明日開幕する。《Jリーグ》。あまり選手の入れ替えとか詳細に知らないが、季節の風物詩として、身贔屓いっぱいの順位予想をする。
1位サンフレッチェ広島、2位川崎フロンターレ、3位サガン鳥栖、4位横浜F・マリノス、5位セレッソ大阪、6位北海道コンサドーレ札幌、7位浦和レッズ、8位FC東京、9位鹿島アントラーズ、10位名古屋グランパス、11位柏レイソル、12位ガンバ大阪、13位ヴィッセル神戸、14位湘南ベルマーレ、15位アビスパ福岡、16位アルビレックス新潟、17位京都サンガF.C.、18位横浜FC
広島は昨季《J1》で3位、《ルヴァンカップ》優勝、《天皇杯》準優勝の成績で、ミヒャエル・スキッベ監督の2年目。ズバリ優勝を期待したい。次位は一昨年王者の川崎。谷口彰悟(→アル・ラーヤン)の移籍がマイナスだが、このチームは常に移籍を補う選手が出てくる。小林悠、レアンドロ・ダミアンもケガからの復帰が見込める。今年大いに期待したいのが川井健太監督が率いる鳥栖。九州のチームということもあるが、川井イズムが浸透している。昨年J2活躍の河原創(ロアッソ熊本→)の加入もプラス。昨年王者の横浜FMは、昨年のMVPだった岩田智輝(→セルティック)、かつてのMVPのFW仲川輝人(→FC東京)らが相次いで移籍は痛い。5位C大阪はやはり関西チームが1チームぐらい上に来てほしいという願望。復帰した香川真司(シント・トロイデン→)に頑張ってもらいたい!ひょっとしたら…と思うのが札幌。ミハイロ・ペトロヴィッチ監督のもとMF青木亮太など多くの選手が進化。神戸から移籍のMF小林祐希が嵌れば…。
今週競馬界にとって大きな発表があった。先週の【京都記念】で心房細胞のため、競走を中止したエフフォーリア(牡5・鹿戸)が引退することが14日、所属するキャロットクラブのホームページで発表された。レース直後、鹿戸師は大事に至らなければ次走を目指すようなことを言っていたが、エフフォーリアには種牡馬という大事な仕事が待っている身なので致し方ないだろう。そのエフフォーリアだが、GI・3勝を挙げ、2021年の年度代表馬に輝いたが簡単にその実績を振り返る。
まず初めてのGⅠである2021年【皐月賞】。無敗で挑み見事勝利したが、無敗の【皐月賞】制覇はグレード制導入以降、史上9頭目。2着馬に0秒5差以上つけての制覇は1994年のナリタブライアン、2011年のオルフェーヴルに続き3頭目だった。鞍上の横山武史は父・横山典弘と
父子制覇。武邦彦・武豊父子、福永洋一・福永祐一父子に続く史上3組目だった。2つ目のGⅠである2021年【天皇賞(秋)】。3歳馬の勝利は祖父シンボリクリスエス以来19年ぶり。キャリア6戦目でのJRA古馬GI制覇は、ゲレード制導入以降最少タイ記録だった。このレースで横山武史は同レース史上初、親子三代制覇を達成した。3つ目のGⅠである2021年【有馬記念】。当時歴代最多得票となる26万742票を集めてファン投票1位に。3歳馬が1位となったのは2007年のウォッカ以来14年ぶりだった。1980年以降、キャリア7戦での勝利は1998年グラスワンダー、2018年ブラストワンピースに続く3頭目で、3歳馬による同年の【天皇賞(秋)】・【有馬記念】制覇は祖父シンボリクリスエス以来。そんな活躍もあって2021年は年度代表馬にも選出された。最優秀3歳馬の投票では満票を獲得。3歳牡馬の年度代表馬選出はオルフェーヴル以来10年ぶりであった。祖父シンボリクリスエス、父エピファネイアに続いて日本競馬界の偉大なるサイアーになってほしいものだ。お疲れさまでした!
