吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

「まん防重点措置」解除直前の「小豆島」への小旅行の記-(5)

2022年03月26日 | Weblog

小豆島は 火山岩類(瀬戸内火山岩類)で出来ている。瀬戸内火山帯に属し、岩相の変化に富む火山地質で構成されている。複雑な形成成層構造は知らないが、学者はまとめて「サヌキトイド」岩類という。

大きく 下位成層の内海累層と上位の寒霞渓累層に分けられる。内海累層の火砕岩、溶岩流、貫入岩など水中火山活動の産状を示し、寒霞渓累層は 文字通りのサヌキトイド成層がみられ、玄武岩や角礫岩など水中火道角礫岩類が産状されている。

2022年3月19日(土)、サヌキトイド岩石採掘事例が学習できるというので、内海累層・土庄層群の傾斜面採掘現場に行く。岩石剥土の"発破”(せん孔)をするというので、見学させていただいた(3月19日12時発破)。少し前は 階段(ベンチカット)採掘だったようだが、今は典型的な傾斜面(発破/起重機)採掘が多い。

約60トンの積載運搬ができるという大型ダンプカーが何台かで、採掘破砕丁石された石をすぐ横の港の積載運搬船に運ぶ。削岩破砕された比較的大粒の石を ショベルやブルドーザで大型ダンプに運ぶ。150メートルほど上の岩棚盤に、掘削重機やブルドーザが小さく見える。破砕屑や細粒砂石の小山が岩崖山の麓にできる。小山に松などの幼木が植栽されている。

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