新鮮


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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しばらく忙しくて、行きつけの喫茶店にコーヒー豆を買いに行く時間が取れなかった。
そこのオーナーの本業は豆の卸しで、お店オリジナルのブレンドが美味しいのだ。
大型の焙煎装置が自宅に設置されており、週何回か豆を炒っているという。
しかしお店の営業時間が短めで、買いに行くことが出来ないでいた。

やむなく自宅のすぐそばにある雑貨店で豆を買ってみた。
そこなら夜でも営業している。
一応コーヒー豆専門のコーナーがあり、扱う豆の種類も数十種類と多い。
ガラスのショーケースの中に豆を裸のまま入れて、ズラッと陳列している。
あれでは空気や日光に晒されているし、いつ焙煎したのか分からないし、どうかな・・・
と思いつつ、そこでトラジャを購入してみた。

翌日会社のコーヒーメーカーで、買ってきた豆でコーヒーをいれてみた。
ウーム・・・
不味くは無いのだが、まあ平凡な味である。
スーパーなどで売っている真空パックの豆よりは少し上だが・・・

このくらいなら、普通の喫茶店で飲めるよな・・・
ああいう雑貨店などで買ったものは、こんなものなのだろう。
事務所の女性陣も、微妙・・という顔で飲んでいる。
皆舌が肥えてしまっている(笑)

何度か試しているうちに、その買ってきた豆は、少し強めに挽く方が合っていると分かってきた。
豆を細かくすると、透明感が増して、まあまあの味になる。
今はマシンの挽く時間を長めにして飲んでいる。
それで少し美味しくはなるが、やはり行きつけの喫茶店の豆のような新鮮さは感じられない。

そう、新鮮さが違うのだ。
コーヒー豆って新鮮さがかなり重要である。
行きつけの喫茶店でさえ、焙煎してからどのくらい経っているかで、味がどんどん変わってくる。
コーヒー豆を扱うお店は多いが、通常の流通ルートで仕入れたものでは、新鮮さに限界があるのだろう。
そういう意味では、近所に新鮮な豆を販売するお店があるのって、贅沢な環境なのだろう。
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