人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

トリノ五輪

2006-02-03 22:11:44 | 競馬予想
 雪と氷の祭典、『トリノ冬季五輪』の開幕が近づいてきた(2月10日)。晴れの舞台に向けて選手達の努力は続き、モチベーションも上がってきたところだと思うが、ここに来て残念なことが起きた。「スピードスケート男子団体追い抜き」の代表に選ばれていた安田直樹の出場が取り消しになったのである。原因は次の通り。IOC(国際オリンピック委員会)が定めたスピードスケート出場枠170人に対して、ISU(国際スケート連盟)は昨年8月に発表した五輪参加標準記録をもとに各国からエントリーを受け付けたが、その数が198人に達したため標準記録の引き上げを1月28日に実施。安田は前標準記録を2種目(1500m、5000m)で突破していたのだが、その新標準記録に対しては両種目ともクリアできていなかったのだ。元々標準記録を引き上げる可能性は昨年8月に通告されていたので、この結果は致し方ないところで、本人も「スポーツマンとしてルールを守ることは当たり前」と清々しい態度を示している。ただもう少し早めに結果を出してあげた方が良かったのではなかろうか。幸いにも彼はまだ23歳、今回のことに懲りず是非4年後を目指して頑張って欲しいものだ。
 ところで、「団体追い抜き」って何? 調べてみると、この競技は1チーム3人編成で走り、その中で最も遅い選手のタイムで競うレースらしい。レースは2チームずつで対角線上からスタートし、風圧を受ける先頭を替わりながら滑る。夏季五輪にある自転車競技のアイススケート版だ。距離は男子が8週(3,200m弱)、女子が6週(2,400m弱)だそうだが、日本は男女ともこの競技がメダル有力競技なのだそうだ。ところが今回この決定によって、男子は4人編成が3人編成となってしまった。“これは痛い”というのも、予選からずっと残ったその3人で走らなくてはならなくなったからだ。安田を襲った悲劇、それは日本スケート陣までピンチに追い込む結果となった。しかしこれでメダルを獲ったらドラマになる。頑張れ!ニッポン男児!
 ところで今回の『トリノ冬季五輪』の日本勢のメダルを予想してみる。まずは「スピードスケート」。期待が大きいのは男女短距離陣。男子500m世界記録保持者、加藤条治を筆頭に、女子のベテラン岡崎朋美、吉井小百合、大菅小百合にメダルの期待がかかる。しかし3大会連続を目指す清水宏保は調子が上がってこず少し厳しそうだ。一方、人気沸騰の「フィギュア女子」は荒川静香、安藤美姫、村主章枝すべてにメダルの期待ができそうだが、やはりここは荒川だろう。もしメダル獲得となると、'92年のアルベールビル大会の伊藤みどり以来4年ぶりとなる。「ショートトラック」も寺尾悟、神野由佳らにメダルの期待はできるが、運が大きく左右される競技なので決勝に残りさえすればチャンスはある。目指せ、決勝!スキー陣ではまず「アルペン」の佐々木明。W杯で2位の実績があり、一発嵌るとメダル獲得もある。「ジャンプ」では岡部孝信だろう。W杯北海道大会で連日表彰台をGETして調子は上がっている。原田雅彦、葛西紀明はさすがに厳しい戦いとなりそう。「複合」の高橋大斗は個人スプリントで大ジャンプを決めればひょっとする。「スノーボード」は男女ハーフパイプで実力者が揃っている。山岡聡子、今井メロ、成田童夢、国母和宏はメダル候補だ。「モーグル」の上村愛子、里谷多英もメダルには十分手が届く可能性がある。怪我、不祥事などどちらがメダル獲ってもドラマとしては成り立つ。以上が日本のメダル候補達だが、外国勢のメダル争い1位はドイツとノルウェーが有力だ。ドイツはフリジンガーを擁するスピードスケート中長距離、ボブスレー、リュージュ、バイアソロン女子などで活躍が見込まれ、ノルウェーはスキー距離でメダル量産が確実視されている。またバイアスロンでは2大会連続「4冠」の偉業を狙うビョルンダーレンが控えているのも心強い。兎にも角にも、僕が寝不足になるくらいの面白い五輪にして欲しいものだ。
 実は明日もゴルフである。先月雪で中止になったコンペの代替開催なのだ。天気予報を見ると、雨、雪はなさそうだが、寒く、風が強いという。先週も似たような天気であったが、ひょっとしたら僕が「雨男」ならず、「寒風男」なのかもしれない。そういえば、よく安田君や有吉からギャグ言うと「寒い」と言われていたが・・・。
 ではその明日の予想。まずは重賞【小倉大賞典】。“小倉の鬼”2番メイショウカイドウが出走してくるが、人気を考えれば、59㌔で買うのはいい手ではないだろう。そこで本命は13番アサカディフィート。現在絶好調、前回もコースロスがあって2着。距離はもう1ハロン欲しい気がするが、小倉1800mはテンが速くなることが多いので、充分末脚で届くはず。相手は3番ツルマルヨカニセ、10番トップガンジョーだが、大穴は実力馬8番ビッグゴールド。メイショウ、12番エイシンドーバーは押さえまでだ。京都からは11R【山城S】の13番アドマイヤコンドルを狙う。いつも一歩足らない馬だが、確実に走る馬。ダンスインザダーク&トニービンの組み合わせは芝の1400~2300mなら買い。また友道厩舎のダンス産駒の複勝率は4割以上である。同12Rは15番アッチッチが面白そう。京都1400mダートは断然ミスプロ系。牝馬同士で鞍上ペリエなら・・・。東京からは9R【春奈賞】。12番タイセイハニーが面白そう。エンドスイープ&SSは芝1400~1700の複勝回収率が100%を超える。芝替わりの今回の方が狙い目だ。11R【白富士S】は3番メジロマントル本命。9歳馬だが充実一途。単騎逃げが見込めるメンバーで左回り2000mもいい。願わくは馬体が絞れていて欲しい。相手は僕のツキ馬である5番ユキノサンロイヤル。年齢的に上積みは疑問だが、叩き3戦目で少しは走れるはず。他では14番カンファーベスト、そして休み明けでも6番エアシェイディ。SS産駒の5歳馬は中13週以上なら複勝回収率は100%を超える。
 
今年の僕の競馬の課題にSS系種牡馬の攻略がある。今回はその点を考慮して予想してみた。これが調子の悪さから脱却するきっかけになってくれればと思っている。幸いにも僕はJRAから馬券購入取り消しの来ていないので・・・。  
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