せんとくん


D3X + AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED

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奈良はせんとくん一色であった。
最初は違和感を覚えたこのキャラクターであるが、慣れてくると相当出来のいいデザインであることが分かってくる。
秀逸と言っていいだろう。
時間とともに評価が高まるのは、本物である証拠である。

デザインが奇抜なことはともかく、絵として正統派で、古典的な技法を踏まえているのだ。
対抗馬がいくつか出たが、まんが調のものばかりで、並びうるものはなかったように思う。
実際お土産に、僕でさえせんとくんの描かれたものをいくつか購入したくらいだから、金銭的な面でも相当貢献しているはずだ。

ネット上で、現地の人が、せんとくんに批判的な事を書いているのを読んだ。
いい加減にして欲しいというのだ。
東京でもせんとくんと接する機会は多いが、好意を抱いて見ていた。
しかし奈良に行ってみて、なるほどその意見にもうなずける気持ちになった。

何から何までせんとくんなのだ。
毎日周りにせんとくんがうじゃうじゃいたら、確かにうんざりするかもしれない(笑)
その上、本物の鹿までうろうろしている。
無言で後をついてくるので、かわいいというより、暑苦しくて不気味な生き物に見えた。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (BB)
2010-08-28 09:29:46
春にいった時に、しかせんべいを持って鹿に
追いかけられてました(笑)
となりが春日大社ですが、訪れる人は数えるほど
で、すばらしく清冽な空気のあるところなのに
もったいない感じがしましたね。
しかし、せんとくん、本当に多いですよねえ!
まあ、奈良に多くの人の関心が向いた、それで
良いのではないんでしょうか?
 
 
 
Unknown (COLKID@会社)
2010-08-28 12:01:50
150円均一の鹿せんべいを買われましたか(笑)
鹿の方が知っていて、せんべい屋さんの周りでたむろしているんですよね。
追いかけられて悲鳴をあげて逃げる女性を何人か見ました。
鹿はおしっこしながらついてきたりするので困りました。

それにしても春日大社には行ってみたいですね。
 
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