人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

カルトゥーシュは4着。なんか中途半端・・・

2023-02-12 18:17:00 | Weblog

 まずは地味なマラソンから。《延岡西日本マラソン》は一般参加で初マラソンの大学3年生、佐藤航希(早大)が2時間11分13秒で初優勝を飾った。レースは5㌔を15分30秒前後のペースで推移。30㌔で村山謙太(旭化成)が飛び出し、一度は佐藤と優勝3度の松尾良一(旭化成)が食らい付いたが、さらにギアを上げて突き放す。だが、佐藤はあきらめない。39㌔すぎに村山を捉え、そのまま突き放した。佐藤は地元の宮崎県延岡市出身。宮崎日大高から早大に進学し、今年の《箱根駅伝》は4区で区間6位となり、総合6位でシード権を獲得したチームに貢献していた。 先週の《別府大分毎日マラソン》では青学大の横田俊吾が日本学生記録を更新。学生から楽しみな新星が現れた。それにしても地元延岡でも勝てない旭化成勢は一体どうしたのだろう。そろそろ組織改革した方がいいのかも…。
 ゴルフ。まずは  米国ツアー《WMフェニックス・オープン》3日目。スコッティ・シェフラー(米国)が4バーディ・1ボギーの「68」と3つ伸ばし、トータル13アンダーで単独首位を維持した。昨年大会がツアー初優勝。思い出の地での連覇へ、絶好の位置で最終日へ向かう。今季すでに2勝を挙げているジョン・ラーム(スペイン)とニック・テーラー(カナダ)が2打差のトータル11アンダー。3打差の4位タイにジョーダン・スピース(米国)、アダム・ハドウィン(カナダ)が続いている。 4打差の6位タイにはタイレル・ハットン(イングランド)、ザンダー・シャフェレ、リッキー・ファウラー(いずれも米国)ら5人が並んでいる。2016年、17年大会と連覇してコーストの相性がいい松山英樹は、4バーディ・ボギーなしの「67」でプレー。トータル4アンダーまで伸ばし、25位タイに浮上。世界ランキング1位のローリー・マキロイ(北アイルランド)は6バーディ・3ボギー・1ダブルボギーの「70」と伸ばしきれず、トータル3アンダーの28位タイにつけている。松山にはさすがに優勝までは届かないだろうが、是非ベスト10を目指して欲しい。

 欧州ツアー《シンガポールクラシック》最終日。11位から出た38歳のオッキー・ストライダム(南アフリカ)が9バーディ、ボギーなしの「63」をマークし、通算19アンダーまで伸ばして逆転優勝を遂げた。昨年12月《アフレッド・ダンヒル選手権》での初勝利に続く、ツアー2勝目となった。通算18アンダー2位はサミ・バリマキ(フィンランド)。通算15アンダー3位は首位から出たワン・ジョンフン(韓国)、ワンと同じくトップから出たアレハンドロ・デル・レイ(スペイン)、マルセル・シュナイダー(ドイツ)の3人が並んだ。首位で決勝ラウンドに進んだ18歳のアマチュア、ウェニー・ディン(中国)はスコアを3つ伸ばして通算11アンダー23位。欧州ツアーデビュー戦の蝉川泰果は3バーディ、3ボギー1トリプルボギーの「75」で終え、通算3アンダー60位だった。正直蝉川にはもっと攻めてほしい。順位やトリプルボギー打つのは仕方ないが、あまりにもバーディが少ない。勝者が9つもとっているのだから…頑張れ!

 アジアツアー《インターナショナルシリーズ・オマーン》最終日。トータル9アンダー・単独首位の金谷拓実はツアー初優勝に向けて、1番をバーディで滑り出している。単独2位には同じく日本勢の久常涼。1番をパー発進で金谷と2打差につけている。トータル4アンダー・7位グループには香妻陣一朗。トータル3アンダー・10位には木下稜介が続いている。日本勢は9人が予選を通過し、この決勝ラウンドに挑んでいる。金谷、久常はもちろんだが、香と木下にもチャンスはあるはず。アジアツアーで勝てないようでは世界は…頑張れ!

