東日本大震災以来の津波の脅威に触れ、
思わず浜松の実家周辺のハザードマップを確認してしまう小市民。
もちろん私のことだ。
ところは浜松市、南海トラフ地震直撃エリアのひとつ、
ヤバそうだなあと思って見てみたら…
…あれ?ウチだけ白い。
だけじゃない。
付近の大きな川の洪水時被害想定マップを見ても…
…やっぱウチの周りだけ白い。
そう言えば、2年前の線状降水帯で大雨くらったときも、
周囲の狼狽をよそに、おばあちゃんだけが涼しい顔して
「ウチは高いから大丈夫、それより〇〇のところが心配」
と言ってのけたっけ。
いや、パッと見、全然高さの違いなんかわかんない田園地帯なのよ?
でも果たしてその通りになってて、
ウチの周りだけ無傷に終わり、ありゃ驚いたよなあ。
ウチはあの場所に居を構えておばあちゃんで六代目、
僕が入れば八代目になるそうで、
とすれば初代はざっと寛政の改革のころではなかったかと。
仮に18世紀後半の入居として、ざっとググった限り、
現在までにM8クラスの地震が四度。
1854年12月23日 安政東海地震 M8.4
1854年12月24日 安政南海地震 M8.4
1944年12月7日 昭和東南海地震 M7.9
1946年12月21日 昭和南海地震 M8.0
素人考えで近いのを括っても大きく二度。
それを耐え忍んで代々続いてきたのだから、
ご先祖様の眼に狂いはなかったということだろう。
すごいよ!ご先祖様!
大事にするよ!
あとは、倒壊に備えて耐震工事をば…。
お金かかるのよねえ…でも命には換えられないわ。
九代目!君たちのォッ!安全のォッ!ためにィィ!
……ローン組んでもイイ?