人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

福が来ない

2006-02-05 21:44:27 | 競馬データ
「極端すぎるのよ、やることが!」
うちの奥さんが僕に対してよく口にする言葉である。僕は性格的に何かをやると決めるまではとても時間がかかるのに、一度決めてしまったら何事もとことんやってしまう。それは僕の中に眠っているマゾ的性格が目覚めてしまうためか、傍からみると異常に見えるらしい。例えば先日やっていたダイエットにしても「毎日お昼はコンビニで買ってきた野菜サラダと豆腐or春雨を食べている」と奥さんに話したら、「いい大人が毎日コンビニ行って同じ物買って恥ずかしくないの?」となってしまう。また最近夢中になっているゴルフに対しても「そんなにやるとまた腰痛くなるよ」とブツブツ言っていた。その度に「大丈夫」と言い返していた僕だったが、今日遂にやってしまった。昨日のコースに続き、朝練習に行ったときに腰痛を再発させてしまったのである。一時は歩くのさえ困難な激痛が走ったが、奥さんにバレたら何を言われるかも分からないと思い、隠し通そうとしたのだが、明らかに僕の歩き方が違ったらしい。帰ってきた僕を見て「腰やったでしょう」。そして冒頭の言葉である。そのあとは腰が痛いのに、ずっと肩身の狭い思いを・・・。これで馬券でも大当たりすれば、気分も晴れるのだろうが、今日の競馬もまた不調が続いてしまった。チクショー!!!(小梅太夫風に)そんな今日の重賞を振り返る。
 まずは東京メインの【共同通信杯】。勝ったのは豊騎乗の2番人気アドマイアヤムーン。道中は中団からやや後方を追走し、直線に入り外めからスパートすると、内で粘り込みを図る僕の本命で1番人気フサイチリシャールとの競り合いを1/2馬身差抑えて優勝した。さらに1.3/4馬身差の3着には4番人気マッチレスバローが入った。勝ったアドマイヤは早く抜け出すと気を抜く癖があるため、ギリギリまで追い出すのを待つ余裕があった。強い!2着のフサイチも強い。最後はプラス12㌔が堪えたのだろうが、直線で差し返したのは底力があってこそ。3着のマッチレスも3戦目としては良く走っている。まだ成長が期待できるが、ただ今のところ前2頭とはまだ差がありそう。4着のショウナンタキオンはいつもと違うレースぶりであったが、底が見えた感じだ。ところで豊は【皐月賞】でアドマイヤに乗るのだろうか。フサイチジャンクもいるが・・・。
 勝ったアドマイヤムーンは、父エンドスウィープ、母マイケイティーズ(父SS)という血統。伯父にゴーステディがおり、牝系にはヒシアマゾン(父Theatrical)、ヒシピナクル(父Theatrical)、ヒシナイル(父A.P.Indy)などがいる。昨年7月のデビュー戦から【クローバー賞】、【札幌2歳S】と無傷の3連勝を飾ったが、12月の【ラジオたんぱ賞2歳S】では勝ったサクラメガワンダーにハナ差及ばず2着と惜敗していた。通算成績5戦4勝(重賞2勝)。鞍上の豊、管理する松田博資調教師ともに同レース初制覇。JRA重賞は、豊がアドマイヤグルーヴで制した’05年【阪神牝馬S】以来の重賞制覇で通算218勝目。松田博師は同馬で制した’05年【札幌2歳S】以来となる通算28勝目。
 京都で行われた【シルクロードS】は、渡辺騎乗の4番人気タマモホットプレイ が、道中は中団を追走から直線は外を追い込み、連れて追い込んだ7番人気マイネルアルビオンとの叩き合いをアタマ差制して優勝した。さらに3/4馬身の3着には1番人気アイルラヴァゲインが入った。僕本命のギャラントアローはハナを切ることはできたが、直線ではバッタリ12着に敗れた。プラス体重(8㌔)が響いたのかもしれないが、本当にいつ走るか難しい馬で、こんな馬を本命にしてはいけないのだろう。反省である。勝ったタマモは、良馬場であったにしろ、いつもより前での競馬。こんな競馬ができるのであれば【高松宮杯】でも面白いかもしれない(良馬場に限り)。2着のマイネルも相当力を付けているが、まだこちらはハンデの恩恵があったように思う。3着アイルラヴァゲインは横綱競馬で3着。まだ本当の力はつけていない感じだ。いずれは強くなる馬だろうが・・・。
 勝ったタマモホットプレイは、父フジキセキ、母ホットプレイ(父NT)という血統。’03年11月に京都でデビュー。新馬、【千両賞】と連勝し、’04年【シンザン記念】でも2着に好走したが、その後の3歳春のトライアル戦では、【きさらぎ賞】10着、【スプリングS】8着と結果を残せなかった。しかし3ヶ月の休養を挟み【青函S】で優勝し、【スプリンターズS】(8着)にも挑戦。続く【スワンS】では、10番人気ながらも実績馬を抑えて重賞初制覇を飾った。以降はコンスタントに芝の短距離重賞に参戦するも、7戦して1度も掲示板に載ることができず、前々走の’05年【アンドロメダS】で2着と久々に好走したものの、前走の’06年【淀短距離】では8着と敗れていた。通算成績20戦5勝(重賞2勝)。鞍上の渡辺、管理する南井克巳調教師共に、同レース初勝利。同騎手は、ナムラサンクスで制した’04年【ダイヤモンドS】以来のJRA重賞制覇で通算9勝目。同調教師は、ビッグプラネットで制した【京都金杯】に続く今年のJRA重賞2勝目で、通算5勝目となった。
 競馬惨敗に腰痛再発。踏んだり蹴ったり(日本語的には「踏まれたり、蹴られたり」が正しいと思う)の現状。節分で豆は撒いたのに、福が来ないで不幸が来るのはなぜ!? 恵方巻きも食べないとダメなのかな。
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