人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

カネヒキリに光明!?

2006-02-12 21:39:42 | 競馬データ
 完璧な返り討ちを喫してしまった。やっぱり今週は競馬を差し控えた方が良かったのかもしれない。ただ用事のない土日に競馬を観るだけというのは、競馬を始めてやったことがないことなので所詮無理な宣言ではあったのだが・・・。
 それにしても今日の『日刊スポーツ』で田端さんも書いていたけど、内ばかりが勝つ東京競馬をこのまま放っておいていいのだろうか。馬場の全面改修が失敗だったと僕は思うのだが、皆さんはそう思いませんか?
 その東京で行われた【ダイヤモンドS】も勝ったのは好位追走から内を突いたマッキーマックス(藤原英厩舎・藤田騎乗・3番人気)であった。2着には末脚光った7番人気の牝馬メジロトンキニーズ、3着には9番人気トウカイトリックが入った。そして1番人気フサイチアウステルは7着、僕本命の2番人気ハイアーゲームは6着に敗れた。もともと僕は【菊花賞】で本命にしたぐらいだから、マッキーの力を高く買っていた。しかしあまりにも取りこぼしが多く、さすがに最近では脚部不安に悩まされてきたこともあって本命にはしなかった。それが・・・。この馬は6歳とはいえ、まだ17戦のキャリア。まだまだ成長しそうで【天皇賞・春】でも面白い存在になるだろう。2着のメジロは牝馬だけに立派の一言。ただ牝馬ということでこれから使うところが難しそうではある。3着トウカイはハンデに恵まれたこともあるだろうが、思ったより長距離適性がある。まだ4歳、これからもっと面白そうだ。1番人気フサイチは叩いた上積みがなく、距離も少し長かったような感じ。ハイアーは結果的にはフサイチをマークして早く先頭に立ったが、思ったほど直線は伸びなかった。内田博には珍しい作戦ミスのように思えた。
 勝ったマッキーマックスは、父ダンスインザダーク、母クリアーチャンス(父ディクタス)という血統。牝系に’04年の天皇賞馬イングランディーレ、重賞3勝を挙げたトゥナンテがいる。’02年12月の中京でのデビュー戦を7馬身差の圧勝で飾ると、続く【シンザン記念】、【きさらぎ賞】、【毎日杯】を2着、3着、4着と好走。その後は休養に入り、【神戸新聞杯】7着の後、臨んだ【菊花賞】では5着だった。04年1月の【寿S】(1600万下)で久々の勝利を挙げるも、その後は長いスランプが続く。そして前走の【万葉S】では久しぶりの長距離戦で3着と好走していた。通算成績17戦3勝(重賞1勝)。鞍上の藤田、管理する藤原英調教師共に同レース初制覇。藤田はパーソナルラッシュで制した’05年【エルムS】以来とJRA重賞制覇で通算67勝目。藤原英師は、エイシンツルギザンで制した’03年【ニュージーランドT】以来のJRA重賞制覇で通算6勝目となった。
 一方京都で行われた【きさらぎ賞】は、安勝騎乗の2番人気ドリームパスポートが道中は後方2番手を追走から直線真ん中を力強く伸び、追いすがる僕本命の1番人気メイショウサムソンを1/2馬身退けて優勝した。さらに1/2馬身差の3着には7番人気マイネルスケルツィが入った。ドリームは元々力のある馬だったが、この放牧でどっしりとした重厚感が出ていた。馬群が横に広がり外側に密集していた真ん中を切り裂くように伸びてきたのは力が違う感じであった。【京都2歳S】でマルカシェンクに0.1差まで詰め寄った力は伊達ではなく、クラシックでも十分勝負になる馬だ。
 その勝ったドリームパスポートは、父フジキセキ、母グレースランド(父トニービン)という血統。伯父にステイゴールド、叔母にレクレドールがいる。’05年9月にデビューし、初戦は2歳女王テイエムプリキュアの3着。2戦目は2歳王者フサイチリシャールから1/2馬身差の2着と好走し、3戦目に初勝利。続く’05年【萩S】では再びフサイチリシャールの2着、前走の’05年【京都2歳S】ではマルカシェンク(牡3、栗東・瀬戸口勉厩舎)から1/2馬身差の2着と、いずれも実力馬相手に好走を続けていた。通算成績6戦2勝。鞍上の安勝、管理する松田博調教師共に、同レース初勝利。安勝は今年のJRA重賞初勝利で、通算34勝目。松田博師はアドマイヤムーンで制した【共同通信杯】に続き2週連続のJRA重賞制覇で今年2勝目、通算29勝目となった。また松田博厩舎は前述のアドマイヤムーン、500万を勝ち上がったキャプテンベガ、【エルフォンS】を勝ったサンヴィクトワールと4頭のクラシック有力オープン馬が在籍している超注目厩舎である。
 今日のマッキーマックス(父ダンスシンザダーク)、ドリームパスポート(父フジキセキ)の勝利によって、【シンザン記念】のコンゴウキリシマ、【日経新春杯】のアドマイヤフジ、【AJCC】のシルクフェイマス、【東京新聞杯】フジサイレンス、【小倉大賞点】のメジロマイヤー、【シルクロードS】タマモホットプレイに続く内国産馬6週連続勝利となった。来週は【フェブラリーS】ヴァーミリオン、カネヒキリ、メイショウボーラー、ブルーコンコルドには嬉しい傾向か!?
  今五輪特番を観ながらこのブログを書いているが、いきなりフジテレビの運のなさに同情。浜ちゃんを司会に据えメダル第1号を狙ったが、スノーボードハーフパイプ日本男子勢がなんと4人揃って予選落ち。未明に行われるスピードスケート、ショートトラックで挽回できればいいが、ライブドアの株価安など考えると、運勢はイマイチの感じがする。
コメント
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