吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

雑草支配国日本縮図ー2013814お盆田舎往復雑記

2013年08月15日 | Weblog
突然の異常ゲリラ豪雨と猛暑が攻めるこの8月13~14日、初盆会の田舎は常陸太田を往復した。ゲリラ豪雨の襲撃は逃れたが、熱暑猛暑の攻めは厳しかった。往きはJRスーパーひたち、帰りは息子のクルマから高速バスに乗り換えた。

とにかく熱暑猛暑が厳しかった14日は、イキ切れする急こう配の山道を塔婆や生花を担いでのお墓詣り。それはそれは、炎天と熱風に抗しての墓参でした。急こう配の裏山墓地の両サイドもそうだが、この夏の雑草たちの繁茂はすごい。フジつるやアケビのそれはまだしも、わが物顔で繁茂するクズの攻めはきびしい。

この日(8/14)の早朝散歩は、典型的な中山間地棚田農道をぶらり。右側の用水路前には、ハコベ、カタバミ、シロツメ草やヘビイチゴなどがかわいらしく織りなす。左側をみると、ヤブガラシやハキダメソウの間に、色濃いアザミの花がのぞく。所どころのわが物顔するタケニグサが、憎らしく他の雑草を見下す。

人間世界を攻める雑草王者は、蔦や蔓などと呼ばれるつる性雑草植物で、タケニグサなどはまだかわいい。葛と書くと、何となく漢方やスイーツなどや秋の七草の典型として、わたしたちに大変役立つ植物のイメージになるが、その大繁茂するツル草は、里山や原野荒らしの極悪グサだ。ヘクソカズラやカラスウリがかわいく映るほどだ。

間伐や下刈りなどの手入れをする人手や予算がなくなる日本。人手や予算の問題というより、そのようなことに思いを寄せる役人や政治もないのが原因だ。休耕田や廃耕田が増え、廃屋が増え続ける限界集落中山間地を、どのように看ていくか、考えるタイミングなのだ。
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