あなたのお仕事(職業)は何ですかと聞くと、「フリーターをしています」とか「ハケンです」という答えを多く聞く。そう答えるしかないから”そう答える”のだろうが、その実情を嘆く。
90年代年々高まってきた日本の完全失業率は、2002年の5.4%をピークとして年々漸減し、最近は4%レベルに安定(?)している。2~3%レベルを知っている自分には”改善や安定”には見えない。非改善がかくれている。
10年前60%を越えていた女性の正規雇用従業員の割合(率)は、いま47%(05年47.5%、06年47.2%)レベルだ。10~15%も低減しているのだ。その分、パートやアルバイトが35%から40%に5%ほど増え、派遣(ハケン)が3~4%から13~14%に10%ほど増えているのが実情。
完全失業率の改善で雇用従業員数(男女)がこの10年、4000万人から5000万人に約1000万人も増えているように見えるが、内訳をみるとパート&アルバイトが700万人から1100万人に400万人ほど増え、派遣や契約が150万人から550万人に400万人ほど増えているのだ。パートとハケンが増えただけの話なのだ。
労働者(雇用従業員)の賃金もここ10年、大卒男子月20万円、高卒15万円、40~50代のパート女性月8~9万円は、増えも減りもしない。月(平均)5000円前後が増えたり減ったりしている情況の10年なのだ。この10年の生活インフラ(電気、ガス、水道、交通、通信、医療および税金など)は、その他の物価を尻目に大幅アップし、ここに来ての原油、ガソリン、食料品などの"値上げ”ラッシュだ。
汗し、働く者の代表、ハケン(派遣)やフリーター(非正規時間労働)がどうのこうのを越えた労働や雇用状況なのだが、年金(高齢者)や介護や環境などの問題に隠されていい問題ではない。少々後手気味の経済景気賃金労働問題に対する政府の積極的な取り組みを希望する。
90年代年々高まってきた日本の完全失業率は、2002年の5.4%をピークとして年々漸減し、最近は4%レベルに安定(?)している。2~3%レベルを知っている自分には”改善や安定”には見えない。非改善がかくれている。
10年前60%を越えていた女性の正規雇用従業員の割合(率)は、いま47%(05年47.5%、06年47.2%)レベルだ。10~15%も低減しているのだ。その分、パートやアルバイトが35%から40%に5%ほど増え、派遣(ハケン)が3~4%から13~14%に10%ほど増えているのが実情。
完全失業率の改善で雇用従業員数(男女)がこの10年、4000万人から5000万人に約1000万人も増えているように見えるが、内訳をみるとパート&アルバイトが700万人から1100万人に400万人ほど増え、派遣や契約が150万人から550万人に400万人ほど増えているのだ。パートとハケンが増えただけの話なのだ。
労働者(雇用従業員)の賃金もここ10年、大卒男子月20万円、高卒15万円、40~50代のパート女性月8~9万円は、増えも減りもしない。月(平均)5000円前後が増えたり減ったりしている情況の10年なのだ。この10年の生活インフラ(電気、ガス、水道、交通、通信、医療および税金など)は、その他の物価を尻目に大幅アップし、ここに来ての原油、ガソリン、食料品などの"値上げ”ラッシュだ。
汗し、働く者の代表、ハケン(派遣)やフリーター(非正規時間労働)がどうのこうのを越えた労働や雇用状況なのだが、年金(高齢者)や介護や環境などの問題に隠されていい問題ではない。少々後手気味の経済景気賃金労働問題に対する政府の積極的な取り組みを希望する。