人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

唸り疲れ

2006-02-19 22:15:39 | 競馬データ
「う~ん」思わず唸ったレースが【フェブラリーS】のカネヒキリの強さ以外に3レースあった。
 まずは東京10R【アメジストS】。僕は昨日の予想どおりこのレースは勝ったマチカネオーラを中心に馬券を購入したのだが、写真判定(1着マチカネで2,3,4着にタガノデンジャラス、フレンチクーラー、マイネルデュプレの写真)後にまず1回目の唸りが出てしまった。それは僕が買っていた馬券がマチカネからのタガノとフレンチへの馬連流しとマチカネ&フレンチ2頭軸の3連複流しで、2着がタガノとマイネルが同着となったために、的中したのが人気のマチカネ&タガノの馬連だけとなり、おまけにそれも同着故に配当が大幅に減ってしまったからだ。勿論このレースの収支は大赤字。もう少し勝浦(フレンチ)が頑張ってさえくれれば大儲けだったのに・・・。
 次は【フェブラリーS】前の京都11R【斑鳩S】でのこと。僕はこのレースで1着となったカネトシディザイア1頭軸で6頭への3連複流しBOXを買っていた。普通こういう場合僕は3連複ばかりでなく、ほとんど馬連も買うのだが、カネトシは3着と決め付けていたために、どういうわけか馬連はリボンアートから買っていた。するとどうだろう。なんと1着にはカネトシで、2着シンデレラボーイ、3着にはニホンピロキース、4着モンローブロンド、5着リボンアートでゴールしてしまった。3着ニホンピロとモンローはクビ差、モンローとリボンはハナ差であった。で、僕の買っていた馬券を照合すると辛うじて3連複の186倍の万券はGETしたが、まず馬連の220倍を逃し、脚色では勝っていたモンローが3着なら3連複817倍、リボン3着でも522倍の馬券を逃してしまった。きっと皆さんは「万券獲っているからいいだろう」と言われるだろうが、慣れないことしないで普通にしていれば少なくとも220倍は・・・2度目の唸りだ。
 3度目の唸りは東京12R【甲斐駒特別】。ここまで、【フェブラリーS】で馬券は的中(トリガミ)したものの、全体的な収支も大幅マイナスであった。そんな中まず12Rで買った馬券がミュゲドボヌール、ギミーシェルター、ウインディグニティ、カームブレイカー4頭の馬連BOXとカームブレイカーからの馬連流し馬券。そして脳裏では一発逆転を目指して先の4頭の3連複BOX、または3連単BOX馬券を買おうかどうか迷い、出馬表を見渡す。するとGⅠを勝った豊騎乗のラストモアに目がいく。僕のイメージの中に「メイン(特にGⅠ)を勝ったときの豊は最終でもほとんど馬券圏内に来る」というものがある。“3着にはきそう”そんな考えが次第に大きくなる。そして“無駄金を使うのはやめよう”という結論を出した。すると・・・結果1着ウイン、2着カーム、3着ミュゲでラストは5着。配当は3連複で19,370円、3連単はなんと107,110円もついていた。最近調子が悪いので“ここぞ”という踏ん切りがつかなかったのだが、この結果見ていると、唸りたくなると思いません?
 大赤字となった【フェブラリーS】を振り返る。勝ったのは前述したように僕が本命に指名したカネヒキリ。道中は中団を追走し、直線外めから末脚を伸ばすと、2番人気シーキングザダイヤを3馬身突き放して快勝した。勝ちタイムは1分34秒9。さらにアタマ差の3着には11番人気ユートピアが入った。とにかく“強い”の一言。最大の不安とされたスタートとその部分の芝も全く問題なかった。展開が速いと感じたのだろう、後ろの下げる余裕すらあった。今まででいちばん強いと思えるほどのレース。それでもまだ余裕すらあるような感じだったのでドバイでもひょっとしたら・・・。そう思いたくなるようなレースであった。2着にはまたシーキングザダイヤ。完璧なレース運びだったが、今日のところはもっと強い馬がいた。3着のユートピアも強いレース。やっぱりマイルは良く走る。今年もどこか(南武杯?)で勝ち負けのレースをするだろう。4着ブルーコンコルドは一瞬「オッー」と思わせたが、最後は内にもたれてしまった。やはりベストは1400mか? 5着ヴァーミリアンは逆に距離が短かった感じだ。秋の【JCダート】は面白いかも・・・。サンライズバッカスは入れ込みすぎ、アジュディミツオーは出遅れ、穴と思っていたメイショウボーラーは行き過ぎた展開がすべてであった。
 勝ったカネヒキリは、父フジキセキ、母ライフアウトゼア(父Deputy Minister)という血統。伯父に種牡馬Silver Deputyがいる。初ダート戦の3歳未勝利(京都・ダート1800m)で7馬身差の圧勝を収めると、以後はダート路線で快進撃を続け、昨年の【Jダート】、【ダービーGP】、【JCダート】とGⅠを3連勝し、昨年最優秀ダートホースに選出されている。通算成績12戦8勝。なお、3月25日(現地時間)に行われる【ドバイワールドC】の招待を受諾している。鞍上の豊は’03年ゴールドアリュールに続き同レース2勝目。これで19年連続のJRA・GⅠ勝利(通算52勝)となった。管理する角居調教師は同レース初勝利。3年連続のJRA・GⅠ制覇(通算5勝)。フジキセキ産駒は、前日にコイウタが制した【クイーンC】に続き、2日連続の重賞制覇となった。(昨日書いた5週連続重賞制覇も)。
 もう1頭ドバイへ向かう馬が今日快走を魅せた。東京で行われた【ヒヤシンスS】(3歳OP、に出走のフラムドパシオン(牡3・角居厩舎)である。好位追走から抜け出し、2番人気マンオブパーサーに3.1/2馬身差をつけて快勝した。とにかくダートは父クロフネを彷彿させるような走りである。勝ったフラムドパシオンは、父はそのクロフネ、母カーリーパッション(父トニービン)という血統。伯母にエアグルーヴ、祖母にダイナカールがいる。尚、フラムドパシオは3月25日(現地時間)に行われる【UAEダービー】(G2)の招待を受諾している。通算成績5戦3勝。
 最後にひとつニュースを。米・サンタアニタ競馬場で行われたメイドンレース(3歳未勝利・ダート5.5f)7頭立てで、ミスターセキグチ Mr.Sekiguchi(牡3、米・B.バファート厩舎)がデビューした。4角で一旦は先頭に立ったが、ゴール手前で同厩の2番人気ライジングレート Rising Rate(牡3)に1/2馬身交わされ2着。デビュー戦を飾ることはできなかった(普通同厩舎の馬に負けないだろう、というか勝たせないだろう)。そのミスターセキグチは父Storm Cat、母が’00年【ドッグウッドS】(米G3)勝ち馬であるWelcome Surprise(父Seeking the Gold)という血統で、「フサイチ」の冠名でお馴染みの関口房朗氏の所有馬。’04年9月の米キーンランドイヤリングセールで、1歳馬としては史上4番目、同セールではレコード価格となる800万ドル(約8億8000万円)で落札さた馬である。今後も注目!!
 来週からは中山・阪神が開幕する。いよいよGⅠシリーズへ向けての春戦線。今週の僕は残念な唸りばかりだったが、競馬自体は少しづつ冬眠から目覚めつつあるので、なんとか春競馬は馬券的中で唸ってみたいものだ。
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