ダウン


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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Mrs.COLKIDが、フランス製の非常に高価なダウンジャケットを愛用している。
外観は僕の持っている古いダウンとそう変わらないのに、価格は5倍もする。
いや、10倍か・・・
まあ細部の作りやダウンの質は、かなり違うのであろうが・・・

そんな高い服は僕は持っていない。(靴は別として)
僕の持っている暖かい服といったら、米軍のレベル7のジャケットか、ラルフの手編みのカシミアのカーディガンくらいだ。
ダウンはだいぶ前に買ったものを今でも使っているが、日光で焚き火が跳ねて穴が開いてしまっている。

ところでそのMrs.COLKIDのダウンジャケットだが、ファスナーの取っ手の部分が壊れてしまった。
いくら高くても壊れることはあるのだ。
それを修理に出そうとしたのだが、ちょうどコロナが感染拡大した時期で、お店に入店制限がかかっていた。
それで億劫になり、そのままになっていたという。

冬が近付いてきたので、その前にダウンジャケットを修理することにした。
購入した大手デパートの直営店に持ち込んだ。
すると、本国に送って修理するので、5ヶ月かかるという。
5ヶ月・・・
冬が終わってしまう・・・

まあそれでも直さないことには着ることも出来ない。
仕方が無いので、そのまま修理してもらう事にした。
今シーズンは諦めるしかない。

すると店員さんが、ジャケットの各部の撮影を始めた。
最初は汚れなどを記録するためかと思ったが、襟の裏側など、一見何も無い場所も細かく撮影している。
よく分からないのだが、本物であるかどうかを判別するための何かがあるのかもしれない。
恐らく偽物がかなり出回っているのだろう。

さて、そういうわけで、Mrs.COLKIDはこの冬に着る防寒具がなくなってしまった。
当人は、仕方が無いので、何か安いコートでも買おうか・・と言っている。
それなら米軍のレベル7が暖かくていいぞ・・と勧めておいた(笑)
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