人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

中山記念馬連的中!アースライザーも好走!

2023-02-26 17:45:35 | Weblog

 まずはマラソン。《大阪マラソン》西山和弥(24・トヨタ自動車)が、初マラソンの日本最高記録を更新する2時間6分45秒で日本勢トップの6位でフィニッシュした。これまでの記録は星岳(コニカミノルタ)が昨年2月の《大阪マラソン・びわ湖毎日マラソン統合大会》でマークした初マラソン日本記録の2時間7分31秒だった。さらに《パリ五輪》の代表選考会である《マラソングランドチャンピオンシップ(MGC、10月)》の出場権も獲得した。さらに西山と同じく初マラソンに挑んだ池田耀平(24)も2時間6分台(53秒)をマークMGCの出場権を獲得した。優勝したのはエチオピアのH.キロスで2時間6分01秒だった。西山、池田の以下は8位に入った大塚祥平(九電工)、10位に定方俊樹(三菱重工)はすでにMGC出場権を持っているが、2時間8分を切った吉岡幸輝(中央発條)、作田将希(JR東日本)、土井大輔(黒崎播磨)、小山裕太(トーエネック)がMGC切符を獲得。さらに、2レース合計タイムで出場権獲得となる「ワイルドカード」で、畔上和弥(トヨタ自動車)、河合代二(トーエネック)、大六野秀畝(旭化成)も出場権を得た。ただ《東京五輪》代表の服部勇馬(トヨタ自動車)は2時間9分46秒で今大会でのMGC出場権は獲得ならなかった。
 ゴルフ。米国女子ツアー《ホンダLPGAタイランド最終日。首位と6打差の4位から出たリリア・ヴが5連続を含む8バーディ、ノーボギー「64」をマークして通算22アンダーとし、逆転でツアー初優勝を果たした。ヴは1997年生まれの25歳。19年にプロ転向し、21年の下部エプソンツアーではシーズン3勝を挙げて賞金ランキング1位に輝いた。1打差の2位に地元・タイの20歳、ナッタクリッタ・ウォンタウィラップ。首位から出た最終日は「71」と伸び悩み、ツアー初出場での初優勝はならなかった。通算20アンダー3位に同じくタイ出身でツアー2勝のアタヤ・ティティクル。世界ランキング1位のリディア・コー(ニュージーランド)は、ネリー・コルダらと並び通算16アンダー6位だった。日本勢は、笹生優花が1イーグル4バーディ、4ボギーの「70」で回り通算12アンダー20位で最上位。畑岡奈紗も「70」として通算11アンダー23位。渋野日向子は最終18番(パー5)をチップインイーグルで締めるなど、1イーグル3バーディ、4ボギー「71」で回り、通算10アンダー27位で終えた。アマチュアの馬場咲希(代々木高2年)は通算9アンダー34位。岩井明愛は通算8アンダー38位。古江彩佳は「67」でプレーして通算5アンダー49位。岩井千怜は通算2アンダー60位で4日間を終えた。日本勢、なかなか上位に行けないね。そろそろ誰か優勝争いしてほしいものだ。

 欧州男子ツアー《ヒーローインディアンオープン》最終日は現在進行中だが、全選手が前半のプレーを終え、ヤニク・ポール、マルセル・シエム(ともにドイツ)がし烈な優勝争いを繰り広げている。日本勢では7位タイからスタートした比嘉一貴が前半1イーグル・2バーディを記録し、折り返し直後の10番でもバーディを奪い、首位と3打差の4位でプレー中。そのほかの日本勢では、久常涼がトータル4アンダー、川村昌弘がトータル3アンダーで終盤に入っている。 岩崎亜久竜はこの日だけで8つ落とし、トータル11オーバーで大会を終えた。比嘉が大健闘!ひょっとしたら…。

 

