リース


LEICA X1

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巨大地震が起きた日、某メーカーの営業の人が来た。
約束はしていたのだが、まさかこの状況で来るとは思わなかった(笑)
途中自宅に寄ってきたが、子供が恐怖で泣き喚いていたという・・・

その根性に免じて・・というわけでもないが、コピー機と大型プリンターを新型に入れ替えることにした。
実は新型にした方がリース代が安くなるので、替えない手はないのだ。

ところでコンピュータ関連で、かなり有益な情報を教えてもらった。
実際に現場で、様々なメーカーの機器に触れている人の情報なので、信憑性が高い。

僕は以前より、会社ではD社のワークステーションを数台使っている。
現在メインで使用しているものは既に相当古いのだが、導入した当時は100万円もしたものだ。
もう古くてメーカーから保証対象外にされてしまった機種で、動きも時折不安定になるので、そろそろ新しいものに入れ替えを考えていた。

ところがD社のワークステーションが良かったのは昔の話だという。
今はワークステーションといっても、10万円以下の機種も揃えられており、そういう安価な価格帯で展開するようになってから、故障率がかなり高くなったという。
確かに普通のパソコンに比べれば、今でもワークステーションの方がずっと信頼性は高いそうだが、同じ米国製で選ぶなら、今ならむしろH社の方が壊れないという。

更にいえば、国産のF社やN社のワークステーションの方が、ずっと作りがよく信頼性も高いのが実情だという。
現場で多くの機械を導入して実感しているというから、本当なのだろう。
今回もプリンター駆動用に、一台ワークステーションを無料で付けてくれる事になったのだが、それを聞いてしまった以上、国産のものにしてほしいと頼んだ。
残念ながら地震で東北方面の工場が全滅してしまったので、現在納入できる機種は限られるようで、結局米国のH社のものになった。
(つい最近D社の最新の高額なワークステーションに触れたK師匠によると、かなりごつくてすごいものになっているという話なので、上記の情報は安い価格帯のものに限った話なのかもしれない)

彼はなかなかうまいタイミングで来社したといえる。
話しているうちに、入れ替えたい機械が次々に出てきて、結局パソコンを5台、UPSを2台、さらに追加発注することになった。
電話器を交換しようと、NTTと話していたのだが、そちらも見積もりさせて欲しいという。

パソコンは事務員用にノートが4台だが、画像処理の多い僕のパソコンだけ、少し贅沢してデスクトップタイプのワークステーションにした。
これもH社のものだが、メモリを有効に使用できるようにOSはWindows7の64ビットを選んだ。
さらにデュアルモニタは少々贅沢してEIZOを2台並べてもらうことにした。
これだけ替えてもリース料はそれほど上がらないのだから、新しいものに替えなければ損だ。

ところで彼の説では、パソコンは3月と6月によく故障するという。
不思議なほどそういう事象が出ているそうで、出来るものなら国や研究機関で統計を取って欲しいくらいだと言っていた。
理由は不明だが、湿気の量が変わる季節だからではないかという。
3月の決算期に無理なデータを強引に入れるからではないか・・と言ったら、そうかもしれないと苦笑いしていたが・・・



今日の時計はGSXのSMART no.76に、モレラートのカーフ型押しのルノアールを組み合わせたもの。
オリジナルはソリッドステンレスのブレスレットだが、市販の20mm幅のストラップの取り付けが可能と、メーカーが公に謳っているところに好感が持てる。
デザインも実に日本的で、自分でベルトを替えて楽しむのに適した端正なもの。
ムーブメントは比較的新しい設計のようだが、残念ながら秒針を止めることができない。

機械的でクールな外観を生かすべく、組み合わせるベルトの選定には悩んだ。
同じ寒色系のブルーを選び、意表をついて生き物の肌の質感を加えることで、独特の無機質な雰囲気を出すことに成功した。
モレラートのルノアールは、艶消しの表面仕上げがとても良くて、すべての色を揃えたくなるような、革フェチとしてそそられるもののあるベルトである(笑)
細めでクラシカルなアウトラインも僕の好みで、ベルトだけ額に入れて飾っておきたくなる(笑)
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