COLKIDが日々の出来事を気軽に書き込む小さな日記です。
COLKID プチ日記
記録
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/01/e7362f49745bd0180ada9ea15965d644.jpg)
K師匠がその昔D1Xで撮影したRAWデータをLightroomで現像してみると、1000万画素で展開されることもあり意外にいけるという。
高画素化される前のモデルなので、かえってDレンジが広いのかもしれない。
ところがそういう古いデータを掘り起こしているうちに面倒なことが起きた。
初期のデジタルデータを見ようとしたところ、CDやDVDに記録したものに、読み取り不能なものがけっこう出てきたのだ。
それも当時性能がいいと噂されていたT社やM社のディスクなどにも、表面が変色して読めなくなったものがあるという。
その上音楽信号を記録したCDも、古いものはダメになっていることが判明した。
これは大変なことだ。
百年もつような事を言っていたのは誰だ?(笑)
比較的信頼していたメディアだけに、ショックも大きい。
市販の音楽ディスク等は、プレスでしっかり溝を掘って製造されているので長期間の保存も可能だろうが、パソコンなどで自分で焼いたディスクは、いうなれば塗装面に焦げ目を付けただけだから、それが劣化すればお釈迦になってしまうらしい。
同じCDのように見えて、違うものなのだ。
えらいこっちゃ。
被害が広がらないうちに何か信頼の置ける記憶装置に移さないと、データが永遠に失われてしまう。
でも信頼の置ける媒体って一体何だろう?
考えたが、今のところやはりハードディスクしかないだろうという結論に至った。
パリティで記録するRAID5のHDDで、比較的安価な家庭用のものが出ているので、K師匠はそれを買われる予定。
ところでパリティって何ぞや?(すいません、文系なもので・笑)
K師匠が二進法のデータを図に書いて概念を教えてくださった。
口で説明するのは難しいけれど、要するにそのデータが偶数か奇数かを示すパリティデータを付加しながら、複数のHDにRAIDで分割して記録することで、仮にHDDのうち1台が壊れてそこにあるデータがすっ飛んでも、パリティデータから算出して完全に元の姿に復旧できるという仕組みだ。
その装置に一般のHDDをUSBでつないでさらにバックアップしておけば、現状ではかなり安心できる体制となる。
デジタルってかえって面倒だね。
何を買っても数年後にはまた壊れるから定期的に買いなおさなければならないし・・・
以前考えたように、有料でデータを預かってくれるサーバーのサービスがあるようで、海外の写真家では使っている人も多いらしい。
それにしてもデジタルというのは脆いものだ。
やはりプリントアウトした紙やネガのような具体的な「モノ」として残すことの重要性を感じるなあ・・・
D3 + ZEISS DISTAGON 25mm F2.8 ZF
コメント ( 21 ) | Trackback ( 0 )
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#それがあるから、「本当に」とっておきたい写真はフィルムで撮ってます。
最近、ネットワークに直結できる NAS という外部ハードディスクも安価になってきているので、それを使うのは賢い選択ですよね。
ただし、RAID 5 はディスク交換時にリスクがあるのを覚悟しておく必要があります。データ容量が大きくなると、再構築に半日とか掛かるようになります。もしその間にもう一台ディスクがおかしくなると、すべてのデータがお釈迦になります。
以前にも書いたと思いますが、RAID 1 構成の方が一台ダメになってももう一台を単独で使うことが可能なので、再構築の必要がありません。この間に新しいディスクペアを入手してコピーすることで、RAID 5 のような復旧中の障害に対する弱さもありません。唯一難点は、実質ディスク容量が半分になってしまうことですが、そもそも容量単価が下がり続けているので数年分のデータを保存するため、もう一台のディスクに1~2万円くらいは保健代としても妥当な金額じゃないでしょうか。