 今日は競馬のビックニュースが飛び込んできた。サウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で行われた世界最高賞金レース【サウジカップ】は、吉田豊のパンサラッサ(牡6歳・矢作芳人厩舎)が先手を取ってそのまま押し切り、大金星を挙げた。タイム1分50秒795。2着はアメリカの実力馬カントリーグラマーだったが、3着にカフェファラオ(牡6歳・堀宣行厩舎)、4着にジオグリフ(牡4歳・木村哲也厩舎)、5着にクラウンプライド(牡4歳・新谷功一厩舎)と日本馬が上位に名を連ねた。ジュンライトボルト(牡6歳・友道康夫厩舎)は7着、ヴァンドギャルド(牡7歳・藤原英昭厩舎)は11着となった。矢作厩舎と広尾レース(株)のコンビは【1351ターフスプリント】のバスラットレオンに続いてこの日2つの勝利を挙げた。
 レースは最内枠のパンサラッサが久々のダートにもかかわらず芝以上にいいダッシュでハナに立つ。ジオグリフ、カントリーグラマー、カフェファラオなどがこれを追い、クラウンプライドも差がなく続いた。パンサラッサは持ち前の軽快な逃げ脚で馬群を引っ張り、直線に向いてからも脚いろが鈍らない。追いすがる他の日本馬が伸び切れないところに、一旦位置取りを下げたカントリーグラマーが外から遅いかかるが、パンサラッサは3/4馬身差、振り切ってV。当代屈指の個性派が世界最高賞金レースを勝ったことによって、賞金面でも名誉の面でも歴史的名馬の仲間入りを果たした。

 パンサラッサは、父ロードカナロア、母ミスペンバリー(母父モンジュー)という血統。北海道新ひだか町・木村秀則氏の生産馬で、馬主は広尾レース(株)。通算成績は25戦7勝(うち海外3戦2勝)。重賞は2021年【福島記念】、22年【中山記念】、【ドバイターフ】に次いで4勝目となった。尚、勝ったパンサラッサは、次戦予定の【ドバイワールドC】でも英ブックメーカーで3番人気に浮上した。1番人気はドバイでトライアル重賞を連勝したアルジールス(セン6、S&Eクリスフォード)、2番人気は昨年の勝ち馬で【サウジC】2着の米国馬カントリーグラマー(牡6、B・バファート)。日本勢ではダートG1連勝中のウッシュバテソーロ(牡6、高木)が4番人気タイとなっている。【ドバイワールドC】の1着賞金は696万ドル(約9億500万円)で、勝てばアーモンドアイを抜いて歴代賞金王となる。パンサラッサの13億には及ばないものの、カフェファラオも3着賞金の200万米ドル(約2億7000万円)、ジオグリフが4着賞金の150万米ドル(約2億円)、クラウンプライドが5着賞金の100万米ドル(約1億4000万円)と、それぞれ日本のG1で1着賞金に匹敵するボーナスをゲットした。
 サウジデー他のレースの日本馬の結果は下記の通り。
【1351ターフスプリント】(G3・芝1351m・11頭)…1着バスラットレオン(坂井瑠星・矢作厩舎)、レシステンシア(R・ムーア・松下厩舎)5着、ラウダシオン(B.ムルザバエフ・斎藤崇厩舎)9着、ソングライン(C.ルメール・林厩舎)10着
【レッドシーターフハンデキャップ】(G3・芝3000m・13頭)…シルヴァーソニック(D.レーン・池江厩舎)1着、エヒト(川田・森厩舎)7着
【サウジダービー】(G3・ダート1600m・13頭)…デルマソトガケ(松若・音無厩舎)3着、コンティノアール(坂井瑠星・矢作厩舎)5着、フロムダスク(川田・森厩舎)9着、エコロアレス(福永・森厩舎)12着、優勝馬 コミッショナーキング
【リヤドダートスプリント】(G3・ダート1200m・9頭)…リメイク(福永・新谷厩舎)
3着、ジャスティン(坂井瑠星・矢作厩舎)4着、ダンシングプリンス(D.レーン・宮田厩舎)5着、リュウノユキナ(柴田善・小野次郎厩舎)6着、優勝馬 エリートパワー

