「信仰」には何を言っても無駄だし、もうこれで最後にしようと思うけど。
「3+2=5」という客観的事実に対して、
「引けば1になります」とか、
「かけたら6になるのです」とか、
「なのにマスコミは5という答しか報道しないのです!」
みたいな言い分、なんなの?
「2-3=-1」という確立された概念に対しても、
「みんな当たり前に-1といいますが、私は-1個の物体を見たことがありません」
みたいなこと言うヤツも居るよね。
「考え方はそれぞれ、何を信じるかもあなたが選び取るべきなのです」
「算数は絶対ではありません、前世からの運命で、あなただけの答を見つけるのです」
そんなこと言い出したら算数・数学が存在意義を喪うよ。ひいては社会も崩壊するよ。
世界を正しく理解するために、
誰が見てもそうだと認められるような方法で、
慎重に実験・検証・論証を重ねて、
人類共通の知的財産にしていくのが科学であって、
そこには個人の心情だとか思い入れだとか前世だとか運命だとか、
そんな検証不能なものが入ってくる余地はないの。
無学な人間の非合理なツッコミなんて、百害あって一理もないの。
自分の不勉強棚に上げて、空虚な脳みそ埋めて自己愛も満たしてくれる、
お手軽なオカルトにやられてんじゃないよ。
自分の代わりに一生懸命勉強して、研究して、
発信してくれている専門家たちを信頼しようよ。
「昨年末からは風の時代、やさしさがあれば足し算なんて必要ないのです」
そりゃあ、まともな人間ならアタマおかしくなったと思うよ。
友達も減りますよ。
むしろ「それはおかしいよ」と言ってくれる本当の友達が居ないことを嘆きなさい。