実はエフフォーリアより一日前に僕にとっては悲しい引退発表があった。先週の2/12小倉7R【4歳上1勝クラス】〔2,600m芝〕で4着だったカルトゥーシュ。レースはまずまずのスタートを切ると、道中は中団からレースを進めたが、直線ではジリジリと脚を使ったものの、上位3頭とは離された4着でゴール。レース後、松下調教師は「馬体重は14kg増えていたものの、牧場でもしっかりと乗り込んでもらっていましたし、帰厩後も調教自体は十分積んでいて、追い切りでの動きにも問題は無かったですから、太目残りということは無かったと思います。出来ればもっと早めに動いていくような競馬をしたかったですし、ジョッキーも促してくれてはいたのですが、馬がズブくて反応できませんでした。切れる脚を使えるタイプでは無いので、本来であれば4コーナーで前を射程圏に入れる競馬をしないといけないのですが、逆に前とは徐々に離される格好となってしまいました。正直今回の相手関係を考えると、ここは結果を残さないといけないと思っていましたし、減量騎手を起用することで一押し出来ればと思っていたものの、このような競馬となってしまい申し訳ありません」とのこと。この結果を踏まえて、このまま引退させることとなった。正直今回は僕も勝ち負けを期待していたが、内容はイマイチだった。多くのチャンスはあったが、結局11戦(0,0,2,3,6)の結果では引退も仕方なし。逆によくぞここまでクラブ側も松下調教師も我慢して使ってくれた感の方が強い。皆様ありがとうございました。そしてカルトゥーシュお疲れさまでした。
競馬関連でもうひとつニュース。高齢者からキャッシュカード1枚を盗んだとして、山梨県警は13日、窃盗の疑いで東京都足立区千住仲町の会社役員田口大二郎容疑者(47)を逮捕した。県警によると、日本中央競馬会(JRA)の元騎手。「だましているとは知らなかった」と容疑を否認している。田口はJRAでは94年3月にデビュー。障害24勝を含めて37勝を挙げて、02年4月5日に引退。重賞勝ちがないが、障害では01年に一番格付けが高いジャンプG1、【中山グランドジャンプ】でミナミノゴージャスに騎乗して2着に入った。久々に聞いた名前。騎手時代は勝ち星とかは少なかったが、穴ジョッキーとして記憶している。ミナミノゴージャスの時の勝ち馬が障害馬で種牡馬になったゴーカイ(郷原厩舎、横山義騎乗)だった。古~ッ。
明日の予想。まずは東京メイン【ダイヤモンドS】。本命は4番ミクソロジー。zっと追いかけている馬が遂に重賞制覇した前走は強いレコード勝ち。正直まだ余裕があるレースぶりで、ここは人気でも買い。相手は2,8,9,11,13,15番。阪神メイン【京都牝馬S】は8番ヒメノカリス。6歳牝馬で昇級戦でちょっと敷居が高いが、僕はイーガン騎乗で馬が変わったと思っている。狙うなら今回。相手は1,3,5,6,13,14,18番。小倉メイン【紫川特別】は7番メイショウハボタン。もう一押し足らない馬だが、確実に力だけは走る馬。馬券的に人気になりづらいところもいい。相手は2,8,11,13,14,18番。。
今週の一口馬は3頭、すべて明日の出走である。まずはホワイトクロウが東京4R【4歳上1勝クラス】(1600mダート)に出走予定。足もとが弱い馬で中2週は冒険だが、逆に東京しか実績がない馬で今週を逃すと5月まで待たなくてはならないので仕方ないところ。まぁ出走できるということはいい方向に取りたい。前走同条件で3着だし、前走時に良い競馬をしてくれた石橋に期待したい。2頭目はハリケーンリッジ。東京6R【3歳未勝利】(1600m芝)にルメール騎乗で出走予定。大和田調教師によれば「問題のない動きを見せていましたよ。それに、気になる精神面は使った後でも妙な高揚の仕方はしておらず、いい状態をキープできていると思えます。カイバ食いも良好ですね。硬めの馬場を続けて走る分、脚元への反動は多少心配ではありますが、ここ2戦とも上手な競馬を見せてくれていますし、未勝利とは言えそれなりのレベルの中で上位争いをしてくれているわけですから、ここでもいい走りを期待しています」とのこと。ルメールの連続騎乗を加味して勝ち負けを期待する。それから未勝利勝ちから約半年ぶりの実戦を迎えるウインアラジンが小倉7R【4歳上1勝クラス】(2400mダート)に角田和騎乗で出走予定。寺島調教師は「追い切りは時計的にもしっかりとまとめていましたし、復帰戦に向けていい形で調整ができています。前走の勝ち方から人気を背負う立場になりそうですが、久々、昇級戦のここでも頑張ってくれるはずですし、期待しています」とのこと。前走で3着に負かした馬(ケリーズノベル)が同条件をあっさりと勝っているので、いきなり昇級戦勝利を期待したい。