 今日の日本の重賞を振り返る。中山11Rで行われた【第97回中山記は、松山弘平の5番人気ヒシイグアス(牡7歳・堀宣行厩舎)がGⅠ馬3頭を蹴散らし重賞3勝目。スローペースの中、中団のインで脚をためると、直線では一旦、進路がふさがるも外に持ち出すと鋭く伸びて先頭でゴール。昨年の【宝塚記念】2着以来、8カ月ぶりの出走で21年以来となる2度目の勝利を飾った。タイムは1分47秒1。3/4馬身差の2着には僕が本命に推したラーグルフ(8番人気)、さらにクビ差遅れた3着に逃げ粘ったドーブネ(7番人気)が入った。なお、1番人気のソーヴァリアントは直線で馬群に沈み9着に敗れた。
 勝ったヒシイグアスだが、強いメンバー相手であったが、ちょっとここでは力が違った勝利。中山や阪神なら大きいところでも十分勝負になりそう。松山も落ち着いた騎乗だった。2着ラーグルフも本当に力をつけている。若干スピードの乗りが遅いがそれでも終いは良い脚を使っている。もう少し枠が内なら際どかったかも…。3着ドーブネは武豊が理想的な騎乗だった。最後は力の差。
 ヒシイグアスは、父ハーツクライ、母ラリズ(母父Bernstein)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は阿部雅英氏。通算成績は16戦7勝(うち海外1戦0勝)。重賞は2021年【中山金杯】、【中山記念】に次いで3勝目。堀宣行調教師は16年ドゥラメンテ、17年ネオリアリズム、21年ヒシイグアスに次いで【中山記念】4勝目、松山弘平は21年ヒシイグアスに次いで2勝目となった。

 阪神11Rで行われた【第67回阪急杯】は、横山和生とコンビを組んだ2番人気アグリ(牡4歳・安田隆行厩舎)がハイペースで逃げてそのまま押し切り、重賞初勝利。【高松宮記念】の優先出走権を獲得した。タイムは1分19秒5。クビ差の2着には好位追走から迫ったダディーズビビッド(3番人気)、さらに2馬身1/2差の3着に3番手から粘り込んだホウオウアマゾン(6番人気)が入った。スタート直後から内メイショウチタンと外アグリが先行争い。最終的にメイショウチタンがハナに立つが、速いラップを刻んだ。3番手には好スタートから控えたホウオウアマゾンがつけ、ダディーズビビッドと断然人気のグレナディアガーズが4番手を併走した。アグリが直線に向いて先頭に立つと、後続を引き離しにかかる。ダディーズビビッドがぐいぐいと迫ってくるのと対照的に、グレナディアガーズは伸びがない。前2頭のマッチレースとなったが、最後までアグリがしのぎ切って、重賞初制覇を飾った。
 勝ったアグリは馬が変わってきた。そして横山和の自信満々の騎乗も立派だった。もっと強くなりそうな馬で、新しいスプリンターの誕生だ。それにしても安田厩舎はスプリンターが良く育つ!2着ダディーズビビッドも良く走っているが、あれで勝てないのだから勝ち馬を褒めるしかない。3着ホウオウアマゾンも最後まで粘っているが、これが精いっぱいだろう。ただ次につながる競馬だった。走り切ってくれました」
 アグリは、父Caravaggio、母オールドタイムワルツ(母父War Front)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は三木正浩氏。通算成績は9戦5勝。重賞は初勝利。【阪急杯】は安田隆行調教師が2013年ロードカナロア、22年ダイアトニックに次いで3勝目、横山和生は初勝利。

 今日の一口馬。アースライザーが中山12R【4歳上2勝クラス】(1800mダート)に出走して結果5着。10番人気だったことを考えると大好走だったが、直線で前が開かなかったのがちょっと残念。鈴木慎太郎調教師も「前走同様に行きたいところで前が開かずに、踏み遅れてしまいました。こじ開けてからはいい脚で伸びてきてくれましたが、あのロスは痛かったですね。1~3着馬は確かに強かったですが、スムーズならもう少し僅差の争いはできたと思います。ただ、あの場面で外を回していたらいい競馬ができていたかというと、そんな簡単な話ではなく、あそこでワンテンポ遅れたことが最後まで脚を使えた要因でないかとも見ています。今日はスローペースでしたし、展開がハマれば更なる前進が見込めそうです」とのこと。まだ中山は2開催あるので、次を期待したい!

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