吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

ヒット性の高い安倍首相の「美しい星50」戦略

2007年05月25日 | Weblog
 24日(2007年5月24日)、安倍総理が発表した「美しい星50」に大賛成。久しく国(日本)のトップが、地球や人類視点の構想を発表したりしたことが嬉しい。安倍首相自身が着想し、構想したのか、官僚や側近スタッフが発案したのかなど、どちらでもいい。このような人類共通の地球(環境)的問題を、世界(各国)共通の課題にしようとしていることに敬意を抱く。

 北海道洞爺湖サミットに向けての花火でも、日本のCo2や温室ガスの排出量削減技術や省エネおよび低炭素社会化技術の(他国への輸出)経済貢献を展望してでも何でもいい。地球(環境)の持続可能性を高めることは、全(世界)人類共通の願いだからだ。

 日本がリードした京都議定書が米国など主要エネルギー消費国兼二酸化炭素排出国が入らなかったり、排出量削減努力が不十分だったりしたことを反省、実行性や実効性のある枠組みや合意を見出そうとしている姿勢にリーダーシップ性を感じる。発議した自国(日本)ですら、例えば京都議定書の2012年目標戦略(90年比6%削減)すら、その達成が展望できないようでは”美しい星”というより”美しい国”の標榜もできない。

 2050年までに「全世界の二酸化炭素など温室効果ガス排出量を半減させる」ことを世界共通の目標にし、すべての主要排出国が参加できる枠組みを提唱したいとする安倍首相に拍手を送りたい。

 まずは、日本は京都議定書で約束した自国の目標(12年までの排出量6%減)を、”排出量取引”などを考えず達成して、他国の範にならなければならない。主要排出国からも、途上国からも、尊敬される”実績”をもって、世界の環境(保全)リーダーになりたいと思う。
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