人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

相撲、女子ゴルフ、競馬・・・

2012-07-22 19:59:47 | Weblog

29年ぶりに実現した千秋楽全勝対決は、大関日馬富士が横綱白鵬を寄り切りで下し、昨年の名古屋場所以来3度目の優勝を飾った。大関として初めて千秋楽全勝対決に臨んだ日馬富士は、立ち合いで左上手を引き有利な体勢に持ち込むと、投げで崩して、一気に寄り切り。大関として8人目、自身初の全勝優勝となった。いやぁ強い相撲であった。この相撲がとれると横綱も夢ではないだろう。
 それから僕が以前から応援している千賀ノ浦部屋。その部屋頭である舛ノ山が帰り入幕の場所で11勝を挙げ、初の敢闘賞を受賞した。ただ来場所は幕内上位での相撲となり、苦戦は必至だろう。ただ絶対に前に出るだけの相撲、皆さんに見てもらいたい。

女子ゴルフではあのプロレスラー木戸修の娘・プロ5年目の木戸愛(めぐみ)が【サマンサタバサレディース】でツアー初優勝を飾った。全美貞、不動裕理、申ジエなど錚々たるメンバーを下しての優勝は立派。きっと自信になるだろう。

 今日の重賞を振り返る。まずは【第12回アイビスサマーダッシュ】。勝ったのはアンカツ騎乗の7番人気パドトロワ(牡5歳・鮫島一歩厩舎)。中位から抜け出して快勝した。勝ちタイムは54秒2。1馬身1/2差の2着に5番人気エーシンダックマン、さらにクビ差の3着には4番人気エーシンヴァーゴウが入った。僕が本命に推した1番人気に支持されたビウイッチアスは10着に終わった。ハクサンムーン、エーシンダックマンが飛ばす中、パドトロワがその直後をやや追っつけ気味に追走。残り200mを迎えるとパドトロワが2頭の間を力強く抜け出す末脚を発揮。最後は2着馬に1馬身1/2差をつける完勝劇を演じた。元々【スプリンターズS】2着のある馬だが、馬体が絞れず今日もわずかに-2kgだけ。これでは太いと思ったが、力が違った。2,3着も実績馬、どうもスプリンター界は今年も新星には敷居が高そうだ。上位3頭は今後も注目だろう。一方、ビウイッチアスはやはり1200mの方が良さそう。ただ上位3頭とは少し力の差がありそうに思う。
 勝ったパドトロワは父スウェプトオーヴァーボード、母グランパドドゥ(母父フジキセキ)という血統。この勝利で通算成績は21戦7勝(うち海外1戦0勝)となった。重賞は初勝利。スウェプトオーヴァーボード産駒はJRA重賞2勝目(’09年【シルクロードS】のアーバンストリート以来)。鞍上のアンカツ、鮫島一歩調教師はともに同レース初制覇。JRA重賞はアンカツが【毎日杯】のヒストリカル以来通算80勝目、鮫島師は【ファルコンS】のブライトライン以来通算10勝目となった。

一方【第60回中京記念】は高倉稜騎乗の5番人気フラガラッハ(牡5歳・松永幹夫厩舎)が、最後方待機から直線で15頭をごぼう抜き、初の重賞タイトルを獲得した。鞍上の高倉稜もうれしい重賞初制覇。勝ち時計は1分35秒1。1馬身半差の2着は6番人気ショウリュウムーン、3着には10番人気トライアンフマーチが入り、1番人気ダノンヨーヨーは7着、僕が本命に推したエーシンリターンズはプラス24㌔と予想外の馬体重が響き14着だった。レースはレッツゴーキリシマ、タマモナイスプレイらが引っ張る淀みない流れ。フラガラッハは“定位置”の最後方を進んだ。直線に入ると、フラガラッハ自慢の末脚が大爆発。メンバー最速の上がり34秒7の末脚で強襲。直線で全頭をごぼう抜きし、前走【米子S】に続く連勝で念願の重賞タイトルをゲットした。
 いやぁ強かったなぁフラガッパ。決め討ちとはいえ、その末脚に脱帽。完全に本格化、マイル界の新星誕生といっていいだろう。多分もう少し前でも競馬ができるだろうし、コレからが楽しみだ。ショウリュウムーンはスタートが良かったこと、枠順がよかったことが好走の要因だろうが、マイルがやっぱり走る。3着トライアンフマーチは左回りノマイルが得意とはいえ、久々で良く走っている。パンとすれば大きいところでも・・・。
 フラガラッハは父デュランダル、母スキッフル(母父トニービン)という血統。通算成績17戦7勝。重賞は初勝利。デュランダル産駒はJRA重賞3勝目(【小倉2歳S】のジュエルオブナイル、【オークス】のエリンコート以来)。高倉、松永幹夫調教師はともに同レース初制覇。松永師は’09年重賞3勝(【秋華賞】のレッドディザイアなど)以来の重賞制覇となった。

それから昨夜の欧州の上半期を締めくくるビッグレース【キングジョージ6世&クイーンエリザベスS】が行われたが、残念ながら岩田康誠(38)騎乗した今年の日本ダービー馬ディープブリランテ(栗・矢作、牡3)は8着に敗れた。“キングジョージ”には、日本馬は’06年ハーツクライ3着以来6年ぶり5頭目の参戦だったが、初優勝は成らなかった。敗因は折り合い、完全に引っかかってしまった。あれでは惨敗も仕方ないところ。まぁ結果は結果として矢作調教師の挑戦には拍手を送りたい。

 

 

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