 今日の重賞を振り返る。阪神11Rで行われた【第116回京都記念】は、武豊の1番人気ドウデュース(牡4歳・友道康夫厩舎)が後方でじっくりとレースを進めると、勝負どころから外々を回って進出、直線ではあっさりと抜け出し余裕をもってゴールした。昨秋の【凱旋門賞】以来、帰国初戦で好発進を決め、次走に予定されている【ドバイターフ】へ弾みのつく勝利となった。ダービー馬が同レースを勝つのは、1948年春(※83年まで年2回実施)のマツミドリ以来75年ぶりのことだった。タイムは2分10秒9。3馬身半差の2着にはマテンロウレオ(6番人気)、さらにクビ差遅れた3着にプラダリア(4番人気)が入った。なお、2番人気のエフフォーリアは最後の直線でジョッキーが下馬し、競走中止となった。
 勝ったドウデュースだが、1頭だけここでは力が違った。折り合いも付き、直線では文句なしの伸び。やはりダービー馬は強い。2着マテンロウレオもよく頑張っているが、今日は勝ち馬が強すぎた。確実に成長は敷いている。3着プラダリアも力をつけているが、勝ち馬が…。
 ドウデュースは、父ハーツクライ、母ダストアンドダイヤモンズ(母父Vindication)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(株)キーファーズ。通算成績は9戦5勝(うち海外2戦0勝)。重賞は2021年【朝日杯FS】、22年【日本ダービー】に次いで3勝目。友道康夫調教師は【京都記念】初勝利、武豊は06年シックスセンス、07年アドマイヤムーン、12年トレイルブレイザー、13年トーセンラーに次いで歴代最多タイの5勝目となった。

また東京11Rで行われ、【第57回共同通信杯】は、C・ルメールの3番人気ファントムシーフ(牡・西村真幸厩舎)が2番手追走から抜け出してV。重賞初勝利をマークした。タイムは1分47秒0。1馬身1/4差の2着には出遅れを挽回して先行策に出たタッチウッド(5番人気)、さらにクビ差の3着にダノンザタイガー(1番人気)が入った。序盤は各馬が周囲をうかがう形になったが、スタートで立ち遅れたタッチウッドが掛かり気味に巻き返して先頭を奪う。ファントムシーフが2番手に控え、離れた3番手にシーズンリッチとキョウエイブリッサ。人気のダノンザタイガーは中団のインからレースを進めた。平均ペースで流れ、直線に向いても先行した2頭が粘りを見せる。ダノンザタイガーは進路を切り替えるロスがありながらもゴール前で猛追。しかし、タッチウッドをかわしたファントムシーフが抜け出し、前の2頭が残る決着となった。ダノンザタイガーが3着を死守し、福永祐一とコンビを組んだタスティエーラは4着に敗れた。
 勝ったファントムシーフは展開が向いたとはいえ、さすがルメールという騎乗。強さはそんなに目立つ競馬ではなかったが、スタミナが豊富で飛びも大きい。【ダービー】は合いそう。2着タッチウッドには驚いた。ゲートでバタついて立ち上がる形で、途中から先頭。普通の馬ならもっと早くバテていただろう。ひょっとしたら相当凄い馬なのかも…。3着ダノンザタイガーは上手く走れていない。それでも最後の最後に来ているのだから力は相当。この上位3頭の競馬をもう一度見てみたい。

 ファントムシーフは、父ハービンジャー、母ルパンⅡ(母父Medaglia d’Oro)という血統。北海道浦河町・谷川牧場の生産馬で、馬主は(有)ターフ・スポート。通算成績は4戦3勝。重賞は初勝利。【共同通信杯】は西村真幸調教師が初勝利、C・ルメールは2020年ダーリントンホールに次いで2勝目となった。

 今日の一口馬は1頭。カルトゥーシュが小倉7R【1勝クラス】(2600m芝)に出走して4着。道中で一度手応えが悪くなり後退したが、直線で再び伸びてきた。なんか中途半端な競馬。昨日も書いたが、3㌔減の鷲頭が騎乗しているので、もう少し積極的な競馬をしてほしかったが…。とりあえず4着で賞金はあるので、明日のコメントを観てみたい。

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