風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

野外ライブ

2020-10-13 | 音楽
今年はコロナ禍により、
毎年恒例のイーハトーブ音楽祭も、個別ライブも
大っぴらなものはすべて中止となってしまった。
プロのアーティストやステージ関係者の苦悩はもちろん
地方のアマチュアミュージシャンたちも
鬱々とした日々を過ごしている。

そんな中「やっぱりライブやるべ」という
田舎laboさんの企画により、
一昨日店舗前にて野外ライブが行われた。




どんよりとした空模様を心配しながら
来場者もコロナ感染防止に気を使いつつの鑑賞。
でもね、やっぱりライブは、生演奏はいい。
マスク姿で一緒に歌い、踊り、歓声を上げる人たち。
出演者も観客もみんな楽しそうだ。
来場者や出演者の知人たちの昨夜のfb投稿を見ても
いかに楽しかったかがわかる。

眉を顰める向きもあろう。
もしかしたら主催者に同調圧力もあったかもしれない。
でもね、人はパンのみに生きるにあらず。
歌があり、踊りがあり、笑顔があって初めて生活がある。
それらは長い歴史の中で人間とともにあった。
感染に気をつけることはもちろん必要だが、
人は文化なしでは生きていけない。
音楽のみならず、アート鑑賞も、映画も、本屋も必要だ。
そして同好の仲間たちとのコミュニケーションも。
内に篭るだけでなく、
気をつけながら1歩外に踏み出してみようか。
コメント
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