人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

一口2頭惨敗!

2022-08-21 19:07:29 | Weblog

 まずはゴルフ。国内女子ツアー《CAT Ladies》最終日。ルーキー岩井千怜が初優勝から2週連続Vの快挙を達成した。2打差の単独首位から出てボギーなしの2バーディ「70」でプレー。一時は山下美夢有に並ばれたが、17番(パー3)でこの日2つ目のバーディを奪って、通算13アンダーで振り切った。ツアー初Vから2週連続優勝は史上3人目。1990年の西田智慧子は24歳32日、2005年の表純子は31歳165日で、岩井は最年少20歳47日での達成となったが、それもルーキーなのだから驚きだ。2週前の海外メジャー《AIG女子オープン(全英女子)》から今大会が国内復帰戦となった山下美夢有が大会コース記録の「64」で回り、通算12アンダー2位。勝みなみ、竹田麗央が通算10アンダー3位で並んだ。葭葉ルミと原英莉花が通算9アンダー5位で続いた。ポイントランキングトップを走る西郷真央は通算5アンダー20位、前年覇者の小祝さくらは通算2オーバー49位で終えた。女子ゴルフは次から次へと新スターが現れる。今回は3位に終わったが平瀬真由美の姪、竹田麗央も距離は出るし、パターがもう少し上手くなればすぐに勝てそう。
 国内男子ツアー《長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップ》最終日。単独トップからスタートした岩田寛が6バーディ、1ボギーの「67」をマークし、通算19アンダーで逃げ切り。2015年に続く大会2勝目、昨年の《中日クラウンズ》以来のツアー通算4勝目を挙げた。通算17アンダー単独2位に大槻智春、通算16アンダー単独3位に金谷拓実。通算11アンダー4位タイに石川遼、時松隆光、永野竜太郎、亀代順哉、通算10アンダー8位タイに竹安俊也、岩崎亜久竜が入った。2戦連続優勝を狙った堀川未来夢は通算9アンダー10位タイ、香妻陣一朗は通算8アンダー14位タイ、星野陸也、今平周吾は通算7アンダー19位タイ、谷原秀人、稲森佑貴は通算4アンダー32位タイ、木下稜介は通算イーブンパー53位タイで大会を終えた。岩田の優勝は立派だが、女子と違って男子プロの若手の伸び悩みを感じてしまうのは僕だけでないだろう。今日も大槻、金谷がもう少し岩田を追いかけないと…。男子若手プロ頑張れ!
 今日の競馬を振り返る。札幌11Rで行われた【第58回札幌記念】は、藤岡佑介の3番人気ジャックドール(牡4・藤岡健一厩舎)が重賞2勝目。道中は4番手に控えてレースを進めると、勝負どころで動いていき、直線では逃げ粘ったパンサラッサ(2番人気)をゴール手前でクビ差捕らえてV。前走の【大阪杯】で5着に敗れ連勝は5でストップ、仕切り直しとなった一戦を制し、秋の大舞台へ価値ある勝利を挙げた。タイムは2分1秒2。2着からさらに1馬身半差遅れた3着にウインマリリン(5番人気)が入った。なお、連覇を狙った1番人気のソダシは好位追走も直線伸びず5着に敗れた。

