風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

書棚

2020-10-02 | 読書

自分の書棚を見られるのは恥ずかしい。
頭の中、心の中を覗かれているキブンになる。
その人の目の前に素っ裸で立っている心持ちになる。
一方で、他人の書棚にはとても興味がある(笑)
どんな人なんだろう、何に興味があるのだろうということが
書棚を覗き見たいという衝動の理由だ。

棚貸しという方法の古書店を始めようと思っている。
それにはいくつか理由がある。
仕入れる形とは違い、古物商の資格が要らないということ。
(警察署で確認済み)
仕入れにかかるイニシャルコストを抑えることができる。
売れるか売れないかという不安定な売上ではなく
少ないながら毎月の定期収入が計算できる。
・・・それらの理由のほかに
「誰がどんな本を並べるのだろう」という興味も大きい。
案外、意外性ある本が並ぶのかもしれない。
今からワクワクしている。

もちろん私も本を並べる。
以前マルカン1階で個人古書店を出店した時の本が
まだまだ段ボールに入って山積みになっている。
気に入っているけれど、思い切って処分する本もある。
それらはどんな人たちが手に取るだろうかというのも楽しみ。
ただし、どうしても手放せない本がある。
2度と手に入らない、もう絶版になっている本や
私家版の本、雑誌のバンクナンバーなどだ。
気に入っている売れ線の本は、
単行本を手放しても文庫本で手に入るから出品しよう。
どこかで誰かがその本を必要としているかもしれないから。

ちなみに写真は、私の蔵書のほんの一部で、
絶対手放すつもりがない本たち(笑)
コメント
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