さらにsRGB

人の写真でしつこく実験する(笑)
今度はsRGBへの変換を違うソフトで行ってみよう。

上がPhotoshopCSでのsRGB変換(知覚的)
下がCapture4での変換(オプションでファイルを開いた時に変換を指定)

↓Photoshop



↓Capture4



この写真に限って言えば、うちのパソコンでは両ソフトの変換の差はあまり感じられない。
なお前に載せたAdobeRGBの画像との比較では、竹の緑や石の青い部分に差が出ている。
みなさんのパソコンではどうだろうか?

こういうモード変換専門のソフトでPhotoshopやCaptureより優秀なものってあるんだろうか?
・・・って前回も同じような実験をして、同じようなことを考えて、結論が出なくて、そのうちブラウザ側が対応するだろう・・・で終わったのだが(笑)

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コメント
 
 
 
Unknown (タカ)
2006-05-31 16:05:48
なかなか苦労されているようですね‥‥ ;-)



結論からいうと、ウエブ用途である限り sRGB で出すのが本筋。Mac と Windows ではガンマ値が違うので、一枚で両方に対応させるのは実質不可能。どうしても、ということであれば Mac用、Windows用の2枚用意するしかないです。



あと、ブラウザが対応うんぬんというのはたしかボクが以前書いた記憶があるんですが、それはあくまでも技術的な可能性の話であって、実際にそうなるかどうかはまた別の話です。現時点では、sRGB以外の選択肢はありません。仮にそれで自分が意図するような色が自分のモニターで出たとしても、それは単なる偶然のなせるワザであって、残念ながら本質的に間違ったやりかたです。



色空間の話はホントややこしいですね‥。
 
 
 
Unknown (COLKID@会社)
2006-05-31 17:14:50
僕も物理的に違う色に割り当てられてしまっているというのはビックリしました。

本当にタカさんの言われるとおりで、それ以外に方法がないですね。



現時点ではsRGBにせざるを得ませんが、近い将来ブラウザがAdobeRGBに対応したら、それまでにわざわざ作ったsRGBの写真の価値が落ちますね。

もうサーバーは借りてあって、レンズのサイトを作ろうとしていたのですが、小さめの写真を左右に2枚並べて、それぞれsRGBとAdobeRGBにして、クリックすると大きいデータに飛べるのがいいかな?と思いました。
 
 
 
Unknown (TAKA#2)
2006-05-31 23:37:42
こんばんは~

難しい話題ですね。

思い切り“初心者的”質問で申し訳ないのですが、Exifファイルに撮影時の情報として色空間の定義が残っているものの、JPEGに落としてしまった後でも(Exif情報は“ともかく”として)画面の出力に元の色空間“定義”が反映されるのでしょうか? JPEG変換のアルゴリズムがよく分からないのでこんな質問をしています。なんか、JPEGにした時点で(固定されてしまって)もうどうしようもないような気がするのですが・・・
 
 
 
Unknown (UDO)
2006-05-31 23:57:22
今朝方は無礼な書き込みをいたしましたが、どうかお許しください。COLKIDさまの素晴らしい写真にはモード違いの邪道的技法は不要と思ったものですから。タカさまの仰るように、偶然にたよるべきではありません。



> Mac と Windows ではガンマ値が違うので、一枚で両方に対応させるのは実質不可能。どうしても、ということであれば Mac用、Windows用の2枚用意するしかないです。



個人的にはそのような考えを持たないようにしています。ガンマはIN/OUTのリニアリティ(≒トーンカーブ)に依存いたしますので、ガンマ設定したあとで少しでも調整すれば違う値になります。MACが1.8であったのも昔の話です。小生のところはWIN, MACにそれぞれCRTと液晶が林立していますが(笑)同じ色調再現を心がけています。不可能ではありませんし、それぞれが異なることを前提にするのは業務上許されないのです(笑)
 
 
 
Unknown (COLKID@自分の部屋)
2006-06-01 00:57:22
TAKA#2さん>

僕も初心者で自信ないです。

jpegのデータでもsRGBに変換すると、ブラウザでの表示が変わりますよね。

ブログに載せた2枚のクローバーの葉っぱの写真は、jpegのデータをベースにsRGB化した結果です。



UDOさん>

いえいえ、貴重なアドバイスを本当にありがとうございました。

参考になり、勉強になり、さらに多くのプロの方々の意見を聞くことが出来ました。

これからもよろしくお願いいたします。

「業務上許されない」という厳しさが、さすがプロならではのものですね。
 
 
 
Unknown (タカ)
2006-06-01 01:19:30
TAKA#2さん、



ご挨拶が遅れてしまいました。こちらこそ、よろしくおねがいします。



画像データファイルへのプロファイルの埋め込みですが、これは Exif とは根本的に違う話です。Exif はあくまでもメモ的な撮影時の情報を記録するためで、基本的にあとから変更することは稀ですが、プロファイルはワークフローの中で必要に応じて変えていく必要があります。



たとえば、sRGB で撮影された JPEG データを、Adobe RGB を期待しているプリントサービスへと渡して、出力してもらうこととします。この場合、必要なレタッチを加えた後、Adobe RGB のプロファイルを付けて、再度 JPEG ファイルとして保存した後、ファイルを渡します。



これによりデータの受け渡しで Adobe RGB という共通の言葉を話すようになるので、すべてキャリブレートされた環境であれば、期待したとおりの色合いでプリントがあがってくるわけです。
 
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