さて、馬の歯が何本あるかご存知か?
上、下の顎、左、右にそれぞれ切歯が3本、犬歯、狼歯(第一前臼歯)、前臼歯が3本、後臼歯が3本。
雌でも犬歯が生える馬がいるそうだし、狼歯は生えない馬もいる。
最近、馬の歯を番号で表記する方法が定められた。ようだ(誰が提案し、誰が承認したのか知らない)。
右の上顎を百番台、左の上顎を二百番台、左の下顎を三百番台、右下顎を四百番台で表わす。
真ん中の切歯が1、その次が2。一番前の臼歯(第二前臼歯)が6。一番奥は11。となる(左)。
「311が伸びすぎていて、309と310の間にすき間があるようです」などと表現するようにすれば、慣れてさえいれば手っ取り早いかもしれない。
これからは、この表現でいきましょう。
そういうと、小学生の頃、歯科検診で歯医者さんが虫歯を番号で読み上げていたなァ。
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朝飯前の一仕事にしてはちょっとヘヴィーだった。
私もこれから採用したいと思います。
でもしばらくは、カルテにはカッコつきで
左上顎臼歯(211)とか書かねばいけませんか。
これが、請求には関係ないほうの、学術的な記載の改革ですね。
組織の上のほうの人たちは、この辺にも力を入れて欲しいですね。
重種の歯は診たことがありません。やっぱり丈夫なんでしょうか。
競走馬や乗馬はほんとにちょっとした歯科ブームが続いています。
>癒し系獣医師さん
お願いしますよ。頼りにしてるんですから。
馬って、獣医学科でも特殊でしたね・・・。
授業もほとんどやらなかったし・・・。
授業で学んだ時間より、乗っていた時間のほうが多かったな・・・。
う~ん、馬のウェイトはますます減らされているんでしょうね。しかし、人が乗れる唯一の家畜であり、獣医学の歴史的背景から見ても・・・・、競馬は一大産業であり、生き残っている貴重な奇蹄類としての馬は・・・、もっとも個体診療が求められる大動物であり・・・・
馬の数が増えてもらうしかないか・・・・
自分の大学も、解剖で1日・外科実習で1日・病理解剖の見学で2時間でした。
外科実習も130人で1頭です。
もっとも、やりたがる人間も、自分と馬術部の二人でしたので、心置きなく実習できましたが・・・。
ある空港で着地検疫中のお話
採血に来た新人獣医さん。
採血する直前馬にかまれそうになり逃げました・・・(泣)
さて歯式の記号なのですが、左の下顎が三百番台ですよね。一応念のため・・・
そうですか。国家試験の内容もシフトしているんですね。
ご指摘有難うございました。左下が三百番台。訂正しておきます。
コミック「動物のお医者さん」に、馬の歯の本数の暗記の方法がネタになっていて、「江川の耳」「掛布の耳」「大耳」といった感じで紹介されていました。やはりそういった暗記法で覚えたのでしょうか?
閑話休題。昨日のプリークネスSのバーバロのアクシデント。普通なら予後不良の重傷だそうですが、回復の可能性はあるのでしょうか?アメリカの最新の技術を信じたいものです。
その暗記法は知りません。私だって馬については必要だから知っているものの、他の動物についてはすっかり忘れました。というより覚えた記憶も・・・・
Barbadoについては記事を書きましょう。