勝ったジャックドールだが、今日の勝因はピタッと折り合ったことだろう。僕はこの馬は【毎日記念】【天皇賞・秋】が良いと思っていたが、ここでこの相手に勝てたことは今後が楽しみになった。2着パンサラッサは二の脚がイマイチ。もう少しスムーズにハナに立つといいのだが…ただそれでもあれだけ粘れるのは強い。3着ウインマリリンもよく走っている。このメンバーでこれだけ走れば秋が楽しみ。5着ソダシはやっぱりマイラー。距離が長い。
 ジャックドールは、父モーリス、母ラヴァリーノ(母父unbridled’d Song)という血統。北海道日高町・クラウン日高牧場の生産馬で、馬主は前原敏行氏。通算成績は11戦7勝。重賞は今年の【金鯱賞】に次いで2勝目。【札幌記念】は藤岡健一調教師、藤岡佑介ともに初勝利となった。
 小倉11R【第57回北九州記念】は、川須栄彦の16番人気ボンボヤージ(牝5歳・梅田智之厩舎)が好位追走から直線で内を突いて伸びⅤ。単勝164.3倍の低評価を覆す走りで、重賞初制覇を果たした。タイムは1分6秒9。1馬身1/4差の2着は、先行集団からしぶとく伸びた3番人気タイセイビジョン。1番人気のナムラクレアは、中団から猛然と追い込んだものの届かず、さらにクビ差の3着に終わった。なお、重賞連勝を狙った2番人気テイエムスパーダは、先手を奪ったものの直線半ばで失速し7着に敗れている。
 勝ったボンボヤージだが、正直こんなに走るとは夢にも思わなかった。好走の最大の理由は川須が1番枠を最大限に生かして乗ったこと。あとは小倉と相性、枠順、軽ハンデすべてが嵌ったのだろう。参りました!2着タイセイビジョンも内枠を生かし良く走っている。ただ今日は1頭、とんでもない運を持つ馬いた。惜しい!3着ナムラクレアは前2頭が予想より走ったということもあるが、もう少し浜中がうまく乗っていたら勝っていたのではないか。力だけでの3着。この馬は本当に走る。4着アネゴハダは1400mだろう。

 ボンボヤージは、父ロードカナロア、母ディープインアスク(母父ディープインパクト)という血統。北海道平取町・(株)ASK STUDの生産馬で、馬主は廣崎利洋氏。通算成績は20戦5勝。重賞初制覇。【北九州記念】は川須栄彦、梅田智之調教師ともに初勝利となった。

  今週の一口馬。まずは今日の新潟6R【3歳未勝利】(2000m芝)に出走したアルドゥエンナ。好スタートを切り先団につけるが、向こう正面で目まぐるしく馬順が入れ替わり位置をさげ、最後も伸びを見せることはできず18着の大敗。まぁこれまでの実績から正直期待度は低かったが、これまで同様、3コーナー手前あたりから急に手ごたえがなくなったが、レース後、前回に続いて今回も心房細動を発症していたらしい。故にここで現役続行を断念し、競走馬登録を抹消することとなった。血統が良かっただけに期待したが、仕方ない。これも競馬。今後どうなるかはわからないがお疲れ様でした。もう1頭は新潟12R【3歳上1勝クラス】(1800mダート・混)に出走したバイタルエリア。 結果は残念ながら11着。元々夏場は良くない馬だが、陣営は「悪くない」との判断での出走だった。レース後の陣営のコメントだが「今日も新潟はそこそこ暑かったのですが、この馬だけ汗を掻いていませんでしたし、思っていた以上に状態が良くなかったかもしれません。この時期は普段もあまり汗を掻きませんし、新陳代謝が良くないですね。夏場はやはりダメかもしれません。しっかり見極められずに、申し訳ありませんでした。ただ、それでも途中まではしっかりレースに参加できていましたし、万全の状態ならこのクラスでも十分にやれるはずです」とのこと。故障でなく良かった。秋競馬からの出直しを期待する。

 明日は《第104回全国高校野球選手権大会》決勝が行われる。簡単に言うと、力の仙台育英VS.勢いの下関国際。普通に考えれば、疲労が蓄積するなか、投手層が厚い仙台育英が優位。対する下関国際は、準々決勝で優勝候補本命の大阪桐蔭を、準決勝で選抜準優勝の近江を破り、試合を重ねるごとに成長してきた。ただ気がかりは、ともに最速147㌔の左腕・古賀康誠と右腕・仲井慎の疲労。それでも残り1試合なら何とかなるかもしれない。前にも書いたが、なんとなく佐賀北の雰囲気があり、実力で劣る判官贔屓でお客が一体化する可能性もある。いずれにしろ、面白い決勝戦をやってほしい!両チームとも頑張れ!

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