風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

宮古メシの旅

2021-03-09 | 食べ物・お店
今回の宮古への旅で楽しみだったのは
もちろんシネマ・デ・アエルの場所を見に行くのも
三陸鉄道初乗車もあったけれど
(山田線毛ガニ号は思いがけないオマケになった)
実は最近話題の瓶丼を食べるのも大きな目的のひとつだった。
以前から岩泉小本出身の、前職の部下から
「盛岡の寿司は寿司じゃない。宮古はもっと美味しいです」
と聞いていたから、寿司食べようと思っていたら
直前に件の部下(現在は小本の実家暮らし)からのLINEで
「今は寿司より瓶丼です」
と事前情報のレクチャーを受けていたので。

最近宮古の仕事をしていた仲の良いデザイナーから店情報をもらい
夕方早めにホテルへチェックイン。
翌日の映画上映会場下見の後、まずはいつものまち散歩を行う。
(初めて行ったまちでは、必ずこれを行うことにしている。
 知らない街のまち散歩は楽しい)


まちなかに風呂屋がある。いいなぁ(^^)


駅前はきれいなイルミネーション。
ここも10年前は津波被害があったところだ。
モロに津波を被った市役所は駅横に移転していた。



路地のネオンに惹かれているうちに頃合いのいい時間になった。
ってことで、教えてもらった割烹おかめさんへ。



酎ハイを飲んでいるうちに、きたきた(^^)
これが瓶丼。
ご飯の上に牛乳瓶に入った海鮮をぶちまけ、
その上に小皿の薬味を載せる。


もうこれだけで美しい。
薬味と書いたが、カニのむき身やイクラも。
これで満足しなければバチが当たるだろうな(笑)
ご飯も銀シャリみたいに少し固めで、もちろん大満足。
思っていた以上にボリューミーで腹が苦しい。

おかめさんを出た後、またネオン街に向かおうと思ったが
思っていた以上に腹が苦しかったのと、夜風が寒かったこと、
そして何より懐が寒かったので(^^; まっすぐホテルに帰り、
震災から10年特番ドラマなど見て過ごした。

翌日は映画上映の後
やはりこちらもデザイナーから教えられたワンタンの店へ。
件の元部下が本販売の手伝いに来てくれたので一緒に。






まるで花巻の中華そばの店「竹駒」みたい。
狭くて古い店だけど、結構混んでるってことは人気店だね。



超あっさりで魚系ダシのスープが旨味たっぷり。
名物のワンタンはトロトロだ。
こりゃ美味いや。

・・・と腹が満たされてから魚菜市場へ。
こちらにも海鮮丼の店があったけれど、もうお腹に入らない(^^;
宿題を残して宮古を後にしたのだった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする