昨日は山梨でゴルフして、そのあと呑んで帰宅のため、全くブログを更新する元気がなかった。それでも競馬の結果（レース映像）だけはチェックして寝たのだが・・・。簡単に昨日の重賞を振り返る。
まずは福島メイン【第48回七夕賞】。勝ったのはウチパクが手綱を取った14番人気のアスカクリチャン（牡5歳・須貝厩舎）。好位追走からゴール前で抜け出し、1番人気トーセンラーの追撃をハナ差振り切って重賞初制覇を決めた。タイム2分1秒1（稍重）。3着には逃げたミキノバンジョーが入り、3連単59万1030円は【七夕賞】史上最高配当となった。
勝ったアスカクリチャンだが、陣営の完全な勝利であろう。今までマイル路線を歩んできての距離延長。それがまんまと功を奏した。新しい展望が開いた同馬、どれだけ力があるかは未知数も勝ち方は立派。今後に注目だ。2着トーセンラーは惜しいレース。外に出すタイミングが遅れた。もう少し馬場が乾いてくれたら逆転はあったかも・・・。3着ミキノバンジョーは逃げたらしぶとい。単騎なら馬券には入れておく必要がある。僕が推奨したトップカミングは11番人気で0.3差6着なら上出来か。途中息を抜く場面があった。あれがなければもう少し際どかったかおしれない。
大穴をあけたアスカクリチャンは父スターリングローズ、母ローレルワルツ（母父ダイナレター）という血統。スターリングローズ産駒は重賞初勝利となった。また騎乗したウチパクはＪＲＡ重賞20勝目、今年は【皐月賞】のゴールドシップ以来3勝目となった。そして管理する須貝調教師も【皐月賞】のゴールドシップ以来ＪＲＡ重賞通算4勝となった。
一方、中京メイン【第17回プロキオンＳ】も大荒れとなった。勝ったのは酒井学騎乗の12番人気トシキャンディ（牝6歳・天間昭一厩舎）。スタートから先手を取ってそのまま逃げ切り勝ちした。勝ちタイム1分22秒6（良）はレコード。3/4差の2着に4番人気アドマイヤロイヤル、さらに1/2差の3着には1番人気ファリダットが入った。レースはトシキャンディが押して先手を奪い、シルクフォーチュンがやや出遅れて最後方から。その前でファリダットが脚をためるという展開。直線入り口に入ると、テイクアベットが先頭に立つかの勢いで逃げ馬に迫ったが、トシキャンディはここからがしぶとかった。直線で必死に追い上げる先行馬たちを突き放すとファリダット、アドマイヤロイヤル、シルクフォーチュンがゴール直前で強力な末脚を封じて人気馬たちを抑え見事重賞初勝利をレコードで飾った。
正攻法で強い勝ち方。芝並みのスピードで逃げ切ったのだから恐れ入る。またこの馬、夏女でこの時期は良く走る。次は佐賀の【サマーチャンピオン】らしいが、単騎でいければ面白そう。2着アドマイヤロイヤルは惜しい2着。今回は勝ち馬にうまく乗られたといっていいだろう。3着ファリダットはスタートの芝でダッシュが効かなかった。あれだけ芝で走っていても・・・と思ってしまうが、終いはいい脚を使ってきた。ただ届かなかったのは少し疲れがあったのかも…。僕が推奨したワールドワイドは一瞬「嵌った」と思ったが最後は久々の分伸びを欠いた。それでも10番人気で4着なら上出来だろう。
勝ったトシキャンディは父バブルガムフェロー、母コルチカ（母父Ｍａｃｈｉａｖｅｌｌｉａｎ）という血統。バブルガムフェローは'07年【新潟ＪＳ】（ミヤビペルセウス）、'09年【京成杯】（ア－リーロブスト）以来重賞3勝目。鞍上の酒井学は’１０年【小倉記念】（ニホンピロレガーロ）以来ＪＲＡ重賞４勝目、天間昭一調教師は'１０年【関屋記念】（レッルゴーキリシマ）以来JRA重賞２勝目となった。
この結果のように僕の（本線）馬券は健闘したものの藻屑と消えたのだが、実は【プロキオンS】では本命をワールドワイドとトシキャンディと迷ってワールドワイドにいってしまったいきさつがあり、抑えとしてトシキャンディからの馬連流し馬券を購入していた。よって6-14３４，９２０円GET。そしてもうひとつ白状すると、土曜日の福島メイン【松島特別】もスーパーオービット（８番人気で４着）とマイネルギブソン（１０番人気で１着）の２頭で本命を迷いスーパーオービットにいったいきさつがあり、マイネルギブソンからはトシキャンディ同様馬連の馬券を買っていたため、こちらのレースも３６，１２０円をGETしていた。推奨を参考にしている人には申し訳ないが、この土日この裏馬券で収支プラスになった。まぁ滅多にない幸運、今年の夏は良いかもしれない・・・。
