真夜中のドロップアウトカウボーイズ@別館
ピンク映画は観ただけ全部感想を書く、ひたすらに虚空を撃ち続ける無為。
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説明無用、日本最強のピンクス。但し、もう建物をお出になられた
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2007年九月で消滅した旧本館より継続して使用中の掲示板です
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駄楽ひまなときブログ
行きつけのお店のブログ、下戸なのに。しかも閉めたんだけどね
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友松直之のブログ
友松直之監督のブログ、激しくエモーショナル
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山﨑邦紀監督のブログ
To Live and Die in Tokyo
歴戦のピンクス、キルゴア二等兵氏のブログ
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自己紹介
福岡市在住のピンクス。ピンクスとは、ピンク映画愛好の士、を意味する造語である。
仮名遣ひは正仮名を使用。
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異常性愛 OLバイブ責め
新田栄
/
2011年06月01日
「
大好きなお姉さん 性感帯バイブ
」(1991『異常性愛 OLバイブ責め』の2010年旧作改題版/製作:新映企画㈱/提供:Xces Film/監督:新田栄/脚本:高島暁/企画:伊能竜/撮影:千葉幸夫/照明:秋山和夫/編集:酒井正次/助監督:青柳一夫/音楽:レンボーサウンド/撮影助手:佐久間治/スチール:大崎正浩/現像:東映化学/録音:銀座サウンド/出演:川島美優・大橋美加子・石神一・久須美欽一・登根嘉昭・芹沢里緒)。企画の伊能竜は、向井寛の変名。音楽のレンボーサウンドは当サイトの誤記ではなく、本篇クレジットによる脱字、何と大らかな世界よ。
明和製薬研究所、研究所所長・田上陽一(石神)と、研究員兼愛人の三浦圭子(芹沢)による昼下がりの情事で順当極まりなく開巻。舞台移り、研究資金の出資者・時田啓二(久須美)邸にて、悪代官と腰巾着商人の風情をポップに窺はせる密談。時田の援助の下、田上らは新媚薬の開発に当たると同時に、更に何事か一件、田上が秘かによからぬ相談も請け負つてゐさうな趣を匂はせる。劇中唯一軸らしい軸として機能する、時田の邪な好色が鮮やかに起動する。薮蛇な圭子へのリモコンバイブ責めも噛ませ、田上は媚薬試作第一号の実験台に、酒場で見初めた一人飲みの女・田口美加(大橋)を選ぶ。田上が悟られぬやうグラスに試薬を混ぜ、忽ち欲情した美加をホテルにまで連れ込んだまではよかつたものの、事の最中我に帰つた美加は、さつさと身を離すやとつとと田上を一人残し帰つてしまふ。どうやら第一号には、持続時間に欠く難点があるやうだつた。その点を改善した試作第二号の被検者に、圭子は自分の後輩である牧さゆり(川島)を推挙。束の間の瑣末だが、圭子が取り出したさゆりの履歴書の、あたかも男児を思はせる字の汚さは商業映画のフレーム内に見切れる以上、もう少しどうにかならなかつたものか。とりあへず面接、両親は三年前に交通事故で亡くし、兄弟もゐないさゆりを田上は採用する。マンションの一室を宛がはれ、外部との連絡は禁じられた上で食後に白い錠剤、就寝前には赤い錠剤を飲むだけの、殆ど軟禁状態に二三本毛を生やしたかの如き普通ではない検体生活に、特に疑ひを覚えるでなくさゆりは入る。日に一度状態を確認すべく部屋を訪れる圭子が、効果が現れつつある節を看て取り土産と置いて行つた張形に、さゆりもさゆりで素直に溺れる。登根嘉昭は、淫夢の中でさゆりを犯す覆面男。登根嘉章と名義を改めた、暗がりに沈んだ上野俊哉の「
本番!!ドすけべ夫婦
」(1995 冬/主演:小川真実・佐瀬佳明)といひ、僅か二作とはいへ未だどうしても、この人の満足に抜かれた顔に拝めない。
女の裸以外残り一切を清々しく排した、無造作な展開の速さと開き直つた物語の薄さとが堪らない一作。田上は時田の下に連れ出したさゆりを、無体に献上。ところがさゆりが実は最終目標ではなかつたとの、一応ミスリードが何となく通る。新媚薬完成のパーティーと称して時田邸に誘き出した圭子を、今度は田上はそんな真似をして人体に影響はないのか、しかも濃縮した完成媚薬で強制攻略。さゆりと同様、時田共々陵辱する。一点触れておきたいのは、特徴ある耳馴染みのよい抑揚を駆使し久須美欽一が繰り出す、力強い破廉恥漢・時田の煌く悪台詞。対さゆり戦に際しては、田上に指示し「田上君、この女の口を塞いでしまひなさい」。媚薬を盛られたのに気づき、「ハメたわね!」と声を荒げる美加に対しては、「ハメるのはこれからさ」。全く陳腐な文句ながら、それでゐて妙に綺麗に決まる。今更ではあるが、いよいよ病も膏肓に達して来たのか俳優・久須美欽一の評価は、もう少し高くとも罰は当たらないのではなからうか。といつた気にならなくもなく、特に今作にあつては、石神一とのバランス感も実に申し分ない。一頻り時田・田上の悪党コンビがさゆりを楽しむと、起承転結を十全に着地させる営みも放棄―収束させるほどの始終も、そもそも存在しない訳だが―すると、囚はれるでなく開放されたのか、与へられた居室での相も変らず感が迸る、長々としたさゆりのバイブONANIEである意味といふか別の意味で堂々と映画を畳んでみせる。見る者によつては一番の上玉と捉へても無理はない、三番手の大橋美加子まで含め奇跡的に三本柱の粒も揃ひ、何かを勘違ひして劇映画を求めるならば非あるいは反感動的に物足らないと同時に、余計なものを極限まで省いた、それはそれとしてそれなりに、逆説的にストイックな裸映画ではある。
出演者として、ポスターにのみ加藤義男―時期的に、加藤義一の変名ではない筈だ―なる謎の名前が見られ、エクセス母体の新日本映像公式によると、配役はバーテンとある。現にさうであるならば、田上が美加を捕獲した、店にでも見切れよう相談となる。但し、憚りながらちやうどその辺りで便意に駆られ一時中座したゆゑ、実際の出演の有無から確認能はず面目ない次第。
以下は再見に際しての付記< 指パッチンで田上に呼びつけられる、バーテンといふよりはウェイターが確かに登場する
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