バックナンバーを見つけて買ってしまった(^^;
ずーっと何年もサボっていたから、久しぶりのお茶の世界。
そうなんだよな。
こういう世界が好きでお茶の世界に足を踏み入れたのだった。
別にお作法を習おうとも、資格を取ろうとも思わなかった。
言われた通りの模倣はまったく興味ない。
茶道は総合芸術。
花から、道具から、着物から、果ては建築まで
どんな切り口からでも入れて楽しめる。
名物なんざ写真見てるだけでOK、別に欲しいと思わない。
(だってたかが茶杓ひとつで何百万もするんだぜ)
気に入ったものを使い込んで自分なりの名物にしたかった。
だからいつも使っている茶碗は700円で買ったもの。
天目の真っ白な生地に貫入が入っていくさまが楽しかった。
この雑誌はデザイン性が切り口。
これまたたまらない。
特に伊羅保や萩の素朴さがいい。
茶室で一番好きなのは
国立博物館裏の庭園に移築されている
小堀遠州が作った、庭に広く開放的な小間。
そんな民藝の世界が自分の居場所だと思っている。
(私の心の師匠は柳宗悦氏なのだ)
この2冊でしばし目の保養をしよう。
堅苦しい、決まった形の茶会は面倒だから(^^;