデビュー。19年2月に【東京新聞杯】で重賞初制覇を決めると、同年6月の【安田記念】ではアーモンドアイの連勝を7で止める勝利を挙げ、G1初制覇を達成。さらに秋の【マイルCS】も制して、その年の《最優秀短距離馬》に選出された。

 脚部不安で先週の【ジャパンC】を回避したカレンブーケドール(牝5・国枝栄厩舎)が、現役を引退し繁殖入りすることが決まった。当初は現役を続行し、年明けの【AJCC】での復帰を目指していたが、患部のダメージが思った以上のものだったらしい。カレンブーケドールは父ディープインパクト、母ソラルア(母父Scat Daddy)という血統。2018年年10月にデビュー。翌19年の【スイートピーS】で2勝目を挙げて以降は、重賞未勝利のままG1戦線に挑み【オークス】、【秋華賞】、【ジャパンC】で2着と好走。の後もG1で善戦を続け、5歳となった今年も【天皇賞・春】3着【宝塚記念】4着と善戦。“最強の2勝馬”としてファンに愛された。先日の【天皇賞・秋】12着がラストランとなった。今後は北海道の社台ファームで来春の繁殖シーズンに備える。
 前述したインディチャンプの半妹で2020年GⅢ【シルクロードS】を制したアウィルアウェイ(牝5・高野友和厩舎)も登録を抹消することが決まった。父ジャスタウェイ、母ウィルパワー(母父キングカメハメハ)という血統。11月28日の【京阪杯】15着がラストランで、通算21戦4勝。獲得賞金は1億7200万2000円。今後は繁殖牝馬となる予定。兄マイル王者だし、モーリスやドレフォンあたりなら面白そう。

 

 明日の予想。まずは中山メイン【ステイヤーズS】。本命は8番トーセンカンビーナ。昨年の【阪神大賞典】2着馬、【天皇賞・春】も5着でステイヤーの資質はこの中でも随一。前走復調が見え、ここは買い。相手は5,6,9,10,11,13番。阪神メイン【チャレンジC】は11番ソーヴァリアント。【菊花賞】はパスしたが、上昇一途でこのメンバーなら初重賞をゲットする。相手は1,4,5,6,7,9番。中京メイン【飛騨S】は1番サトノアイ。クラシックが大目標のサトノ軍団だが、馬券的に狙いはダートや短距離。ここは人気だが、サトノが選んだ短距離馬は黙って買い。相手は4,10,11,12,16,17番。




 今週の一口馬。土日に出走馬がないが、この間の平日に地方に行っている2頭の出走があった。まずはアッレサンドロ11/30の船橋競馬【犬吠埼賞】(1600mダート)に出走したが、気性の悪さを出して結果6着となった。レースは、スタート直後に狭くなって、内に押し込められる形に。包まれたうえに、少し砂を被ったら嫌気が差して、ハミを自分から取ろうとする場面がなかった。鞍上の笹川翼は「馬群がバラける2000m戦くらいが力を出せると思います」とのこと。ただ陣営はシャドーロールにチークピーシズという装備も見直して、中1週で10回川崎開催(12/13~)に向かう」らしい。2勝目を期待!
 園田のヴィオマージュは12/01園田競馬【C2 二 3歳以上】(1400mダート)に出走。レースは絶好のスタートで、二の脚をきかせてハナへという展開だったが、外から主張してきた馬2頭に前を譲り、付いて行かずに前2頭を見る形に。ただ、案の定、砂を被って進みが悪く、馬群を割るのを躊躇するような気性の難しさも見せ、“万事休す”と思ったら、なんとそこから馬群を伸びてクビ差の1着。ようやく初勝利を挙げた。中央で2着が4回もある馬で、初勝利までに思ったより時間がかかったが、まずは1つ勝ってくれてうれしい限りだ。陣営は「この勢いのまま行きたいですし、レース後の状態をよく確認して次に備えたいと思います」とのこと。この馬も2勝目に期待!

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