画像の色


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

大きな画像

ある米国のサイトで、スエードのベルトを買った。
彩度の高い明るめのブラウンのベルトである。
セールで安く出ていたのだ。
送料も安く税金も取られず、品物は無事到着した。

ところが箱から品物を出した瞬間、ウワッとなった。
ネットの画像で見たものと色がだいぶ違うのだ。
思った以上に色が暗い。
ダークブラウンと呼んでもいいほどの色だ。

これには困ってしまった。
僕はスエードのブラウンの靴を何足か持っていて、ダーク系とライト系で2種類のベルトを使い分けようと思っていた。
ダークブラウンのベルトは既に国内で入手しており、今回はライトブラウンのベルトが欲しかったのだ。
ところが届いたものの色が予想より濃かったため、ダークブラウンのベルトばかりが2本になってしまった。

ネット上の画像の色は、それを見るモニターの発色でだいぶ異なる。
だからそのまま信用出来ないのはわかっているが、それでも画像からおよそこういう物だろうと想像することは出来る。
今回の通販サイトの色は、その共通の認識の範囲を外れている。

まあ素材は天然のものであるから、ロットにより多少ばらつきが出るのはわかる。
サイトの製造者の使っているOSによっても、見え方が違ってくるだろう。
だが一番疑っているのは、その会社の人たちの神経が、かなりラフなのではないか、ということだ。
偏見かもしれないが、色が違うくらいどうでもいいじゃん・・と言いそうな雰囲気を感じる。

そのサイトに書き込まれた購入者の評価を読んでいたら、星の数を最低にしている人がいた。
ベルトではなかったが、やはり届いたものの色が画像とかなり違うという理由であった。
書き込んだのは日本の人で、でたらめな販売側へのクレームを英語で書いていた。
やはり日本を相手に商売するには、基本的な考え方が少々荒っぽ過ぎるような気がする。
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