デジタルになったがために写真が残らないというのもおかしな話ですね。
なるほどRAID5はそういう欠点があるんですか。
結局はそれだけに頼るわけにはいかず、もう1系統普通のHDDにバックアップするのですが・・・
あと雷が落ちた時のことを考えると、本当は離れた別の場所で2系統にするか、片方は電源から切り離しておく方がいいですね。
それにしてもCDやDVDが案外短い時間でダメになってしまうというのは計算外でした。
CD-Rでは一般に手に入る高級品でも永久保存は無理だと思います。
一方、最も身近で信頼できるのは高品質のDVD-RWだそうです。
最初はメディアが高いなあと思いましたが、
他の物はアテにならないことを知って以降
オリジナルデータは全部DVD-RWの2重保存にしています。
どうも10年近く前に保存したCD-Rは端からダメになりつつあるようです。
当時それほど評価が高くなかった三菱の青っぽいディスクが、実際に時間が経ってみるとかえって耐久性が良くて、他の当時いいといわれたものの方が先にお釈迦になっています。
今は僕もDVD-RW2枚とHDD2台に保存していますが、どちらかというとDVDの方を信頼していたので、ダメになる可能性を知り慌てました。
RAID 5 の再構築におけるリスクですが、光学メディアに比べれば桁違いに小さいと思います。RAID 1 の場合、2台が同時に故障する確率は1台が故障する確率の2乗に反比例しますから、よっぽど運が悪くない限りデータ損失の可能性は限りなくゼロに近くなりますね。
HDD の寿命は一般的に5年くらいといわれてます。4年ほど使ったら潔く新しいドライブへとデータを移行し、ディスクを棄ててしまうと精神衛生上いいかと思います(笑)
それも容量が大きくてすべてのデータが移動できるものです。
今は足りなくなると2系統買い足すことを繰り返していますが、それだと最初に買ったものは2台とも古いからリスクが高いです。
でもそうなると2TBくらい欲しくなります。
それも2系統・・・(泣)
IOデータが家庭向けのRAID5のLAN用HDDを売り出したのも、その需要が急に高まってきたからだそうです。
ガソリンと同じでカメラの高画素モデルは、燃費の点で問題になってくるかもしれませんね。
UPSは使っていませんが、あれって雷の直撃にも耐えるんでしょうか?
UPSの本体自体が・・・
うちの会社の方はよく雷が落ちるのですが、いろいろ試してみましたが、実際に至近に落ちると、富士電気製のガス放電式のアレスター以外は全滅の状態ですね。
自宅のワークステーションは、その「もし」が発生してデータがおしゃかになりましたから、ミラーリングのほうが楽で確実で良いかもしれませんね。HDDの故障はインジケーターが点灯したときにそのまま差し替え織るだけで済みますし、再構築なんて面倒なことはないですし。
HDDは、電源停止するよりは常時動かしているほうが故障の可能性は少ないようです。僕の廻りの過去の故障の100%が電源停止してから再起動した場合に発生しています。自宅のも同様でした。自宅のだと一週間のうち数回しか起動しないのです。逆に会社の8年使った初代のワークステーションはとうとうどこも故障しませんでした。これは年間360日ほとんど電源入れっぱなしでした。(性能が足りなくて夜レンダリングをしていたので)
あと、ROM用メモリーカードは保存性悪いんでしょうかね?スチューダーのデッキ関係のROMは30年近く前のものでも全然平気です。今でもそのブランクICは手にはいるし汎用性が高いです。
でもたしかにひとつ壊れれば、その壊れた原因が他のドライブにも影響していることがあるでしょうしね。
電源を入れっぱなしにしておいた方がいいというのも貴重な情報ですね。
たしかにHDDは立ち上がりの時に壊れますね。
あるいは保存用は電源を外して普段は使わない方がいいのかな?
