先日の朝日新聞に、保守論客が論説を書いていた。
その中の一説が目を引いた。
イギリスの政治哲学者マイケル・オークショットの
保守とは抽象的な理念やイデオロギーではなく人の性格であり、
生きていく上での態度であるとの定義。
「見知らぬものより慣れ親しんだものを好み
ありあまるものよりも足りるだけのものに満足し、
完璧なものよりも重宝なものを大事にし、
理想郷における至福よりも現在の笑いを好む」
うむ、今の自民党は保守じゃないな。
保守の皮を被った、「ありあまるもの」を貪欲に求める集団だ。
憲法についても「慣れ親しんだ」ものを変え、
(自分達にとって)「完璧なもの」を作ろうとしている。
本当の保守とはもっと緩いものなのではなかろうか。