吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

人それぞれの”花ごのみ”の閑話

2021年01月04日 | Weblog

寒い冬の花といえばやはり”雪中の四花”ですか。確かに、ロウバイ(蝋梅)、ウメ(梅花)、スイセン(水仙)、ツバキ(椿花)は冬を代表する花々だが、私がすぐ思い浮かべる花は、正月花や朔日草(ついたちそう)などと呼ばれる福寿草です。お正月によく家々の鉢植え花などで見かけるからでしょうか。福を呼び込み、長寿を約束する花だからでしょうか。

もっとも、冬の時期 家々の庭先や門場に黄色く咲いているスイセンなどに目をとめることも多いのですが、改めて聞かれると福寿草がイメージされます。木花では、黄色く小さな花をたくさん咲かす蝋梅(ロウバイ)が浮かびます。あの半透明のツヤのある渋い黄金の花に限らず、いろいろな色の花もあるといわれていますが、イメージされるのはしぶい黄色の小花を下向きに咲かすロウバイです。

そういえば、スイセンの花も黄色ばかりではなく いろいろあると言われています。カタチもいろいろ、ニホンズイセンやラッパスイセンなどや 真っ白い花を咲かせるペーパーホワイトなどという水仙もキレイだと聞きます。つい冬というと、真っ白な雪や雪景色に映える色ということで”黄色”になるのでしょうが、雪の季節だからこその”白い花”だ という人々も多いのではないでしょうか。

真っ白な花を咲かせるスイセンも素敵ですが、白い花といえばノースポールやマーガレットなどもありますね。でも一月といえばやはり、白花を咲かせるクリスマスローズです。白花の木花といえば梅の花や すももの花などもありますが、藪椿の仲間の白侘助(ワビスケ)などがいいですね。どのような花形や色の花で咲こうが、それこそ花の勝手なのですが、人は結局 自分勝手のようですね。失礼。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 僅か三日間のこの歳末の世界... | トップ | ことしの(私儀)年賀状とこの... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事