>それも2系統・・・(泣)
最近かなりドル安ですが、それでも 500GB の単体ディスクが $99 で手に入りますね。2TB を RAID 1 構成したとして、$800 足らずですよ(笑)
もちろん、それだけのドライブを収容する入れ物が必要になるのでもうちょっと掛かりますが、いずれにせよいいレンズ一本買う程度の投資で十分可能だと思います。
>UPSの本体自体が・・・
エアバックとかと同じで、自分自身が壊れることで繋がっている機器を救うと思いますよ。入力はなくなりますが、内蔵バッテリーがありますからそれで安全にシステムをシャットダウンしてその一生を終える、と。
レンズは半永久的に使えるのに、5年で壊れてしまうこと自体が、何だか嫌なだけです(笑)
物である以上必ず壊れるものですが、データを道連れにするから被害とショックが大きいですね。
何かもう少し安心できる上手い方法は無いものかと・・・
世の中には残っていないものって意外に多いですよね。
黒澤のデルスウザーラのサントラの音源なんて、僕が高校生の時の映画なのに、紛失してしまったようです。
という事は、実はRAID5を組んだ機器の故障率ってディスク1本より3倍高いんです。(故障し易い)
ほんとによく壊れますよ~(笑)
昔に比べてハードディスクの耐久性は落ちていると感じます。
RAID構成の利点は「ハードディスクが壊れてもサーバーは止まらない」って部分にあります。
仕事で使う場合、この点が重要なんです。
自宅でバックアップ用途に使うのであれば、私はRAIDっていらないんじゃないかって思っています。
”オリジナルDisk”1本と”バックアップDisk1本”のセットを別筐体で準備出来ていれば、2台同時に壊れる可能性は充分過ぎるくらい低いです。
あと、大きな声では言えませんが・・・家庭用&SOHO用に売られているRAID構成のNASは、ディスク障害時に復旧出来ないケースが意外とあるようですので過信は禁物かと。
コントローラーにお金がかかっていないので、イレギュラー処理に弱いのかもしれません。
一度で起動しないことがままあります。普通はしばら置くと起動するのですが、去年とうとう復旧しなかったので再度初期化からはじめるはめになってしまいました。
これのドライバーを充てる手間を考えてうんざりしているところです。HDDの初期化までやって止まっています。以前は、RAID-0とRAID-5の2スパンに分けて6台使って組んでいたのですがやり方も忘れてしまいました。
RAIDは絶対止めてはいけないんですよ。
そうに違い有りません!
と、私は思います。
確かに素晴らしく高速でフォトショップなどは3秒で立ち上がるので快適なんですけどね。
サーバーベンダーのCEさんに作業を頼むと、マザーのRev.にRAIDコントローラーのRev.、止めでハードディスクのファームRev.(!)までチェックして構築OKかどうか見極めていますよ。
RAIDってかなりナーバスな仕掛けなんですね。
下手にハードディスク換装なんかやれないです。(;^_^A)
色々と専門家の生の声が聞こえてきましたね(笑)
昔よりハードディスクの耐久性が落ちている!
おもしろいなぁ(笑)
やっぱ普通に別筐体2系統で行こうかな・・・
って今のままじゃん(笑)
実は僕の使っているワークステーションは、業務用サーバーそのものなんですよ。
インテルの7505だったかのマザーで、メガレイドはこのマザーの標準なんですね。カードのファームウェアとバイオスは、年代揃えて完璧にはしてあるんです。そのためにDOS-6.22を使ってマザーのバイオスも書き換える手間までかけてるんですね。マザーのファームウェアも4回にかけてバージョンアップしてます。温度設定とファンの回転数の設定がかなり大変でした。
そのせいかどうか分からないのですが、いまだに動作は最高に速いんです。何やっても高速でそこまでは素晴らしく良いのですが、ダウンしてはどうしようもありませんよね。(笑
最近SCSIでさえもクラッシュは何回も経験しているので、もう何も信用しないことにしてます。頻繁にCD-RかMOに入れてかつ時々入れ換える。と。
10年前のフロッピーはもう劣化して大部分が読めなくなっていました。磁気やテープメディアは今後は全滅でしょうね。
たぶん一番良いのは、複数のNASに並列してデータを入れて電源は付けっぱなしで故障した方を交換しつつ保存するということだと思います。あるいは、どこかのサーバーをレンタルするとか。財力のある人はそれが一番手間が掛からず良いかもしれません。
確か以前にもこの話題になりましたね(笑)
起動時のSpin-Upでディスク回転の同期をとる処理がうまくいっていないように思います。
電源の問題(供給不足)っぽいような?<って前も書いた覚えが(爆)
今のSCSIは15,000回転ですから、最新機種にしたらもっと速くなりますよ(笑)。CPUもクワッドコアですし、64ビットOSならメモリも積み放題の使いたい放題です♪
クワッドコアで64ビットOSですか・・・
キャプチャー4で、明るさなんかいじっ時は以前のpenⅢ 1Gの10倍くらい速いです。
デュアルコアが最低限のスペックなのかもしれないですね。
問題はカラーマネージメントがいいのでVISTAを使いたいのですが、OS自体が重くなるのでどうか・・ということですね。
ところでまだCapture4使われているんですか?
ハードディスクの寿命を縮める一番の要因は「熱」だそうです。外付けディスクでありがちですが、コストダウンのためか自然放熱だけのものが多いですよね。きちんと冷却ファンが付いたモノを選びたいところです。
だんだん増えていき、横にズラッと並べるようになると、余計熱の問題が大きくなります。