好きな処理


D800E + AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G

大きな画像

散歩がてら、デジタルカメラで写真を撮る。
多くはこのブログで使うためのスナップだ。
BGM的な使用を意識しているので、そういう写真が多くなる。

基本はRAWで撮ってパソコンで現像する・・である。
ニコンだと専用ソフトの処理も早く、比較的短時間で作業が完了する。
ニコンはプロフェッショナルのユーザーも多いと思うが、仕事の場合、時間イコールお金なので、処理が流れるように進む事が重要なファクターなのだろう。

写真を現像する作業は楽しいか・・・と問われると、楽しくない事はないのだが、大好きという程でもない。
何枚も立て続けに現像の作業を進めると、そのうち疲労が溜まってくる。
ニコンならまだいいが、シグマあたりだと処理に時間がかかり、ストレスも大きい。
目と頭の両方を、酷使するからだ。
仕方なく、一度中断して、ソファーなどに寝転がって休憩する。

では画像を処理する作業はすべて苦痛か・・というと、そういう訳でもない。
中にはかなり好きな作業もある。
意外に思われるかもしれないが、僕が一番好きなのは、時折ここに載せている靴の写真の加工である。

靴だけではなく、ああいう「モノ」の写真は楽しい。
もっとも撮影する行為自体は、実はあまり好きではない。
スタジオがあるわけではないので、床に場所を作って、重い三脚をセットして・・と、準備がけっこう大変なのだ。
変な体勢で作業するので、腰が痛くなることもある。

だが、そうして撮れたデータを、パソコンに移す時はワクワクする。
さて、どう料理してやろうか・・という気分である。
撮ったのはあくまで基になるデータであって、その後の処理こそが本番なのだ。
加工の内容は毎回変わるので、臨機応変に対応する能力が要求される。
次々に難問を出されて、頭を使ってそれに答えていくのに似ている。

普通の写真の現像作業の場合、処理と言ってもシャープネスや微妙な色の調整程度なので、正直なところ、それほどクリエイティブな作業とは言えない。
そのうち飽きて嫌になってしまう。
しかし靴の写真のように、Photoshopの機能を使い、自分で作り上げていく写真は本当に楽しい。
どちらかというと、絵を描くのに近い作業なのだ。
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