最近PANTENEのテレビCMを見て嬉しくなった。
ようやく日本もここまできた。
こうやってわざわざ取り上げなければならないぐらい
まだまだ遅れてはいるのだけれど、
それでも公共の電波で堂々と主張することはできた。
PANTENEに拍手を送りたい。
最近のCMを見ていると
洗濯洗剤や調味料、冷食のCMに男性が使われている。
気がついたときにはそれが当たり前になっていた。
かつては「ご家庭の主婦」向けだった分野だ。
一方でビジネス分野のCMはいまだに「デキる男」風主体。
たまに女性が出ても秘書みたいな役回りだ。
少しずつ「昭和の当たり前」が変化しつつあると感じる一方
まだまだフラットな社会になっていないことを感じる。
ジェンダーや性的マイノリティの世界ばかりじゃない。
人種や文化や宗教や国籍など、
グローバル化の流れとは逆行する風潮がまだまだある。
打破し始めたのは日清食品だったと思うが
その日清食品による大坂なおみさんへのスポンサードが
ネット上で非難されていると聞いた。
ほんの少しずつ、変わってきているけれど
日本の社会の多様化はまだまだヨチヨチ歩きだ。