今年の寒さ


D810 + AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G ED

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今住んでいるマンションは暖かい。
今住んでいるといっても、もう35年以上も住んでいるのだが・・・
とにかく暖かくて、暖房をつける必要がほとんど無い。
一年中一度もつけないか、あるいはつけても年にせいぜい2、3回。
そのため冬の光熱費はかなり低く抑えられる。

多分日当たりのいい鉄筋作りで、下に店舗も入っているからだろう。
電車の線路が近くを走っているので、騒音の侵入を防ぐため、コンクリートの壁が厚くサッシも密閉度が高く作られている。
遮音性能を上げていることも、暖かいことと関係しているのだろう。

僕は生まれてからずっと一戸建てで育って、学生時代からこのマンションに住み始めた。
他の家のことは知らないので、マンションとはこういうものだろうと思っていた。
しかし実際には自分の家はマンションというよりビルに近い作りであるとわかってきた。
たまに人の買った新居などに行く機会があると、壁も薄いしずいぶん華奢な作りだなと感じることがある。

まあ華奢といっても、最新の設計の方が耐震性などは高いはずだ。
僕の住んでいるところは、昔の物量投入型というだけで、大きな地震の時には盛大に揺れる。
ミシミシいって、建物が平行四辺形の形になっているのが分かる。
ただ室内の暖かさに関しては、この物量が効いているように思う。

ところがその僕の住居でさえ、今年はさすがに暖房をつけている。
Mrs.COLKIDが風邪をひいたこともあるが、この数日毎晩エアコンをオンにしている。
昨年買ったダイキンのエアコンであるが、オンにしても部屋が暑くなるほどには暖まらない。
火を使う暖房機器とは違う、ソフトなタイプの暖め方である。

長くなったが、言いたかったのは、今年はいつもより寒いのだろうか、ということだ。
昨晩も車の外気温計はずっと氷点下を指していた。
先週だったか、朝の温度が今までに無い低い温度にまで下がり、工場の機械がのきなみ動かなくなったこともあった。
今来ているのは今期一番の寒波だというし、週末は一度暖かくなるそうだが・・・

以前急激な寒冷化の危機について書いた。(2016年1月30日の日記
温暖化もよりも、むしろ急激な寒冷化に襲われる方が恐ろしいという。
今年の寒さを見ていると、そういう日が来た時に、今のマンションでどこまで行けるかな・・と考える。
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